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「そんなに気にすること?」買わない商品を適当な棚に置く女性客。だが、若い店員が静かに伝えた一言

  • 2026.10.17

商品を次々と違う棚に置く女性客

ある日の昼ごろ、私はドラッグストアで買い物をしていました。

洗剤とシャンプーの棚が並ぶ通路を歩いていると、ひとりの女性客の行動が目に留まりました。

女性は商品を手に取って眺めると、元の場所には戻さず、近くの棚に置いていくのです。

洗剤の棚にはお菓子の袋を、シャンプーの棚には歯磨き粉の箱を置いていました。

最初はうっかり間違えたのかと思いました。ところが、女性はその後も同じように、手に取った商品を適当な場所に置いていきます。

すぐ近くでは、エプロン姿の若い女性店員が品出しをしていました。

店員さんが作業している横でも、女性客はまったく気にする様子がありません。

さらに、通路の真ん中に立ち止まったまま商品を眺めていたため、後ろから来た年配の男性は棚に体を寄せて、何とか横を通り抜けていきました。

私は少し離れた場所から見ていましたが、さすがに気になってしまいました。

商品を買わないのは自由です。

でも、手に取ったものを元の場所に戻すのは、当たり前のことではないでしょうか。

すると、シャンプーの棚に歯磨き粉の箱を置いた女性客に、近くで品出しをしていた店員さんが声をかけました。

店員が静かに伝えた一言

「お客様、すみません。少しよろしいでしょうか」

突然声をかけられた女性客は、少し驚いた様子で振り返りました。

「え?何?」

店員さんは、シャンプーの棚に置かれた歯磨き粉の箱を見ながら、落ち着いた声で伝えました。

「商品は元の棚に戻していただけますか。戻す場所が分からないときは、私に渡してください」

女性客は一瞬、きょとんとした表情を浮かべました。

「えっ、そんなに気にすること?あとで店員さんが戻すんじゃないの?」

その言葉を聞いて、私は思わず耳を疑いました。

店員さんは表情を変えず、女性客の返事を待っていました。

少し気まずくなったのか、女性客は視線をそらしました。

「……分かったわよ」

そう言うと、シャンプーの棚に置いた歯磨き粉を手に取り、店員さんに渡しました。

店員さんは「ありがとうございます」と短く返し、商品を受け取りました。

女性客はそれ以上何も言わず、足早に通路を離れていきました。

その後、店員さんは洗剤の棚に残されていたお菓子の袋も手に取り、元の売り場へ戻していました。

目が合ったので私が小さく会釈をすると、店員さんも少し笑って会釈を返してくれました。

強く注意するわけでも、相手を責めるわけでもなく、必要なことをきちんと伝えた店員さん。

何気ない一言でしたが、その落ち着いた対応が印象に残りました。

自分が買わない商品だからといって、どこに置いてもいいわけではありません。お店では、次にその商品を探す人のことも考えたいものだと感じた出来事でした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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