1. トップ
  2. シマエナガの「第3の翼」 実は、生きていくためにとっても大切な役目が【写真5枚・北海道のかわいい動物たち①】

シマエナガの「第3の翼」 実は、生きていくためにとっても大切な役目が【写真5枚・北海道のかわいい動物たち①】

  • 2026.10.6

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年9月28日〜10月2日ピックアップ分・前編)

さっきまで…何をしてたのかな?

Sitakke
撮影:@r.inuさん

「ボク、何にもしてないよ、ホントだよ!」って言ってるかのような「キョトン顔」がたまりませんね。

顔や手についているのは、おそらく土。
ついさっきまで土を掘り起こして、エゾリスが埋めた「ごちそう」をちゃっかりいただいていたのか、それともアリの巣穴を掘り起こして「サナギ」をパクパク食べていたのか…。
いずれにしても、ぷっくりとふくらんだほっぺたの中は、とびっきりの「ごちそう」でいっぱいなのでしょうね。

大雪山では、今週末にも初雪が降りそうな予報が出ています。
高い「お山」で暮らすエゾシマリスたちは、もう「冬眠」が始まっているかもしれません。
山ではなく「平地」で暮らすエゾシマリスたちも、10月中旬を過ぎると、だんだんと見かける機会が減ってきます。

冬眠から目覚めるのは、3月から4月にかけて。
こんなかわいらしい姿を見られるのもあと少し。
もうすぐ、しばらくのお別れです。

シマエナガの「シッポ」のヒミツって?

Sitakke
Sitakke
撮影:@zen6_23さん

いずれも「シッポ」が印象的なお写真ですねー。
シマエナガの「エナガ」という名前の由来は、「ひしゃくの柄」のように長いシッポに由来しています。
しかしながらこのシッポ、ただ単に長いだけではなく、シマエナガが生きていくためにとっても大切な役目をしています。

勢いよく飛んできて枝に止まる瞬間には、長いシッポをパッと扇のように広げて「急ブレーキ」。
木々の間を飛び回るときには、長いシッポを使って姿勢を変えながら、クルッと方向転換。
空中にいる小さな虫を追いかけるときには、ホバリングするように空中にとどまったり、突然向きを変えたりすることもあります。

シマエナガの長〜いシッポは、まるで2枚の翼に加えた「第3の翼」のようにも思えます。

そこで眠っちゃダメだって!

Sitakke
Sitakke
撮影:@shin228_momoさん

ことし生まれたエゾリスの子でしょうか。
木の上で眠気に耐えられず、ついウトウトしてしまったようです。

こんな場面に出会うと、「かわいいなあ」といつまでもそっと見守っていたくなる一方で、あまりにも無防備な姿に、ちょっとハラハラしてしまいます。
いまにもカラスやハイタカなどが現れて、サッと連れて行ってしまいそうで…。

2枚目のお写真では、無事に「お目覚め」になったようです。
クリンとしたお目々のかわい子ちゃん!

よく見ると、ウデのつけ根というか、人間でいう「二の腕」のあたりがふっくらと。
ちょこんとそろえた両手といい、この「ぷくっ」とした感じが、何ともかわいらしいですね。

***

後編の記事では
・力を合わせて「悪者」を撃退!?
・「オチリ」ばかりなのも、仕方ないよね…
の写真をお届けします。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ