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「小3の息子が帰ってこない!」冬の18時、母親か110番通報→30分後、子供が帰ってきて…“語った真相”とは…?

  • 2026.10.30
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出典:photoAC ※画像はイメージです

子供が約束の時間になっても帰ってこなかったら、みなさんはどうしますか。

友達と遊ぶことに夢中になっているだけかもしれませんが、事故や事件に巻き込まれている可能性も考えられます。

筆者が警察官として勤務していた頃、小学3年生の息子が帰宅しないことを心配した母親から、110番通報があったことがありました。

約30分後、息子が帰ってこなかった理由が明らかになったのです。

当時の状況とともに、子供の安全を守るために気を付けたいポイントを紹介します。

「息子が帰ってこない!」母親から110番通報

冬のある日、午後6時頃に30代の女性から「小学3年生の息子が帰ってこない」と通報がありました。

筆者が現場へ駆け付け、母親から詳しく事情を聞くことにしました。

母親によると、息子は普段、学校が終わってから友達と遊びに行く場合でも、必ず一度自宅へ帰ってきていたそうです。

また、遊びに行く際には、どこへ行くのかを母親に伝えることが習慣になっていました。

しかし、この日は学校から帰宅した形跡がなく、どこへ行ったのかも分からない状態だったのです。

さらに、息子には「午後5時までに帰宅する」という約束があり、これまで一度も約束の時間を過ぎたことがなかったといいます。

ところが、午後5時を過ぎても息子は帰ってきません。

そして、午後6時になっても帰宅しなかったため、母親は警察へ通報したのでした。

冬の午後6時頃といえば、すでに日が暮れている時間帯です。
暗い中で子供の居場所が分からない状況では、交通事故や事件に巻き込まれている可能性も考えなければなりません。

筆者も母親から事情を聞きながら、息子の所在を確認するための対応を進めていました。

約30分後、息子が帰宅

警察官が母親から事情を聞いていたところ、通報から約30分後、息子が自宅へ帰ってきました。

幸い、けがをしている様子はありませんでした。

息子に事情を聞くと、帰宅が遅くなった理由が判明しました。
学校からの帰り道、友達と外で遊んでいたというのです。

そして、遊びに夢中になってしまい、帰宅する時間が遅くなったとのことでした。

今回は事件や事故に巻き込まれていたわけではなく、息子も無事に帰宅したため、大きな問題には至りませんでした。

しかし、母親からすれば、普段は必ず約束を守る息子が突然帰ってこなくなったのです。

しかも、行き先も分からないまま日が暮れていたことを考えると、不安になるのも無理はありません。

子供は遊びに夢中になると、時間を忘れたり、普段守っている約束を忘れたりすることもあります。

だからこそ、保護者は「いつも約束を守っているから大丈夫」と考えるのではなく、万が一の事態に備えておくことが大切です。

子供が帰ってこない場合に備えて

今回の事例で注目したいのは、母親が息子の普段の行動を把握していたからこそ、異変に気付けたという点です。

普段の帰宅時間や遊びに行く際の習慣を知っていれば、いつもと違う行動があった際に、早い段階で気付くことができます。

そのため、日頃から子供と帰宅時間や外出時のルールを決めておくことが重要です。

例えば、次のような約束が考えられます。

・学校が終わったら、友達と遊ぶ前に一度帰宅する
・遊びに行く際は、行き先や一緒に遊ぶ友達を伝える
・暗くなる前に帰宅できるよう、季節に応じて帰宅時間を決める
・予定が変わった場合は、保護者へ連絡する

また、子供が普段よく遊ぶ場所や、仲のよい友達を把握しておくことも大切です。

万が一、約束の時間になっても帰宅しない場合には、こうした情報が子供の居場所を確認する手がかりになることがあります。

一方、子供が帰ってこない場合に「きっと遊んでいるだけだろう」と決め付けることにも注意が必要です。

今回の事例では、遊びに夢中になっていただけでしたが、帰宅しない理由が事故や事件である可能性も否定できません。

まずは子供の連絡先や、普段一緒に遊んでいる友達、立ち寄りそうな場所などを確認しましょう。

ただし、子供の所在が分からず、事故や事件に巻き込まれたおそれがある場合には、確認に時間をかけすぎず、早めに警察へ連絡することが重要です。

行方不明者の相談や届出について、一定時間が経過するまで待たなければならないという決まりはありません。

特に、日が暮れている、普段とは明らかに行動が違うなど、不安な事情がある場合は、安易に様子見を続けないようにしましょう。

子供が安全に帰宅できるよう、普段から家族で約束事を共有するとともに、帰宅しなかった場合の対応についても話し合っておくことをおすすめします。

「普段と違う」違和感に気づくことが大切

今回の事例から、子供の帰宅が遅れた場合に備えて意識したいポイントをまとめます。

・子供と帰宅時間や外出時のルールを決めておく
・遊びに行く場所や、一緒に遊ぶ友達を把握しておく
・季節によって日没時間が異なるため、帰宅時間を見直す
・子供が帰ってこない場合は、連絡先や立ち寄りそうな場所などを確認する
・事故や事件に巻き込まれたおそれがある場合は、早めに警察へ連絡する

子供の安全を守るためには、日頃からの約束事だけでなく、普段と違う行動に気付くことも大切です。万が一の際に適切な行動が取れるよう、家族で日頃から備えておきましょう。


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