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AMIAYAが新ブランド「ジルシア」に込めた決意。育みたいのは“女性たちが輝ける場所”

  • 2026.10.16
Hearst Owned

東京のストリートから世界のファッションシーンへ。モデル、DJ、クリエイティブディレクターとして活動するAMIAYAが、自ら会社を設立し、「ジルシア(GltheaA)」を始動した。約15年にわたり「ジュエティ(jouetie)」を育ててきたふたりが、今、新たな一歩を踏み出す理由とは。変化していく環境、そして自分自身を受け入れながら、服づくりと働き方にたくす思いを聞いた。

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KAITO FUJISAWA

静岡県出身。双子のモデル・DJユニットAMIAYA(姉AYA、妹AMI)。アイコニックなファッションセンスで注目を集め、原宿系インフルエンサーから世界各国のファッションウィーク常連のスタイルアイコンへと飛躍。人気アパレルブランド「ジュエティ(jouetie)」のクリエイティブディレクターとして第一線で長年活躍。2026年には自身の新会社を設立し、クリエイティブ領域のさらなる拡張を目指して新ブランドをスタートさせるなど、クリエイター・起業家として進化を続けている。

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――独自のルックスとミックススタイルで、世界へと活動を広げてきたおふたり。今のスタイルはどのように生まれたのでしょうか。

AMI:情報発信源の主流が雑誌、ブログ、SNSと移り変わるなか、原点であるストリートスナップを軸に、自分たちの見せ方を常々考えてきました。転機は2017年。「ドルチェ&ガッバーナ」に招待された初のミラノから、本場のファッションや各国からのゲストを目にして、新鮮な刺激で胸がいっぱいになっている帰路でのことでした。機内で観たティム・バートン監督の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』に白い衣装の双子が登場したとき、「自分たちの強みはこれだ!」と確信したんです。

後で聞いたら、離れた席にいたAYAちゃんも偶然同じ作品を観て、同じことを感じていたみたいで。帰国後、髪もスタイリングも同じ双子ルックに挑戦しました。2019年には「グッチ」のショー会場でのスナップが海外メディアでバズったことも。自分たちのスタイルを貫いたことが、注目してもらえた理由だったのかなと思います。

数字や見せ方よりも、自分の信念を大切に

――SNSで情報を発信するうえで、大切にしていることは?

AYA:SNSは数字や見せ方に価値が向きやすく、本質が見えづらくなることもあります。だからこそ、自分たちが本当に好きなものや、大切だと感じるものを見失いたくない。ショーでも、華やかな場にいる自分ではなく、大好きなファッションの魅力を伝えたいんです。デザイナーが何を伝えようとしていて、私たちは何を感じたのかを意識して発信しています。トレンドや情報に飲み込まれず、自分の信念を持ち続けること。ものづくりに対しても同じアティチュードで、15年間続けてきた「ジュエティ」にも、これから始まる「ジルシア」にも、ファッションに載せて届けたい思いを込めています。

KAITO FUJISAWA

――今回「ジルシア」の立ち上げにあたって、自分たちの会社設立を決めたのはなぜでしょうか。

AYA:30代後半に差しかかって、これから続く自分の人生を考えたときに、どこに情熱や愛情を注いでいきたいのかをすごく考えたんです。大きな組織の1ブランドである「ジュエティ」で経験を重ねるなかで、これからは、何をつくり、どう届けるかまで、自分たちの意思で決めて責任を持って発信していきたいと思うようになりました。

AMI:恵まれた環境で服づくりに向き合ってこられたことは、「ジュエティ」の母体であるマークスタイラーに感謝すべきこと。そこでの経験があるからこそ、これから残したいもの、守りたいもの、愛を注ぎたいものを、自分たちの手で育てることに意味があると思ったんです。それから、長くブランドを続けるなかで、一番の財産は人とのつながりでした。信頼するスタッフとこれからも一緒に働いて、次のステップを一緒につくりたい。そんな思いも起業につながっています。

私たち自身のライフステージの変化も大きなきっかけです。出産を経験してから、家族との時間を大切にしながらキャリアを重ねることの難しさを実感しました。だからこそ自分たちで会社をつくり、働き方や生き方にも責任を持って、そのあり方を示していきたいと思ったんです。私たちが挑戦し続ける姿を通して、同じようにがんばる人たちの背中をそっと押せる存在になれたらうれしいです。

KAITO FUJISAWA

30代女性に対する固定概念を壊したい

AYA:私も今年結婚したんですけど、結婚した女性や30代の女性に対して、世の中には“そろそろ落ち着く頃”といった固定概念があると感じていて。私はそれを壊していきたいです。結婚しても、子どもが生まれて母親になっても、自分の好きなことを楽しんでいたい。 女性の働き方や生き方に対しても、もっと、向き合おうと思うようになりました。

――新ブランド「ジルシア」に込めた思いを教えてください。

AMI:「ジルシア」を通して、さまざまな経験を重ねて心身ともに変化する自分たちを受け入れながら前進する、主体性のある女性像を発信していきたいです。ブランド名は「Gold」と、ギリシャ語で女神を意味する「Thea」を掛け合わせたもの。コンセプトの「Stay Gold Within.」には、変わりゆく日々のなかでも、自分が大切にしたい思いや価値観を持ち続け、自分の意思で選び取って生きていきたいという思いを込めています。

GltheaA

ブランドで目指すのは、主体性のある女性像

――その等身大の感覚は、洋服のデザインにどう表れているのでしょう。

AYA:ブランドがイメージする年齢層は変わったとしても、「ジュエティ」で大切にしてきた、ヴィンテージやカジュアル、モード、ガーリーを自由にミックスするひとひねりのあるスタイルは、「ジルシア」でも変わりません。加えて、今の私たちが日常で気兼ねなく着られる実用性や着心地のよさも大切にしています。

GltheaA

例えばアウターなら、ボリュームがあっても軽く仕上げたり、オーバーシルエットでもバランスよく着こなせるよう短丈にしたり。「ジュエティ」を好きでいてくださった方にも気軽に手に取ってもらえるよう、価格帯にもこだわりました。

AMI:今回「ジルシア」と同時に、「サン(SaAn)」というライフスタイルブランドもローンチさせました。海外のさまざまな場所に出向き、さまざまな人たちと出会うなかで、日本の素晴らしさや魅力に気付きました。日本の手仕事に自分たちの感覚を取り入れて、お香や九谷焼のお香立てなど、デイリーに使えるものを発信していきたいと思っています。

SaAn

――会社経営者、ブランドディレクターとして、これからどんな未来を創造していきたいですか?

AYA:会社を始めて約3カ月。初めて直面することだらけで、毎日てんやわんやです。これから徐々に環境を整えていって、社員みんなが仕事とプライベートのバランスを保ちながら、仕事が楽しい、幸せだと感じられる環境が実現できれば最高ですね。

AMI:起業とブランドの始動は、私たちの人生において新たな一歩です。将来的には実店舗などリアルな場での展開も考えていますが、まずは私たちのメッセージが届けられるように「ジルシア」と「サン」を一歩一歩着実に、大切に育てていきたいです。

SaAn
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エッジィでドリーミーな世界観が魅力の新ブランド「ジルシア」。2026年10月16日(金)には、オンラインショップがオープン。10月17、18日には表参道でポップアップストアも開催! AMIAYAのこだわりが詰まった注目の新作をぜひチェックして!

GltheaA THE FIRST COLLECTION EXHIBITION & ORDER EVENT

日時/10月17日(土)11:00~20:00(最終入場受付/19:30)
10月18日(日)11:00~18:00(最終入場受付/17:30)
場所/
東京都渋谷区神宮前4-9-3 アカクラビル1F

text:SANA TAJIKA

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