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「もうダメだ~!」頭を抱えるエゾシマリス、いったい何があった?【写真3枚・北海道のかわいい動物たち②】

  • 2026.10.13

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年10月5日〜10月9日ピックアップ分・後編)

前編の記事では、「オトナの顔」になりつつあるシマエナガの写真などをお届けしましたが、この記事は後編です。

はじめての冬を迎える「子モモ」ちゃん

Sitakke
撮影:@mitsuhiro_pnt8718さん

10月に撮影なさったお写真とのこと。
まだあどけない幼い顔をしているので、ことし生まれた子どものようにも見えますね。

エゾモモンガには年2回の繁殖期があり、釧路市動物園の資料によると、出産時期は「4月中旬〜5月上旬」と「7月下旬〜8月中旬」。
2度目の繁殖期に生まれた子どもたちが親元を離れるのは、「9月下旬〜10月中旬」とされています。

だとすると、この子も夏に生まれ、ちょうど「ひとり立ち」をする時期なのかもしれません。
この小さな子にとって今は、初めて迎える北海道の冬の入口です。

エゾモモンガは冬眠をしません。
そのかわり、秋のうちにたくさん食べてカラダに脂肪を蓄え、厳しい冬に備えます。

夏に生まれたばかりだとすれば、親元を離れて「ひとり立ち」したと思ったら、今度はすぐに長く厳しい冬を越すための準備。
あどけない顔の小さなモモンガにも、初めての冬が、もうすぐそこまでやってきています。

「もうダメだ〜っ!」って…何があった!?

Sitakke
Sitakke
撮影:@taka_n_photoさん

エゾシマリスが、悲しげにうつむいています。
いったい何があったのでしょう?

そして2枚目を見ると…、えっ、えっ?
両手で激しくアタマを抱えて、「もうダメだ〜!」と言わんばかりです。

エゾシマリスは、もうすぐやってくる冬眠の季節に向けて、地下に長いトンネルを掘って巣穴をつくり、時おり目覚めたときに食べる「ごちそう」をせっせと貯め込みます。

エゾシマリスと同じシベリアシマリスでは、その貯食量が3〜4キログラムにもなるという記録があります。
ドングリの大きさにもよりますが、仮に1個4グラムとして計算すると、なんと750〜1000個!
小さなカラダでそれだけの「ごちそう」を集めて、冬に備えているんですね。

もしかするとこの子…「あれ?どこに貯めたんだっけ?」「えーっと…」「あーっ、もうダメだ~!」なんて、アタマを抱えているわけではないでしょうね…。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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