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「心身共に疲弊し、疲労だけが蓄積」59歳無職男性、貯金100万円。認知症の親を1人で介護する実家暮らし

  • 2026.10.17
離婚後に実家へ戻り、年月を経て高齢となった親の介護を担うことになる人もいます。今回は、佐賀県佐賀市に住む59歳男性のエピソードを紹介します。
離婚後に実家へ戻り、年月を経て高齢となった親の介護を担うことになる人もいます。今回は、佐賀県佐賀市に住む59歳男性のエピソードを紹介します。

離婚後に実家へ戻り、年月を経て高齢となった親の介護を担うことになる人もいます。

All About ニュース編集部は、2026年9月18日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、佐賀県佐賀市在住・59歳男性のエピソードを紹介します。

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:59歳男性
職業:無職
在住:佐賀県佐賀市
家族構成:親1人、子ども1人(自分)
世帯年収:親90万円、自分10万円
実家の間取り:一軒家4LDK

毎月の生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:1万円
交際費:0円
毎月のお小遣い:0円
毎月の貯金額:0円
貯金総額:100万円

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳男性の1カ月の平均消費支出は18万7902円です。そのうち、住居費の平均は2万6605円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万1297円が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「出る予定はないが、一人になったら出なくてはいけないかもしれない」と話しました。

「実家暮らしを受け入れざるを得ない」

実家暮らしを選んでいる理由を尋ねると「一旦は実家を離れていたものの、離婚後に実家へ戻り、時間の経過と共に高齢者となった親の介護にあたる必要性から、実家暮らしが継続しています」と回答。

さらに「自分の身体的な状況や家族との関係性から、実家暮らしを受け入れざるを得ないためです」と話してくれました。

「心身共に疲弊し、疲労だけが蓄積されています」

実家暮らしで苦労していることを尋ねると、「認知症を抱える親の介護に時間が拘束されて、施設に預けられる時間での自由な行動が取れないのが、最も苦労していることです」といいます。

続けて「しかも、突発的な病気や怪我にも、1人で対応せざるを得ない状況に、心身共に疲弊し、疲労だけが蓄積されています」と、1人で介護を担う過酷さを明かしてくれました。

お金に関する悩みでは「安定した収入を得る職に就くことが難しく、今の生活を維持することでも精一杯で、将来を想起できる余裕がありません」と続け、家計の事情を吐露。

安定した収入の見通しが立たないなか、認知症の親の介護を1人で担い続ける日々。心身の負担が積み重なる、介護と暮らしの厳しい現実がうかがえます。

※回答者のコメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません

文:All About ニュース編集部

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