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ジェームズ・マカヴォイ、今も収入が入る唯一の映画を告白

  • 2026.10.21

ハロウィンの季節になると見返したくなるホラー映画。その代表作のひとつに、思わぬ“おまけ”があった。俳優のジェームズ・マカヴォイが、数ある出演作のなかで、いまも安定して二次使用料が入ってくるのはM・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』だけだと明かした。(フロントロウ編集部)

「郵送代のほうが高い小切手」も

ハリウッドの俳優には、出演作がテレビ放送や配信、ソフト化などで二次利用された際に、レジデュアルと呼ばれる報酬が支払われる仕組みがある。とはいえ、その金額は作品によってまちまちだ。

ジェームズは人気ポッドキャスト「Happy Sad Confused」で、「ときには数百ポンドの小切手が届くこともあるし、25セントの小切手が届いて『これ、換金するより郵送するほうがお金がかかっているよね』って思うこともある」と、その実情をユーモアたっぷりに告白。そのうえで、「でも、本当に安定して支払われているのは『スプリット』だけ」と語った。

『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の若きプロフェッサーX役や、『つぐない』『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』などで知られるジェームズ。大作にも数多く出演してきたなかで、安定した二次使用料をもたらしているのが低予算ホラー映画だというのは意外かもしれない。

製作費は約600万ドル、公開初週末で大ヒット

2017年に米国で公開された『スプリット』で、ジェームズが演じたのは23もの人格を持つ男。彼に誘拐された3人の少女たちが、恐ろしい“24番目の人格”が目覚める前に脱出を試みるサイコスリラーで、アニャ・テイラー=ジョイ、ヘイリー・ルー・リチャードソン、ジェシカ・スーラが共演した。

ジェームズは「たしか600万ドル(約9億円)くらいで作られたんじゃないかな。宣伝に3,000万ドル使ったとしても、最初の週末で4,000万ドルを稼いだから、もう黒字だった。最初のレジデュアルの小切手は、公開初週末の終わりに届いたんだ。とんでもないよね」と振り返った。米Varietyによると、同作の興行収入は北米で約1億3,829万ドル、全世界では約2億7,845万ドル(約420億円)にのぼった。

シャマラン監督から学んだ「準備」

ジェームズは、シャマラン監督と組んだ経験についても言及。「たくさんの監督から意識的にも無意識的にも学んできたけれど、彼から学んだのは“準備”の大切さ」と語り、『スプリット』と続編『ミスター・ガラス』を限られた予算で完成させた監督の手腕をたたえた。徹底的に準備し、それをスタッフと共有することで、限られた撮影時間を最大限に活用していたという。

ちなみにジェームズは先日、別のポッドキャストで、『ミスター・ガラス』の撮影前に医療処置のミスによって命を落としかけたことも明かしたばかり。今年のハロウィンは、そんな舞台裏を思い浮かべながら『スプリット』を見返してみるのもいいかもしれない。

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