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「1000円足りないぞ、ごまかしただろ」お釣りを9枚数えて渡した私。怒鳴り続ける男性客に店長が返した一言

  • 2026.10.14

お釣りを数えた直後、男性客が怒鳴り出した

3年前、私はドラッグストアでレジのアルバイトをしていました。

夕方になると仕事帰りのお客様が増え、レジには長い列ができます。私が担当していたレジには、お釣りが自動で出てくる機械がついていました。

ある日の夕方、50代くらいの男性が栄養ドリンクを1本持ってきました。値段は300円です。

男性は待たされたことにいら立っていたのか、1万円札をレジ台にたたきつけるように置きました。

「早くしてくれ、急いでるんだ」

私は「お待たせしました」と答え、急いで会計を進めました。

お釣りは9,700円。

機械から出てきた千円札9枚を、男性の目の前で1枚ずつ声に出して数えました。

「千円、二千円……九千円。あと700円のお返しです」

小銭とレシートも一緒に渡すと、男性はその場で千円札を数え直しました。

ところが、途中で手を止め、突然声を荒らげたのです。

「おい、1000円足りないぞ!ごまかしただろ!」

一瞬、何を言われたのか分かりませんでした。確かに9枚数えたはずです。

「えっ……申し訳ありません。確認しますので、少々お待ちいただけますか」

しかし、男性の怒りは収まりません。

「確認って、まだ待たせるのかよ!店長を呼べ!」

後ろのお客様もこちらを見ています。

まるで私がお金をごまかしたかのように怒鳴られ、悔しさと恥ずかしさで顔が熱くなりました。

15分後、店長が伝えた確認結果

私は呼び出しボタンを押しました。

すると、40代くらいの男性の店長が奥からやってきました。

店長はまず応援を呼んで、隣のレジを開け、並んでいたお客様をそちらへ案内しました。

それから、私のレジのお金を確認し始めました。

男性は腕を組み、何度も時計を見ています。

「千円出せば済む話だろ。いつまでかかるんだよ」

店長は落ち着いて確認を続けました。

そして約15分後、男性に向き直りました。

「お待たせしました。確認しましたが、レジのお金に過不足はありませんでした」

男性は納得できない様子で言い返します。

「だったら、紛らわしい渡し方をするほうが悪いだろ!」

そのときでした。

隣のレジで会計を終えた年配の女性が、買い物袋を提げて近づいてきたのです。

その女性は、先ほど男性のすぐ後ろに並んでいた方でした。

「あの、私、聞いてましたよ。店員さん、千円札を9枚、ちゃんと声に出して数えてました」

思いがけない言葉に、私は女性の顔を見ました。

店長は女性に軽く頭を下げてから、男性に向き直りました。

「お客様、こちらでも確認はいたしました。少なくとも、最初からごまかしたと決めつけるような言い方は、お控えいただけませんか」

男性は何か言いかけましたが、結局、言葉が出てきませんでした。

顔を赤くし、財布を握りしめたまま、誰とも目を合わせずに店を出ていきました。

私は緊張が解けず、その場に立ち尽くしていました。

すると店長が、私に声をかけてくれました。

「大丈夫?」

その一言を聞いて、ようやく肩の力が抜けました。

突然怒鳴られたこともつらかったのですが、何より苦しかったのは、自分が不正をしたように周囲から見られてしまったことです。

あのとき声をかけてくれた女性と、最後まで冷静に対応してくれた店長のことは、今でも忘れられません。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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