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MYAF2026をレポート!ELLEコラボブースでは、特別アートワークショップも開催【myELLEイベント】

  • 2026.10.16
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東京・天王洲運河一帯で、2026年10月9日(金)から12日(月・祝)まで開催された「MEET YOUR ART FESTIVAL 2026(MYAF 2026)」。5周年を迎えた今年は、国内外から150組以上のアーティストが参加し、来場者数は昨年の5万人を上回る6万人以上を記録した。アートエキシビションやアートフェア、ライブパフォーマンス、マーケットなど、アートと多彩なカルチャーが交差するイベントは大盛況となった。

自分を見つめる、コラージュ制作ワークショップ

MYAF× ELLEコラボブースでは、レア・エンベリさんの作品「Venus」シリーズを展示。AIが生成する「美しさ」の固定概念をコラージュで壊し、新たな美や女性像を問い直している。 SATOSHI TAMURA

10月12日、MYAF×ELLEコラボブースでは、 セルビア人アーティストのレア・エンベリさん(東京藝術大学大学院修士課程修了)と一緒に、myELLEメンバー限定で、コラージュを制作するワークショップを開催。レアさんの技法「アイデンティティ・コラージュ」を取り入れて、参加者はそれぞれ持ち寄った思い入れのある紙類や、レアさんが用意したアイコニックな看板やビーナス像の写真を、思い思いに切り貼り。

「アイデンティティは、本当にコラージュそのものなんです」と説明するレアさん。 「人間にはいろいろな側面があります。これが好きな自分、あれが好きな自分…その全ての組み合わせで自分ができている。そしてそれは変わり続ける。私自身がコラージュなんです」。

「テキパキ切って、どうやって重ねるかをじっくりと考えましょう」と参加者にアドバイス。参加者のなかには、既にレアさんの作品をコレクションしている方も。 SATOSHI TAMURA

どれをどう重ねようか、紙を選びながら迷う参加者には、「ぜひ楽しんで!」と声をかけるレアさん。「かっこいいものを作ろうとか、人からどう思われるかとか、そういうものはいったん忘れて、自分自身が楽しむことがいちばん大切です」とアドバイス。

参加者同士で持ち寄った紙をシェアしたり、好きな紙を選び、重ね、切り貼りする作業に没頭するうち、あっという間に30分以上が経過。完成した作品を前に、参加者からは「楽しかった」という声が上がり、笑顔がこぼれた。

人それぞれ、全く異なる色合いを選択。不思議と、当日のファッションと色がリンクするような人も多かった。 SATOSHI TAMURA
SATOSHI TAMURA

「数十年ぶりの工作だったが、楽しかった。童心に還るような気持ちで夢中になった」
「普段アートは鑑賞したり、購入するものとして接してきたが、こうしてアーティストの制作視点を体験してみると、見え方が変わってくる。アーティストの気持ちをもう一歩深く、想像できるようになった気がする」
「選び取る写真。異なる素材。彩。切り取った箇所。付け足す。削ぎ落とし。そして出来上がった構図。誰のものでもない。自分だけの世界。自分そのものかもしれない。とあらためて体感した」

レアさんは、皆の感想に何度も頷きながら、「皆さんの作業や、作品を観ていると私も楽しくなりました」と嬉しそう。自分の内面を見つめながら手を動かし、思いがけない表現に出合う。創ることを通して、アートとの向き合い方や自分自身へのまなざしが変わっていく――そんな心豊かなひとときとなった。

ELLEコラボブースは「IN-BETWEEN THE LINES 私たちの新しい眼差し」をテーマに、レア・エンベリさん、山本彩香さん、キム・ジンヒさんの作品を展示。作品はELLE SHOPでも購入可能 SATOSHI TAMURA



五感を刺激するカルチャーの交差点――MYAF2026

全体を見渡して、今年はアートを「観る」だけでなく、香りやサウンドも含め、五感で体験するフェスティバルへと進化。フェスを象徴する企画展、森山未來さんがアーティスティックディレクターを務めたアートエキシビション「REFLUX たちのぼる兆し」では、音や光、パフォーマーの動き、空間に漂う気配が交錯し、観る者を作品の内部へと没入させていた。言葉になる前の感覚に触れ、未知の感性に出合う。そんな刺激と体験こそ、MYAFならではの醍醐味だと確信する4日間だった。


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