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フジ山崎夕貴アナ「周りの早期英語熱に驚愕!」それでもわが家が「焦らない」と決めた理由

  • 2026.10.17

「5歳で英検3級合格」「バイリンガル教育」など、早期英語教育の過熱ぶりに圧倒されてしまう親は少なくありません。フジテレビアナウンサーの山崎夕貴さんも、周囲の熱気を見るたびに「自分はダメな親なのかな」とちょっぴり焦りを感じていたそう。しかし、自身の経験から辿り着いたのは、大人が先回りするのをやめ「本人のやりたい気持ち」を信じて待つこと。周囲に流されない“向き合い方”とは――。

早いうちからやらせなくていい! わが家が選んだマイペースな距離感

今って本当に、子どもの英語教育に対する世間の意識が高いですよね。「5歳で英検3級や2級を取った」という教育熱心な知り合いの話を聞くだけで、正直「みんな本当にすごいな……」と圧倒されてしまいます。小さいうちから聞き流し教材を取り入れたり、バイリンガルを目指して環境を整えたりしている親御さんを見るたびに、「私、完全に目を背けてきたな……ダメな親なのかな」と、ちょっぴり焦ってしまうこともありました。それに比べて、わが家の英語環境といったら、日常的に観ているYouTubeと保育園くらい。園に外国人の先生がいるのですが、登園するとネイティブな発音で「Good morning!」と元気に声をかけてくれるんです。息子が意味を分かっているのかは正直謎ですが、とりあえず元気いっぱいに「グー!」と返していて。「……それ、通じているの!?」と毎朝心の中でツッコミを入れつつ、温かく見守っています。思えば、ずいぶん前から家で謎の鼻歌をずっと歌っていたんですよね。1年以上経って、息子の発音が聞き取れるようになってから、「あ、これ保育園で習った英語の歌だったんだ!」とようやく気づいてびっくりしました。子どもの吸収力って、本当に油断ならないですね。もちろん、英語は使えたほうが絶対に仕事の幅も広がるし、将来の選択肢も増えると思います。でも、わが家は「小学生のうちは、無理にペラペラにならなくてもいいかな」と、あえて一歩引いて、マイペースに構えています。

センター英語ほぼ満点でも、ロンドンで撃沈した私

なぜそこまで大らかに構えているかというと、私自身の苦い経験があるからなんです。実は私、学生時代は英語の先生になりたい時期があって、センター試験の英語はほぼ満点を取るくらい得意科目だったんです。でも、私の学んできた英語って、あくまで「ペーパーテスト用の文法とロジック」だったんですよね。日本の先生に教わって文字で丸暗記した発音と、本物のネイティブの発音があまりに違いすぎて、リスニングは大の苦手でした。育休中にロンドンに滞在したときも、現地の会話にはまったく歯が立たず、結局ずっとAI翻訳頼り。「テストでいくら高得点を取っても、話せるようになるわけじゃない。そもそも使わなければ全部忘れてしまうんだ」と痛感したんです。だからこそ、子どもに英語を学ばせるなら、机上の詰め込みではなく「本当に使える英語」であってほしいなと思うんです。私の周りでも、中学や高校、大学から留学して、後からペラペラになった友人がたくさんいます。本人の「学びたい」「海外へ行きたい」という明確な意思が芽生えたタイミングで全力で応援してあげれば、そこからでも十分に間に合うんじゃないかなと思っています。

そもそも、英語よりもまずは日本語を!

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英語の心配をする前に、今の息子はまず「日本語」と絶賛格闘中。「~してくれない?」と言いたい場面で「~してあげる!」と言ったり、「昨日」「今日」「さっき」の時間の感覚がめちゃくちゃに混ざっていたりするんですよね。以前はアナウンサーという職業柄、気になってその都度直していた時期もありました。でも最近は、「せっかく楽しそうに話しているのに、全部訂正されたら嫌になっちゃうよな」と思い直して。本人が楽しそうに一生懸命話してくれているのだから、もう目をつぶって、温かく見守ることにしたんです。そのうち成長すれば、自然と分かるようになるはずですからね。……ただ、どうしても気になって訂正しちゃうのが、イントネーションなんです(笑)。夫は新潟出身なので、息子に話しかけるときにアクセントが微妙に訛っていることがあるんですよね。一般の方なら絶対に気にならないようなほんのわずかな違いなんですが、アナウンサーとしての血が騒ぐというか、ソワソワしてしまって。「そこは、こうだよ」と、伝えるようにしています。

親がレールを敷くより「好奇心の芽」を待つ

最近はAI翻訳の精度も驚くほど高くなり、ツールに頼れば一瞬で英語の文章が作れる時代です。それでも「英語教育」がなくならないのは、自分の言葉で直接人と心を通わせること自体に、何ものにも代えがたい魅力があるからこそだと思います。いつか息子が大きくなって、「海外に興味がある」「留学したい」と言い出したら、その時は親として惜しみなくサポートしてあげたい。親が先回りしてレールを敷くのではなく、息子の好奇心の芽を信じて待ちたいと思っています。周りの熱気に焦りそうになることもありますが、今のわが家が一番大切にしたいのは、「限られたこの幼少期に、息子と一緒に笑顔で楽しく過ごす時間」。その土台があれば、これからの成長もきっと大丈夫だと信じています。山崎夕貴

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www.youtube.com▼連載一覧はこちらフジテレビアナウンサー山崎夕貴の「ポップな日々」【Profile】山崎夕貴1987年生まれ。岡山県出身。フジテレビアナウンサー。2012年より『ノンストップ!』、その後『とくダネ!』のMCを務め、朝の帯の情報番組を約9年続ける。昨年は情報&Lifeエンターテインメント番組『ポップUP!』の進行MCを務めた。2023年2月から『Mr.サンデー』MCを担当。2018年、芸人・おばたのお兄さんと結婚、2023年8月に第一子を出産。※山崎さんの「崎」は正しくは「たつさき」撮影/水野昭子 スタイリスト/奥崎千裕 取材・文・構成/岩崎幸

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