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「残業が多くてね」→「家庭もうまくいってないって聞いたんだけど」ただの世間話を盛って話すママ友。周囲の証言に固まった

  • 2026.10.12
「残業が多くてね」→「家庭もうまくいってないって聞いたんだけど」ただの世間話を盛って話すママ友。周囲の証言に固まった

「残業が多くて」と答えただけなのに

娘が通う保育園には、お迎えの時間がよく重なるママ友がいました。

その人は、誰の家に下の子が生まれるとか、誰が引っ越すとか、ほかの家庭の事情をいつもいち早く知っている人でした。

ある日、残業で園に着いたのは夜7時の少し前。延長保育の部屋の前で、ちょうど子どもに靴をはかせていたママ友と会いました。

「あれ、今日お迎え遅いね。仕事、忙しいの?」

「うん、最近ちょっと残業が多くてね」

そのとき話したのは、それだけでした。

ところが数日後、別のママから思いがけないことを聞かれたのです。

「ねえ、仕事が大変で、家庭もうまくいってないって聞いたんだけど…大丈夫?」

「えっ?何それ? 誰がそんなこと言ってたの?」

突然の話に驚きました。私は残業が多いとは言いましたが、家庭のことなんて一言も話していません。

しかも翌週には、ほかのママからも似たようなことを聞かれました。

誰が広めたのかは分かりません。

ただ、残業の話をした相手は、あのママ友でした。

それ以来、彼女には天気や園の行事など、当たり障りのない話しかしないようにしていました。

「その話、あなたから聞いたよね?」思わぬ一言に固まったママ友

ある夕方、お迎えを済ませた母親4人で、園の門の前で立ち話になりました。

子どもたちはすぐ脇の花壇で虫を探しています。

私の正面には例のママ友。その少し後ろには、はっきりものを言う30代後半くらいのママと、もう1人のママが立っていました。

すると、ママ友が私の顔をのぞき込んできました。

「ねえ、最近あんまり話さないよね。何かあった?」

「ううん、別に」

私が曖昧に笑うと、ママ友は後ろの2人にちらりと目をやり、話を続けました。

「そう?まだ残業続いてるの?家のほうは大丈夫?」

その言葉に、少し引っかかりました。

私はバッグの持ち手を握り直し、笑顔で答えました。

「仕事は忙しいけど、家は大丈夫だよ」

「そうなの?」

「うん。ただ、家庭がうまくいってないって話が広まってるみたいで……。私、そんなこと言ってないんだけどね」

すると、後ろにいたママが不思議そうに口を開きました。

「あれ?でもその話、あなたから聞いたよね?」

そう言って、例のママ友のほうを見たのです。

もう1人のママもうなずきました。

「うん、私も聞いたよ」

ママ友は一瞬固まり、2人の顔を交互に見ました。

「え…いや、そんなふうに言ったつもりじゃ……」

「私が話したのは、残業が多いってことだけだよ。違う話になってて、正直困ってたんだ」

そう伝えると、ママ友はうつむいてしまいました。

「……そんなつもりじゃなかったんだけど」

小さな声でそう言ったきり、彼女は花壇にいた自分の子どもの手を引き、足早に帰っていきました。

残された私たちは顔を見合わせましたが、誰も彼女を追いかけませんでした。

それからは、少なくとも私の前では、彼女のうわさ話に積極的に耳を傾ける人を見かけなくなりました。

翌日の夕方、園の門の前でママ友と目が合いました。

私は軽く笑顔を向けて、いつもどおり声をかけました。

「こんにちは。今日はいい天気だったね」

挨拶までやめるつもりはありません。でも、家庭のことを気軽に話すのは、もうやめようと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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