1. トップ
  2. ビューティー
  3. メイク直しの順番|テカリ・ヨレ・乾燥で使い分けるお直し方法

メイク直しの順番|テカリ・ヨレ・乾燥で使い分けるお直し方法

  • 2026.10.8

メイク直しは、鏡で崩れた場所を確認し、余分な皮脂やヨレを整え、必要なところだけ薄く補う順番で進めましょう。いきなりファンデーションや粉を重ねると、元のムラを残したまま厚くなることがあります。最初の分かれ道は「光る場所は軽く押さえる」「寄った色はなじませる」「粉っぽい場所は状態を整える」の3つ。整えた時点で色が足りていれば、そこで止めて構いません。

顔全体を朝と同じように塗り直す必要はありません。この記事では、外出先でのベースメイクを中心に、テカリ・ヨレ・乾燥した見え方を分けて手順を説明します。朝の塗り方はベースメイクの基本へ。持ち歩ける道具で、今困っている部分から整えていきましょう。

1.重ねる前に、崩れた場所と状態を見分ける

まず顔全体を鏡で見て、その後に気になるところへ近づきます。額や鼻が光るのか、小鼻に色がたまるのか、頬に粉っぽいムラがあるのか。肌質を診断するためではなく、今日どこを直すかを決める観察です。

テカリ・小鼻のヨレ・頬の粉っぽさを分け、それぞれ最初にする操作を示す図
出典:tokila

テカリだけなら、皮脂を軽く押さえた後に、色を足す必要がない場合もあります。ヨレは、寄ったファンデーションの境目を整えてから補います。乾燥した見え方が気になる場所へ、テカる部分と同じように粉を重ね続けないこともポイントです。

額はテカっているのに、口元は粉っぽいなど、顔の中で状態が違うこともあります。「今日はテカる日」と顔全体を同じ処理にせず、場所ごとに考えましょう。目元の黒い付着や唇の色落ちは、ベースメイクのムラと分けて直すと手順が整理できます。

時間がないときは、最初に直す場所を一つ選ぶ

外出先で短い時間しか取れないなら、顔全体を直し始める前に優先する場所を決めます。例えば小鼻のヨレが一番気になるなら、そこを整えてから全体を見ます。次の工程に進むかは、その時点の仕上がりで判断してください。

鏡で顔全体を見て、最初に直す小鼻の一部分を選ぶ図
出典:tokila

鏡を近づけすぎると、普段は目立たない細かい差まで直したくなることがあります。近くで付着やヨレを確認した後は、顔全体が入る距離へ戻しましょう。すべての毛穴や線を消そうと重ねることより、目につくムラを小さくすることを目指します。

午後に会議がある日、屋外へ移動する日など、次の予定も目安になります。ただし予定に合わせて必ずフルメイクをし直す必要はありません。道具が少ない日は、皮脂を押さえ、付着を取り、輪郭を整えるだけでも、何を足すべきか判断しやすくなります。

2.お直し道具は、清潔な面を使えるように用意する

小さな鏡、ティッシュやあぶらとり紙、清潔なスポンジ、手持ちのベースアイテムを基本にします。目元や口元も直すなら、綿棒や、その製品に合う目元・口元用のリムーバーなどを追加。すべてを大きなポーチへ入れるより、困る場所に必要なものを選びます。

鏡・ティッシュ・ケースに入れた清潔なスポンジなどのお直し道具の写真
出典:tokila

スポンジやパフは、すでに濃い色や皮脂がついた面で何度もこすらないようにします。きれいな面を使えるように持ち歩き、保管中に他のコスメの粉がつかないようにケースへ。落ちた道具や汚れた道具を、そのまま顔に使わないでください。

ファンデーションとコンシーラーは、朝使った色とお直しの色を比較しておきます。色が違いすぎると、補った部分だけ明るい斑点のように見える場合があります。家で少量を重ね、境目がなじむかを確認してから持ち出すと、外出先で選び直さずに済みます。

ミストは、メイクの上から使える製品か確認する

乾燥が気になる場所を整えるためにミストを用意するなら、メイクの上から使えるか、使用量と使い方を確認します。手持ちの化粧水を何でも顔へ吹きかければ同じように仕上がる、というわけではありません。

無印のミストと使用案内を並べ、使える場面と量などの確認を促す写真
出典:tokila

資生堂の乾燥時のお直し解説では、メイクの上から保湿できるアイテムで整えてから、ベースを補う手順が紹介されています。ここでも製品の案内を優先し、指定の距離や量で使いましょう。

顔へ吹きかける製品は、目や口を閉じるなどの注意も確認してください。周囲へ飛ばない場所を選び、他の人や衣類にかからないようにします。びしょびしょに濡れた状態へ、すぐ粉を重ねないことも大切です。肌になじんだ状態を見て、次へ進みます。

3.テカリは押さえ、ヨレはなじませてから補う

テカる皮膚へ、ティッシュやあぶらとり紙を軽く当て、余分な皮脂を押さえます。左右へ拭き取るより、必要な場所へ当てて離す動きで。鼻だけが気になるなら、乾いた頬まで何度も押さえる必要はありません。

ティッシュで小鼻の皮脂を押さえ、次にスポンジの清潔な面でヨレを整える2段階の図
出典:tokila

次に、ファンデーションが寄った部分を、清潔なスポンジなどの、ファンデーションを新たに取っていない面で軽く整えます。押し広げる範囲を小さくし、一度整えたら道具を離して見直しましょう。SHISEIDOの公式Q&Aも、皮脂を押さえ、ヨレをなじませてから、ファンデーションを薄く重ねる順番を示しています。

ここでは、いったん色を足さずに整えた状態を見てください。肌色が十分残っていれば、その場所はそこで終了しても構いません。色が取れた部分だけが見つかったら、そこへ少量を補う段階です。毎回、押さえた後に必ず全顔へ塗り直す手順にはしないようにします。

乾いて粉っぽい場所は、粉を増やす前に状態を整える

頬や口元が粉っぽく見える場合は、皮脂を取る工程を何度も繰り返さないようにします。浮いたベースの状態を清潔な道具で確認し、必要ならメイクの上から使える保湿アイテムを指定の方法でなじませます。

頬の粉っぽさを確認し、メイクの上から使える保湿アイテムの方法で整える図
出典:tokila

ミストやバームの量は、使う製品に合わせます。広い範囲が崩れているときと、小さな部分だけ気になるときで、同じ量を機械的に使う必要はありません。強くこすって粉を消そうとせず、整えた後の皮膚にムラや余分な液が残っていないかを見ましょう。

硬く固まったベースや厚く寄った部分が、軽く整えても直らない場合は、無理に上へ足し続けません。製品に合う方法で必要な範囲を落とし、下地などを含めて整え直す方が手順を管理しやすいことがあります。落とした範囲のケアも製品の案内に従ってください。

4.色が足りないところへ、ベースを薄く重ねる

整えた後に残る色のムラや、取れてしまった場所へ、ファンデーションかコンシーラーを少量のせます。厚く重ねる前に一度なじませ、足りるかを見ます。頬全体へ同じ量を広げず、小鼻や頬の一部分など、補う範囲を小さくしましょう。

小鼻脇の色が取れた範囲だけにベースを少量補い、境目をなじませる図
出典:tokila

SHISEIDOの化粧直しテクニックでも、皮脂やヨレを整えた後に、カバーしたい部分へ薄く補う流れが紹介されています。使用量はそこで紹介される製品の指定なので、手持ちのコスメへ同じ数値を当てはめないようにします。

補った部分の中心だけでなく、その周囲の境目も確認します。色のついていないスポンジの面などで外側を軽くなじませ、塗り足したところだけ浮いていないかを見てください。ムラを見つけるたびに全体へ足すのではなく、色の境目か、量の差かを分けて考えます。

パウダーは最後に必要なところだけ使う

パウダーを使うなら、ベースを整えた後に少量を取り、崩れやすい皮膚へ薄くなじませます。粉は、その製品に合う清潔で乾いたパフやブラシなどに取ります。ファンデーションや水分が多く残る道具へ続けて取ると、量を調整しにくくなります。

清潔なブラシで額へ少量のパウダーを使い、乾いた口元には一律に足さないことを示す図
出典:tokila

さらっと仕上げたい額や鼻と、乾燥した見え方が気になる口元では、使う量を変えてみましょう。粉を足すたびに小さな線が強く見えるなら、そこで追加を止めて状態を確認します。仕上がりのつやをすべて消すことが、メイク直しの共通の目的ではありません。

塗り足しが必要なかった日は、粉も必須ではありません。表面の状態と好みの仕上がりで決めます。お直し前と後を同じ光で見て、色ムラが小さくなったか、補った部分だけ厚く見えないかを確認できれば、次のパーツに移りましょう。

5.眉・目元・口元を、必要なパーツだけ整える

ベースが整ったら、眉の消えた部分、目元に移った色、唇の輪郭を確認します。眉は残っている毛や線を目印に短く補い、目元は付着を取ってから必要な線だけ描き直します。すべてのパーツを朝より濃くする必要はありません。

眉の消えた部分・目元の付着・唇の色落ちを分けて確認する図
出典:tokila

アイラインのにじみは、アイラインがにじむときのお直しで手順を紹介しています。眉の左右差が気になる場合は、眉毛の高さ・長さ・濃さの確認方法へ。気になるパーツに合わせて、使う道具を選びましょう。

リップは中央の色落ちと、口角のはみ出しを分けて見ます。食後の付着や余分な油分を整え、必要な範囲へ色を補います。チークを足す場合も、ベースを直した後に濃さを確認してから。ベースのムラをチークの色で隠そうと重ねないようにしてください。

最後は顔全体で確認し、道具を片づける

鏡を少し離し、正面で全体のバランスを見ます。小鼻の境目、目の下に残る色、口角の輪郭など、直した場所を一度確認したら、足す必要があるかを判断します。近づいては足す動きを繰り返すより、そこで仕上げる区切りを作りましょう。

鏡とケース入りの道具を整え、使用済みティッシュを処分する片づけの写真形式の図
出典:tokila

使った綿棒やティッシュは捨て、スポンジなどは清潔な状態で保管できるようにします。湿った道具をそのまま長く閉じ込めないよう、製品の手入れ方法に従ってください。次回使うときに、汚れた面で顔を直さずに済むように片づけます。

今日直した場所と、必要だった道具を思い出すと、ポーチの中身も絞れます。メイク直しの順番は、観察して、整えて、必要なら補う、という流れが基本。崩れ方に合わせて工程を選び、自分の仕上がりで終わりを決めてみてください。

執筆:トキラ編集部。公式の美容情報を確認したうえで、手持ちの道具で試せる調整手順を編集部が整理しました。

口元のお直しには、 リップのムラ・はみ出しを整える方法

持ち歩く道具の片づけには、 ブラシ・スポンジの洗浄と乾燥の方法

目元のヨレが気になる場合は、重ねる前に部分的に整える方法も確認してください。 目の下のコンシーラーのヨレを整える方法

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ