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マットリップで縦ジワが目立つ?プロが教える、なめらかな唇に仕上げるコツ

  • 2026.10.19

この秋は、ティントやバームに加え、しっかり発色する濃い口紅にも再び注目が集まっている。でも、マットな口紅を久しぶりに塗ってみたら、唇の縦ジワがくっきり浮き出て、なんだか老けて見える……。そんな悩みに応える、保湿や塗り方のコツとは? 皮膚科医とメイクアップアーティストのアドバイスをご紹介。(フロントロウ編集部

マットリップで縦ジワが目立つのはなぜ?

そもそも唇は、ほかの部位にくらべて乾燥しやすい。米カリフォルニア州サンタバーバラを拠点とする皮膚科医のチャン医師は、米Glamourで、唇は皮膚が薄く、皮脂腺もないため、乾燥の影響を受けやすいと説明。寒さや風も、唇の荒れにつながるという。

さらに、乾燥感の強いマットな口紅は、唇の乾いた部分に付着したり、細かなシワやひび割れに入り込んだりして、凹凸を強調することがある。

なめらかな仕上がりを目指すなら、まずは唇のコンディションを整え、塗り方と口紅の質感を見直そう。

縦ジワ対策1:保湿は前夜から、荒れている日は角質ケアを控えて

メイクアップアーティストのベンジャミン・パッキーがすすめるのは、寝る前にリップバームで保湿しておくこと。当日も、口紅の前にバームを塗り、少し時間をおいてなじませておきたい。

メイクアップアーティストのラン・グエン=グリーリスは、口紅を長もちさせるために、唇をなめらかに整えておくことを重視している。一方、チャン医師は、スクラブなどを使う複雑なケアは必要ないとしている。皮むけやひび割れがある日は、無理にこすったり皮をはがしたりせず、保湿を優先しよう。

バームを選ぶ際は、水分の蒸発を抑えるワセリンなどの成分と、水分を引き寄せるグリセリンやヒアルロン酸などの成分に注目。ただし、両方が入っていなければ使えないということではない。米国皮膚科学会は、乾燥してひび割れた唇のケアに、白色ワセリンなどの軟膏もすすめている。

縦ジワ対策2:輪郭のにじみには、ライナーとパウダーを活用

唇の表面の縦ジワとは別に、口紅が輪郭の外側の細かなシワへにじむことも。この「フェザリング」対策として、ベンジャミンはライナーを引く前に、輪郭まわりへ少量のルースパウダーを押さえている。

リップライナーの引き方も参考になる。メイクアップアーティストのメアリー・フィリップスは、よく削ったペンシルを使い、口角から中心へ向かって、自然な輪郭に沿わせていくという。

米Vogueでは、ペプチドを配合したリップライナーも紹介されている。ただし、配合されているだけでシワ改善が保証されるわけではない。成分名だけに頼らず、引っかからずに描けるか、乾燥や刺激を感じないかなど、使い心地も確かめたい。

縦ジワ対策3:一度ティッシュで押さえ、必要なら色を重ねる

ランが紹介するのは、ライナーで輪郭をとり、内側も塗ってから、口紅を唇の中心から外側へ広げる方法。ティッシュで一度押さえ、さらに発色を強めたい場合にもう一度重ね、はみ出しを綿棒などで整える。

これは色の濃さや仕上がりを調整する手順で、必ず2回塗る必要があるという意味ではない。使う口紅や唇の状態に合わせて、重ねる量を調整しよう。

やわらかくぼかした仕上がりが好みなら、指で軽く叩き込むように塗る方法もある。輪郭をくっきり仕上げるか、ふんわり見せるかでも、印象は変わってくる。

乾燥感の強いマットが合わないなら、サテン仕上げも

保湿や塗り方を工夫しても縦ジワが気になるなら、口紅の質感を見直すのもひとつの方法。

メイクアップアーティストのアンディ・エラービーは、細かなシワが気になる唇には、乾ききるようなマットな質感を避け、サテン仕上げを選ぶことをすすめている。

濃い色の口紅でも、必ずしも強いマット感を選ぶ必要はない。ほどよいツヤやなめらかさを感じる質感なら、鮮やかな色を楽しみながら、唇の凹凸が気になりにくい仕上がりを目指せそう。

マットリップをきれいに仕上げるコツを参考にしつつ、その日の唇に合う塗り方と質感を選んでみて。

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