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シマエナガ、「オトナの顔」になったかな?「雪の妖精」への準備の季節【写真3枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.10.13

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年10月5日〜10月9日ピックアップ分・前編)

もう「初雪」が降ったよ!

Sitakke
撮影:@kotetu_luckyさん

運転免許証かパスポートに使う「証明写真」のような、エゾナキウサギの真正面のお顔。
心なしか、カメラに向かってほほえんでいるかのようです。

エゾナキウサギたちがおもに暮らすのは、大雪山などの高い山。
10月2日には黒岳や旭岳で、今シーズン初めての雪が確認されました。
黒岳では、去年より10日ほど遅い初雪です。

エゾナキウサギは冬眠をしません。
雪に閉ざされる半年以上もの長い「冬ごもり」に備えて、雪が本格的に積もってしまう前に、冬のあいだの「ごちそう」を集めなくてはなりません。

草や葉などをせっせと運び、岩と岩のすき間へ貯め込んでいきます。
「ごちそう集め」に大忙しの合間に、ほんの一瞬、カメラに向かって笑顔を見せてくれたのかもしれませんね。

アタマに乗せた「葉っぱ」は何に見える?

Sitakke
撮影:@aki_nature_hokkaidoさん

アタマの上に木の葉が乗っているのはおそらく偶然で、決してわざとではないのでしょうが、なんとなく人目につかないように「盗み食い」をしているようにも見えて、とってもほほえましいお写真ですねー。

「この姿、どこかで見たことあるなー」とずっと考えていたのですが、それが何なのかなかなか思いつきません。
ChatGPTに「人間でこんな人いるよね。誰だっけ?」と聞いてみると、「お風呂で、アタマにタオルをのせている人ですね」だって。
まあ、それはそれで似ているのだけれど、私が思っているのとは違いました。

それから数日後、クルマを運転しているときに突然ひらめきました!
時代劇に出てくる、街角で「瓦版(かわらばん)」を売っている人!
瓦版とは、江戸時代に事件や火事などのニュースを伝えた、いまでいう新聞のようなもの。
私の中では、その瓦版売りの姿と、この「葉っぱをアタマにのせたシマリス」が、なぜか重なって見えたようです。

このお写真のキャプションには、「しばらくこの体勢で食事に専念。かわいらしいハプニング」とありました。
本当に、かわいらしいハプニングですねー。

「オトナの顔」になったかな?

Sitakke
撮影:@tekito_ezoさん

キリッとした顔立ちのシマエナガ、オレンジ色のアイラインもとっても美しいですね!

朝夕の気温が下がってきたと思ったら、近くの公園でも、立て続けにシマエナガの群れの鳴き声が聞こえてくるようになりました。
シマエナガたちは、春に生まれた子どもたちを連れて群れをつくり、夏のあいだは山の奥などで過ごすことが多いようですが、秋の訪れとともに少しずつ人里へと戻って来てくれたようです。

生まれたばかりのころは、目のまわりが黒っぽかったヒナたちの顔もすっかり白くなって(よーく見ると、黒っぽい斑点がまだわずかに残っていますが)、もうすっかりオトナと変わらないほどの「雪の妖精」と呼ばれる準備が、ちゃくちゃくと進んでいるようです。

***

後編の記事では
・はじめての冬を迎える「子モモ」ちゃん
・「もうダメだ〜っ!」って…何があった!?
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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