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「NISAメインは40代まで」ニクヨさんが語る、50代に向けて本当に必要な備えとは!?  お金にまつわる6つの【Q&A】

  • 2026.10.9

子どもの教育費に老後の備え、そして親の介護。40代になると、これまでとは違う「お金のリアルな悩み」が次々と押し寄せてきますよね。「将来お金に困らないか不安……」そんな迷える40代のモヤモヤを吹き飛ばすべく、今回はニクヨさんが登場! 資産形成の基本から相続のイロハまで、素朴な疑問にズバッと回答してくれました。読めばスッと心が軽くなる、大人のマネー塾の開講です。

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【迷える40代のお悩みにズバッ! ニクヨさんが教える「資産形成」の基本】

Q 40代から資産が増える人・増えない人の決定的な違いは?

投資をやるかやらないか、その違いは思っている以上に大きいです
確かに、投資には難しさもリスクもあります。ただ、少額から始めたり、投資先を分散してリスクを抑えたりと、自分に合った方法を選びやすくなりました。十分に理解してから慎重に始めることも大切ですが、無理のない金額で経験を積みながら学ぶ方法もあります。始めない人と、とりあえず始めてやりながら勉強した人とでは、長い目で見て大きな差がつきます。

Q NISAだけで教育費や老後資金は十分? 年齢に応じて運用を変えるべき?

NISAメインでいくのは40代くらいまでと考えて
40代で収入や家計に余裕が出てきたなら、NISAに加えてiDeCoを活用し、老後への備えを厚くしていくのもおすすめです。iDeCoは掛金の全額が所得控除の対象となり、所得税や住民税の負担を軽減できます。軽減額は課税所得などによって異なりますが、収入が増え、所得税率が高くなった方ほど、そのメリットを感じやすくなります。

【家族の未来を守るために。親と子のお金にまつわるQ&A】

Q 親が子どもに身につけさせておくべきお金の習慣はありますか?

計画性をもってお金を使えるようにすること
身につけてほしいのは、限られたお金をどう使うか、自分で考える習慣です。たとえば、子どもの年齢や理解度に合わせて、毎月渡しているお小遣いを、お正月に一年分まとめて渡してみる。「欲しいものを買うためにいくら残すか」「毎月いくらまで使えるか」と、自分で計画を立て、やりくりする練習になります。失敗するかもしれませんが、その失敗から学ぶこともあります。その失敗や成功を通じて、お金の大切さを学ぶと、自然と無駄遣いしないようになると思います。

Q 貯金と保険、子どもたちに少しでも多く残せるのはどちら?

わたしは、保険(死亡保険金)だと思います
ケースバイケースですが、保険(死亡保険金)のほうが残しやすく、使いやすいと思います。預貯金の場合ですと、死亡した人の家族でも相続人全員の同意が必要な場合もあり、簡単におろせないケースも。死亡保険金なら、名前をつけて残せるし、申請も受取人が死亡事実を証明書類とともに保険会社に送れば速やかに受け取ることができます。また相続税法12条で死亡保険金には相続税から控除の枠があり、500万円×法定相続人の数の保険金は相続税から控除できることになるので、相続財産を圧縮する効果もあります。

Q 親が元気なうちに確認しておくべき相続や贈与について教えてください。

まずは親の資産の洗い出しを
相続税は、ひと昔前は対象になる人が少なかったですが、税制の改正で対象になる人が増えました。なので、自分が実際に対象になるかどうか、親の資産の洗い出しをしておいたほうがよいと思います。また贈与は暦年贈与であれば年間110万円までは非課税、まとまった金額を贈与したいのであれば、相続時精算課税制度を活用するのがよいと思います。

【ライフスタイルで変わる? 40代の「住まい」の選択】

Q 不動産の価格が急上昇している今、賃貸と持ち家どちらが得ですか?

「どちらが得か」の答えは、家族構成と暮らし方で変わります
こればかりは、一概にどちらが得とは言えません。家族構成や働き方などにより、答えは変わります。私自身は子どもがいないので、住まいを子どもに資産として残す必要は感じていません。また、個人事業主として自宅を事務所にも使っているため、家賃のうち仕事に使う部分を明確に区分できれば、経費にできるという事情もあります。そうした自分の状況を踏まえて、賃貸を選んでいます。一方で、「自分の家を持ちたい」「好きな住まいで長く暮らしたい」という思いがあるなら、購入もひとつの選択です。持ち家だからこそ得られる安心感や満足感もあるでしょう。

【教えてくれたのは】

肉乃小路ニクヨさん

経済愛好家、ニューレディー、コラムニスト。慶應義塾大学在学中より女装をスタート。卒業後、金融業界に10年以上勤務しお金のプロとして活躍。著書に『元外資系金融エリートが語る 価値あるお金の増やし方』(KADOKAWA刊)他。YouTubeチャンネルやSNSも人気。


撮影=目黒智子 取材・文=安田晴美 ※GLOW2026年10月号より

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