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『シャン・チー』シム・リウが結婚!南仏の古城で豪華挙式

  • 2026.10.16

映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で知られるシム・リウが、現地時間10月3日にアリソン・スーとフランスで結婚式を挙げた。舞台となったのは、南仏プロヴァンスにある17世紀のシャトー。米Vogueが独占公開した結婚式の詳細からは、花嫁が3日間で何着ものドレスを披露したことや、新郎が「理屈では説明できない」と振り返った特別な瞬間が明らかになった。(フロントロウ編集部)

2人が出会ったのは2022年、共通の友人が7月4日の米独立記念日に開いたバーベキューパーティーだった。アリソンは大手レコード会社インタースコープ・レコードでデジタルマーケティング部門のバイスプレジデントを務めている。約3年の交際を経て、シムは2025年5月10日、パリのシャングリ・ラ ホテルの屋上でプロポーズ。弦楽四重奏を用意し、彼女の親しい友人や家族をひそかにパリへ招くサプライズを仕掛けた。米E! Newsによると、交際初期の2人にとってテイラー・スウィフトの音楽が大きな存在だったことから、シムはテイラーのチームに連絡し、アリソンへの祝福動画を依頼。2日後にはテイラー本人からのメッセージが届いたという。2人の結婚は10月5日に米TMZが報じていた。

挙式のドレスに込めた家族のルーツ

挙式で花嫁が身にまとったのは、台湾出身のニコールとフェリシアのチャン姉妹が手がけるブランド、ニコール+フェリシア(Nicole + Felicia)のドレス。アリソンの両親は台湾で生まれ育ち、台北の大学で出会ったという。

「台湾出身の才能あふれる姉妹デュオがデザインしたドレスを結婚式の日に着られたことは、家族に敬意を表すための完璧な方法だと感じました」とアリソンは振り返る。ドレスに込められた意味を伝えると、両親と姉妹も感動したそうだ。長いカテドラルベールを合わせ、父親と腕を組んでバージンロードを歩いた。

新郎のシムも、自身のルーツを衣装に反映させた。アジア系カナダ人が創業したテーラー、ギャリソン・ビスポーク(Garrison Bespoke)でタキシードをオーダー。挙式では「サムシング・ボロード(借りたもの)」としてお気に入りのヴェルサーチェのジャケットを羽織り、披露宴ではギャリソン・ビスポークのジャケットに着替えた。

3日間で披露した6着のドレス

花嫁が披露したのは、挙式用のドレスだけではなかった。木曜夜のリハーサルディナーでは、ロゼット装飾とプリーツスカートが印象的なアレクシス(Alexis)のドレスに、ジョナサン・アンダーソンによるディオールの2026年秋コレクションから、睡蓮をモチーフにした「レディ ディオール」を合わせた。

翌日のウェルカムパーティーでは、全面にビーズをあしらったジョルジュ・ホベイカ(Georges Hobeika)のドレスを選んだ。結婚式の衣装を探し始めて最初に出会った1着で、「見た瞬間に、これなしでは生きられないと思うほど魅了されたドレスでした」と語っている。

結婚式当日には、さらに複数の衣装を披露。披露宴ではダニエル・フランケル(Danielle Frankel)の「Lua」をカスタマイズした、すっきりとしたコラムシルエットのドレスに着替え、ディナーからケーキカット、ファーストダンスまでをこの1着で過ごした。アフターパーティーでは、ロージー・エティエンヌ(Rosie Etienne)とガリア・ラハヴ(Galia Lahav)の手刺繍ビーズをあしらったミニドレスを順番に着用し、ダンスフロアで夜を締めくくった。

雨が止み、ウディ・ハレルソンが詩を朗読

土曜日の挙式は午後5時半から、シャトー・デストゥブロン(Château d’Estoublon)で執り行われた。午後は雨が降ったりやんだりする天候で、入場が始まってもゲストは傘を差したまま。ところが、花嫁が姿を見せた瞬間、雨がぴたりとやんだという。

シムにとって、この雨は特別な意味を持っていた。2021年に新型コロナウイルス感染症で亡くなった祖父母は、彼が4歳半になるまで中国で育ててくれた存在だった。式の直前、両親が席に着いたタイミングで小雨が降ったことに触れ、「私たちの理解を超えた何かが存在すると、これまでで一番強く確信した瞬間でした」と明かした。誓いの言葉には当初盛り込んでいなかった祖父母への思いも、その場でアリソンに伝えずにはいられなかったそうだ。

司式は新郎の友人でグルームズマンを務めたジェイソン・Y・リーが担当し、俳優のウディ・ハレルソンが詩「Blessing of the Hands」を朗読した。前夜には、石灰岩の採石場跡を改装した没入型アート施設「キャリエール・デ・リュミエール」を貸し切ってウェルカムパーティーを開催。その後、ハレルソンらゲストがシャトーに戻り、約20人で人狼ゲームの一種「マフィア」に午前4時まで興じたというエピソードも明かされている。

披露宴では、抹茶とバニラを重ねたウェディングケーキが登場。ファーストダンスでは、友人のレネー・ラップがエタ・ジェイムズの「At Last」を歌い上げた。深夜1時には、友人で共演者でもあるベネディクト・ウォンが「DJオビ=ウォン」としてステージに登場し、パーティーは明け方近くまで続いた。

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