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小皿中華とワインが、店主のキャラで魅力倍増。鹿児島〈椒薗〉

  • 2026.10.11
鹿児島〈椒薗〉店内

〈椒薗(しょうえん)〉の椒は、山椒の椒、薗は店主・中薗雄太さんの名字から。園に「艹」、草冠が付く。「先祖が絡んでるので(笑)、ちゃんと覚えてほしくて店名に」

中薗さんは高校の調理科で学び、「外の世界を見てこい」と父に背中を押され、大阪へ。ホテルの四川料理からスタートして、中華を修業。5年後、鹿児島に戻り、一流ホテルへ。力はあったんだ。でも、飽きちゃった。で、引っ越し屋を3年。それから中華のキッチンカーを。やっぱり料理が好きだ。

そして2024年、満を持して〈椒薗〉開店。中華料理は量が多いことが唯一の泣きどころだと思っていた。大阪で、小皿中華×ナチュラルワイン×立ち飲みという店に出会い、小皿なら問題なし、一人でも十分楽しめると、そのスタイルを鹿児島で実現した。

鹿児島〈椒薗〉外観
キャノピーに、前身の中華料理店の名残あり。「中華スタンド」の赤いロゴがいい。

店に流れているのはレゲエ。これがまた中薗さんの金髪と合っていて面白い。グラス片手に自然と体が動く感じだ。

料理は至極正統派。麻婆豆腐によだれ鶏、トマト卵炒めにクラシック玉子炒飯……。一味違うおすすめ料理が、干豆腐を使った一品。担担麺風にしたり、高菜と和えたり、カリッと炒め上げたゴボウと合わせたり。

鹿児島〈椒薗〉香港炒麺
締めものは麺か飯か、悩むところ。香港炒麺880円。しっかり味でまた飲みたくなる。

厨房と言えないくらい狭い台所ゆえ、火がものすごく近い。炒め物は白衣に火が移りそう。そこを器用に安全にこなす。しっかり中華を勉強したんだなという身のこなし。味に迷いなし。レゲエのちょっとラフでゆるゆるしたイメージとは大違いの直球料理だ。

鹿児島〈椒薗〉店内
左から、干豆腐・わらび・お揚げさん550円、美味しいザーサイ300円、よだれ鶏660円。合わせるワインは、右が白微発泡のスイ・リエヴィティ エム&エムズ。左がブルゴーニュのソーヴィニヨン、グラス1,000円。

Information

椒薗

ナチュラルワイングラス900〜1,200円ぐらい。麻婆豆腐1,200円、バンバンジー550円、春巻は季節によって具材も値段も異なる人気メニュー。

住所:鹿児島県鹿児島市千日町12-18 このみやビル1F|地図
TEL:なし
営:20時〜翌2時LO
休:水曜

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