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【bills 銀座10周年】ひと皿ごとに、日本の美味にときめく。こだわり尽くしの限定ディナー

  • 2026.10.8

岡山・吉田牧場の熟成チーズ、鹿児島・ふくどめ小牧場の希少な「幸福豚」、そして各地の作り手による日本ワイン。開業10周年を迎えたbills 銀座の限定ディナーには、日本の豊かな食を知る楽しみが詰まっています。「世界一の朝食」やリコッタパンケーキも人気メニューのひとつである店の、ディナーの魅力。10月31日までの特別なコースをご紹介します。


どこで、誰が、どう育てたか。食材選びから始まる特別なコース

今回のコースでまず注目したいのが、食材のラインナップです。日本各地の旬はもちろん、billsがその姿勢に共感する生産者の食材をセレクト。通常のメニューでは使われない希少な素材も登場します。こだわりは産地だけでなく、その先にいる作り手まで。チーズの原料となる乳や熟成期間、豚の品種に至るまで目を向けると、一皿への興味がぐっと深まります。

コースは、バイツ、前菜、メイン、デザートの全4品。前菜以降はそれぞれ2種類から選べ、ベジタリアンの選択肢も。素材へのこだわりと、好みに合わせて楽しめる自由さ。その両方が、billsらしいおもてなし。

ひと口目から伝わるこだわり。吉田牧場の熟成チーズで幕開け

最初の一品は、日本のフェルミエチーズの先駆的な存在として知られている岡山県・吉備高原の吉田牧場が手がける「マジヤクリ」を使ったグジェール。

このチーズの原料は、牧場で育てるブラウンスイス種の乳のみ。コンテチーズと同様の製法で作り、1年以上かけて熟成させています。その濃厚なうまみを、生地に練り込んだ一品。

続く前菜にも、素材を生かす工夫が。「北海道産ホタテのロースト」は、生姜やレモンゼストなどを合わせた自家製ジンジャーバターで仕上げます。ホタテのうまみを吸わせた春雨が、これまた美味。

もう一方は、銀杏と大黒しめじのクラスティーニ。サワードウに自家製ホイップ豆腐を塗り、京ブランド産品の大黒しめじと銀杏を合わせています。秋の食材を、軽やかな発想でひと皿に。

希少な「幸福豚」。きめ細やかな肉質こそ、何よりの説得力

なかでも心に残ったのが、鹿児島県鹿屋市のふくどめ小牧場が育てる「幸福豚」。牧場独自の希少な豚をグリルし、キャラメリゼしたスプリングオニオンと、自家製「billsハウス日本酒味噌ソース」を添えています。

ひと口で感じる、肉質のきめ細やかさ。素材にこだわっていると聞いていても、実際に味わうと、その意味がよくわかります。生産者の名前を覚えておきたくなるおいしさ。今回のコースを語るうえで、外せない一皿です。

メインのもうひとつの選択肢は、蒜山ジャージーリコッタとサワードウのニョッキ。岡山県蒜山産のジャージーリコッタに、パルメザンやサワードウのパン粉を合わせ、「浜ほうれん草」とも呼ばれるつる菜とポルチーニ茸を添えています。こちらも、主役となるチーズの出自から気になる組み合わせ。

ワインも、作り手で選ぶ。ペアリングをすすめたい理由

ワインが好きなら、断然ペアリング付きを。山梨の98WINEs、栃木のココ・ファーム・ワイナリー、北海道のDUE PUNTI Vineyards。料理に寄り添う日本ワインにも、食材と同じく、作り手へのこだわりが光ります。

なかでもうれしかったのは、収穫祭に何度も足を運んでいるココ・ファームのワイン。2026の収穫祭は11月14日・15日に開催予定の模様。好きなワイナリーとの再会も、まだ知らない一本との出合いも。ペアリングで、コースの楽しみがさらに広がります。

上質な素材を、たっぷりと。その気前のよさも魅力

そして、伝えておきたいのがポーションの充実ぶり。一皿ごとにしっかりと量があり、選び抜かれた素材を存分に味わえます。おいしさに加えて、きちんとお腹が満たされる満足感。気取らず食事を楽しめる、billsの魅力を感じた部分です。

締めくくりは、レッドデーツの温かいプディング、またはリコッタパンケーキ。プディングには、極早生温州みかんを使った自家製マンダリンキャラメルバターを添えています。最後のひと皿にも、日本の旬。もちろん、慣れ親しんだパンケーキで食事を終えるのも素敵。

朝食やパンケーキをきっかけに訪れていたbillsで、日本の作り手と、その味わいに出合う夜。10周年のコースは、billsのフィロソフィーをもっと知るための格好の機会になりそうです。


bills 銀座10周年アニバーサリーディナーコース

期間:2026年10月1日(木)~10月31日(土)
提供時間:17:00~22:00(L.O.)
料金:コース 7,700円、ワインペアリング付き 13,200円(ともに税込)
住所:東京都中央区銀座2-6-12 Okura House 12F
公式サイト⁠

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