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負傷に苦しんだ宇野禅斗、5連敗クラブの“最後のカード”に?ホームデビュー前に「信頼に答えたい」

  • 2026.10.16

ボルシアMGに所属する日本人MF宇野禅斗が、ついにホームスタジアムでのデビューを飾ろうとしているようだ。

今夏清水エスパルスからボルシアMGへと加入した22歳の宇野。しかしまもなく筋肉系の負傷で離脱。することになり、新天地でアピールする機会をなかなか得られず「悪夢」のようなスタートとなった。

しかし、この離脱した時間でドイツでの生活に適応することができ、12日に行われたケルンとのダービーでついにトップチーム初出場を果たした。

途中出場でブンデスリーガデビューを果たし、およそ22分間プレー。投入直前にチームが失点する難しい展開だったものの、中盤で運動量や対人能力を発揮した。ドイツの現地メディア『Bild』もそのパフォーマンスを高く評価している。そして19日のホッフェンハイム戦では、早くも先発デビューする可能性も指摘されている。

『Bild』は宇野を、アレクサンダー・ブレッシン新監督にとって「最後のカード」と表現している。経験豊富なMFケヴィン・シュテーガーがケルン戦でメンバー外となった反面、宇野が中盤の新たな選択肢として一気に存在感を高めているという。

宇野自身も、クラブ公式サイトで指揮官への感謝を口にしている。

「監督はよく僕と話してくれますし、たくさんコミュニケーションを取ってくれています。すごく助けてもらっています。チームが難しい状況にあるなかでプレーする機会を与えてくれたということは、監督が僕を信頼してくれているということ。その信頼に応えたいです。

僕はデュエルが好きですし、たくさん走るタイプの選手です。守備で働くこともできますし、セカンドボールを拾ったり、対人で戦ったりすることもできます。それは監督が求めているものに合っていると思います。ただ、攻撃面ではもっと成長したいです。もっとゴールに絡んで、得点やアシストを増やしたいと思っています」

ブレッシン監督が追求しているコンパクトかつ前向きにボールを奪いにいくスタイルは、宇野の特徴とかなり合っているという。

ただ、チームは現在ブンデスリーガで5連敗と苦しい状況にあり、得失点も7得点18失点。さらに次節のホッフェンハイム戦は下位に沈むチーム同士の重要な一戦だ。負傷によって出遅れた宇野が、そこで苦境のボルシアMGを救うヒーローになれるだろうか。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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