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塩貝健人が19歳でオランダ移籍を決断した裏話、代理人が明かす 「生涯年収を稼げると、彼は慶應大でエリートだったので…」

  • 2026.10.20

日本代表として今夏のワールドカップに出場した塩貝健人。

慶應義塾大学出身でもある21歳の快足アタッカーだ(現在は休学中)。

大学在学中の横浜F・マリノスへの特別指定を経て、19歳だった2024年夏にオランダ1部NECへ移籍すると、スーパーサブとしてブレイク。今年1月に950万ユーロ(約16億円)でドイツのヴォルフスブルクへ移籍した。

塩貝、小川航基(現町田ゼルビア)、佐野航大(現PSV)が所属していたNECのテクニカルディレクターであるカルロス・アルベルスは、日本人選手を重用してきた人物。フローニンゲンで堂安律、AZで菅原由勢、NECでは佐野や小川、塩貝、ファンウェルメスケルケン際の獲得にかかわった。

そうしたなか、塩貝や菅原の代理人を務める龍後昌弥氏がテレビ東京の『FOOT BRAIN』に出演。塩貝がオランダ移籍を選んだ裏話を明かしていた。

「いろんな移籍がありますけど、その塩貝選手もクライアントのひとりで。

塩貝選手が慶應大学に所属しながらマリノスで特別指定で(試合に)出ていて、 1つ目のヨーロッパに行くっていうところでNECっていうチームに行ったんですけど、その移籍はすごい印象のある移籍。

塩貝選手がU-19、トゥーロン国際大会ですごい活躍して、イタリアからハットトリックして、あいつは誰だみたいになって。

もともとはドイツのクラブから欲しいっていう話があったんですね。

僕、(塩貝)本人と面識なくて、たまたま縁があって繋がって、こういう話があるんだけどって言ったら、興味があるって。

ドイツのクラブと話してる時に、(塩貝は)興味あります、でも、今マリノスでプロになることもひとつの選択肢としてあってとかって言っていて。

僕が仲のいいクラブとか話してたら、オランダのクラブはその話をした90分後ぐらいにもうオファーを出してきて。

オランダって最低年俸があって、20歳未満の選手でも欧州外の選手は年俸5000万円払わなきゃいけないですよ。

21歳以上だと倍なんで億を超えますね。20歳の時に5000万以上あって、4年契約だったんで、生涯年収を稼げると。

彼は慶應大でエリートだったんで、その選択肢を考えた時に、本当に3日寝ずくらいに悩んでたんじゃないですか。

(慶應大ソッカー部の?)監督も推してくれたし、勝負しようっていうのを思って、行きますと。

あとは小川選手と佐野航大選手がもうオランダのチームにいたんですよ。

菅原選手がオランダ行った時のスカウト部長が(NECの)GMで、日本人とすごい馴染みがあって。

小川選手とか佐野選手に聞いても、いいチームだよって言うし、菅原選手に聞いてみたらって言ったら、俺も同じ19歳の時に(オランダに)行ったけど、行ってよかったし、人生変わったよって…」

2024年夏時点で塩貝にはドイツからもオファーがあったそう。

ただ、悩んだ末に、最低年俸5000万円が保証され、生涯年収を確保できるオランダを選ぶことにしたようだ。

オランダ紙『VI』によれば、今季からオランダ1部エールディビジではEU圏外選手の最低年俸が過去最高となる63万ユーロ(約1.1億円)に引き上げられたそう。

1995年以降、EU域外選手がオランダでプレーするためには一定の要件を満たさなければならない代わりに給与を国内選手の平均年俸の約1.5倍にすることで合意が形成された。EU圏外選手の最低年俸は40万ユーロ、53万ユーロ、60.8万ユーロと年々上昇している。

18歳~20歳の選手は平均年俸の75%が上限となり、今季からは31.5万ユーロ(約5600万円)ほどになった。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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