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「目が開かない…」疲れ目だと思った違和感が数時間で悪化。眼科で告げられた診断は【医師解説あり】

  • 2026.10.20

仕事終わりに目の違和感を覚えた私。数時間後、目はみるみる腫れ上がり、ついには開けることもできない状態になりました。さらに、数日後には同居する両親にも同じような症状が現れ、家族全体に影響が及んだのです。 【医師解説あり】

軽い違和感がすべての始まり

仕事を終えた帰り道、目に異物感があり、白目が赤くなっていることに気付きました。仕事が忙しかったため、「パソコンの見過ぎかな」と軽く考え、ドラッグストアで市販の疲れ目対策用の目薬を購入しました。ところが、その約1時間後、症状に変化が現れました。

白く粘り気のある目やにが次々と出るようになり、明らかにいつもと違う状態になりました。「何かおかしい」と感じながらも、その時点ではまだ、事態の深刻さを理解していませんでした。

数時間で目が開かないほど悪化

その後、症状は数時間で急激に悪化しました。目やには増え続け、充血やまぶたの腫れが一気に進み、ついには目を開けられない状態になりました。翌朝にはまぶたがさらに腫れ、目をほとんど開けられない状態になりました。

すぐに眼科を受診したところ、アデノウイルスによる結膜炎と診断されました。医師によると、アデノウイルスは目や喉などに感染し、結膜炎や喉の痛み、発熱などを引き起こすこともあるとのこと。私の場合、喉の症状は軽く、眼科から処方された点眼薬を使いながら経過を見ることになりました。

それでも、短時間で症状が悪化したことには本当に驚かされました。目を開けることが難しく、周囲への感染を避ける必要もあったため、その日は仕事を休み、予定外の有給休暇を取ることになりました。

感染力の強さと家族への影響

「アデノウイルスは感染力がとても強い」と医師から言われました。私は医師の指示に従い、両親にうつさないように手洗いを徹底し、タオルを共有しないなど、できる限りの対策を取りました。

しかし数日後、両親にも同じような症状が現れました。結果的に家庭内感染となってしまいました。アデノウイルス感染症は子どもに多いというイメージがあったのですが、わが家には小さな子どもはおらず、感染経路は不明でした。それでも、大人でも感染することがあるのだと実感しました。

まとめ

今回の経験から、「いつもと違う」という小さな異変を見逃さないことの大切さを実感しました。最初に現れた目の異物感や充血を「単なる疲れ目」だと軽く見てしまったのですが、実際には症状は短期間で大きく変化してしまいました。違和感を覚えたら無理をせず、早めに対処することの大切さを学びました。

医師による解説:アデノウイルス性結膜炎とは

アデノウイルスによる結膜炎には、流行性角結膜炎や咽頭結膜熱などがあり、症状の現れ方は異なります。充血や目やに、まぶたの腫れが急に強まることがあります。感染力が強いため、家庭内での接触感染にも注意が必要です。

症状の広がりと受診の目安

アデノウイルスによる結膜炎のうち、流行性角結膜炎では、片目から症状が始まり、数日後に反対の目にも広がることがあります。また、炎症が角膜に及ぶと、まぶしさや目のかすみ、見えにくさなどが現れ、回復までに時間がかかる場合もあります。

症状だけでほかの結膜炎と見分けることは難しいため、強い充血や大量の目やに、目の痛み、見えにくさなどがある場合は、早めに眼科を受診することが大切です。

目の症状が急速に悪化することも

アデノウイルス性結膜炎では、初めは軽い違和感でも、その後、充血や目やに、まぶたの腫れなどの症状が強まる場合があります。急な変化が見られたときは自己判断で様子を見続けず、眼科を受診することが大切です。

家庭内での接触感染を防ぐ注意点

ウイルスの付いた手指やタオルなどを介して、家族に感染が広がることがあります。こまめに手を洗い、目を触らないようにするほか、タオルなど顔に触れるものを共有しないことが重要です。対策をしていても感染を完全に防げない場合があります。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:田辺直樹先生(田辺眼科クリニック院長)

著者:おやまけいこ/40代女性。18年間事務職として働いた後、結婚を機に転勤族の夫とともに全国各地で暮らすように。現在は、場所を選ばずできる在宅ワークを中心に活動している。趣味はランニングやジムなど体を動かすことと、図書館でゆっくり本を読むこと。

イラスト:sawawa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 田辺直樹先生

田辺眼科クリニック院長。日本眼科学会認定専門医。札幌医科大学医学部卒業。名鉄病院、名古屋大学、知多市民病院で眼科医員、公立学校共済組合 東海中央病院で眼科医長を務めたのち、2004年に地元愛知県名古屋市にて、田辺眼科クリニックを開院。子どもからお年寄りまで幅広い目の悩みに対するきめ細かいケアに定評がある。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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