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「融通が利かないな!」ドラッグストアで順番を無視した男性客。ほかの客が会計を終えるなか、最後に取った行動

  • 2026.10.17
「融通が利かないな!」ドラッグストアで順番を無視した男性客。ほかの客が会計を終えるなか、最後に取った行動

列を無視してレジに割り込んだ男性客

夕方、仕事帰りに近所のドラッグストアへ寄ったときのことです。

店内は買い物客で混み合っていました。レジは2台ありましたが、開いているのは1台だけ。会計を待つ列は、隣の閉まっているレジの前まで伸びていました。

私は洗剤をかごに入れ、列の最後尾に並びました。

会計を担当していたのは、まだ仕事に慣れていない様子の若い女性店員さんです。少し緊張した表情で、一人ひとり丁寧に対応していました。

前のお客さんの会計が終わったときです。

突然、中年の男性が列の横をすり抜け、商品を手にレジの正面へ出てきました。

店員さんは驚いた様子でしたが、すぐに声をかけました。

「あの、すみません。皆さん並んでいらっしゃるので、最後尾にお願いできますか」

すると男性は腕時計を見て、露骨に顔をしかめました。

「急いでるんだよ!これだけなんだから、先にやってくれよ!」

「申し訳ありません。でも、順番にご案内しているので……」

「だから急いでるって言ってるだろ! 融通が利かないな!」

男性の大声に、店員さんは肩をびくっとさせました。

レジの前から男性が動かないため、会計も止まってしまいました。並んでいる私たちも、困惑したまま様子を見守っていました。

駆けつけた店長が男性客に伝えたこと

そこへ、奥から制服姿の男性の店長が駆けつけました。

「どうされましたか?」

店長が声をかけると、男性は待っていたかのように不満をぶつけました。

「こっちは急いでるのに、会計してくれないんだよ!」

店長は女性店員さんにも状況を確認すると、落ち着いた声で男性に伝えました。

「お急ぎのところ申し訳ありません。ただ、先にお並びのお客様がいらっしゃいますので、順番にお願いできますか」

「なんだよ、店長まで!客に向かってその態度か!」

「申し訳ありませんが、順番を変えることはできません。それから、店員に大きな声を出すのはお控えください」

男性は何か言い返そうとしていましたが、店長は続けました。

「ほかのお客様もお待ちですので、いったんレジの前を空けていただけますか」

男性は不満そうに舌打ちすると、商品を持ったままレジの脇へ移動しました。

店長は女性店員さんに小さく声をかけ、店員さんがうなずいたのを確認すると、隣のレジへ向かいました。

「お待たせいたしました。こちらでもお会計を承ります」

店長がもう一台のレジを開けたことで、止まっていた列が動き始めました。

女性店員さんも会計を再開し、並んでいたお客さんたちが次々と会計を済ませていきます。

一方、男性は列に並び直そうとはせず、レジの脇で不満そうな顔をしていました。

やがて私の番になり、店長が会計をしてくれました。

「お待たせして申し訳ありません」

「いえ、大丈夫です」

私が袋を受け取ったとき、男性がふと周囲を見回しました。

先ほどまで長く伸びていた列は、すっかりなくなっていました。

ほかのお客さんは次々と会計を済ませているのに、急いでいたはずの男性だけが、まだ商品を手にしています。

男性はしばらくレジのほうを見ていましたが、やがて商品をレジ台に置き、何も買わずに店を出ていきました。

店長は私の会計を終えると、女性店員さんのそばへ向かい、何か声をかけていました。

店員さんは目元をぬぐい、小さくうなずいています。

そして次のお客さんに向かって、いつもの接客の声に戻りました。

「いらっしゃいませ。お次の方、どうぞ」

私はその声を聞きながら店を出ました。

急いでいるからといって割り込んでも、結局は自分の会計ができないまま終わってしまう。そんな男性の姿が、帰り道も印象に残っていました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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