1. トップ
  2. エピソード
  3. 私「弁償してください!」引越し業者「私たちの責任ではありません」え、壁と床に傷をつけたよね!?→防犯カメラを確認すると

私「弁償してください!」引越し業者「私たちの責任ではありません」え、壁と床に傷をつけたよね!?→防犯カメラを確認すると

  • 2026.10.14

長女が4歳、長男が1歳になったばかりの春、家族で新居へ引っ越すことになりました。ところが、引っ越し当日、旧居から荷物を運び出す際にトラブルが発生。作業員がピアノの運搬中にバランスを崩し、壁と床に大きな傷をつけてしまったのです。すぐに修理費用の負担を求めたものの、業者側は補償の対象外だと主張し、話し合いは平行線に。困り果てていた私を救ったのは、自宅の防犯カメラに残されていた、事故当時の映像でした。

引越し業者と食い違う私の主張…防犯カメラで確認すると

少しでも費用を抑えようと、ピアノを含むすべての荷物の運搬を同じ業者に依頼しました。見積もりにもアップライトピアノの運搬が含まれていたため、特に心配することなく任せたのです。

引っ越し当日、やってきたのは20代ぐらいの男性作業員2人でした。手際よく段ボールを運び出す姿に、最初は安心していました。問題は、最後に控えていたアップライトピアノでした。私が学生時代から弾いていた、思い入れのある一台です。

重そうなピアノを前に不安になり、「おふたりで大丈夫ですか?」と尋ねました。すると、リーダー格の男性は「大丈夫っすよ、慣れてるんで」と答えました。私はその言葉を信じて作業を見守ることにしました。


しかし、作業員2人がピアノを持ち上げ、階段を下りようとした際にバランスを崩してしまいました。

その拍子にピアノが壁にぶつかり、壁紙が破れてしまいました。さらに、作業員がピアノを床に下ろした際、フローリングにも深い傷がついたのです。 子どもたちの前で、私は言葉を失いました。

すぐに業者へ連絡して修理費用の負担を求めましたが、「ピアノは特殊な荷物なので、運搬中に生じた損傷は補償の対象外です」と説明されました。事前にそのような説明はなく、そもそも傷ついたのはピアノではなく壁と床です。納得できずに事情を説明しましたが、業者側は建物の構造にも問題があったと主張し、話し合いは難航しました。

作業員がピアノをぶつけたところを私は見ていましたが、業者側は責任を認めてくれません。どうすれば事故の状況を証明できるのかと困っていたとき、母から「防犯カメラに映っていないの?」と言われました。引っ越しの慌ただしさですっかり失念していましたが、旧居の玄関付近には、階段も映る位置に防犯カメラを設置していたのです。

急いで映像を確認すると、作業員たちがピアノの運搬中にバランスを崩し、壁にぶつける様子がはっきりと記録されていました。床に傷がついた瞬間までは映っていませんでしたが、事故の状況を裏付ける重要な証拠が残っていたのです。

私は映像を証拠として業者に再度連絡し、修理費用の負担を求めました。また、当事者同士の話し合いだけでは解決できないと考え、消費生活センターにも相談しました。

映像を提示したところ、それまで責任を認めなかった業者の対応が変わり、修理費用について具体的な話し合いが進むようになりました。最終的に壁とフローリングの修理費用を負担してもらえることになりました。


この一件で、ピアノのような重い荷物を運んでもらう際には、作業方法や人員、事故が起きた場合の補償内容まで確認しておくことが大切だと痛感しました。料金や手軽さだけで判断せず、安全に運んでもらえる体制が整っているかを確かめるべきだったと反省しています。

そしてもう一つ学んだのが、記録を残すことの大切さです。あの防犯カメラがなければ、修理費用を負担してもらうのは難しかったかもしれません。
以来、わが家では業者に作業を依頼する際、事前にひと声かけたうえで、作業の様子を記録するようにしています。思わぬトラブルに備えることの大切さを、身をもって実感した出来事でした。


取材・文/井上隆

著者:佐藤 美咲/30代女性/2020年生まれの娘、2023年生まれの息子の母親。育児と仕事を両立しながら、自宅でのリモートワークをこなしている。趣味は、音楽鑑賞(クラシック)、ピアノ演奏。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)

※AI生成画像を使用しています

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ