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【2027春夏ビューティトレンド】バックステージで見つけた必見ヘア&メイク28選

  • 2026.10.5
Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

2027年春夏ランウェイのビューティルックが、あまりに秀逸だ。来シーズンの参考にするどころか、今すぐ日常に持ち帰りたくなるアイデアの宝庫。その筆頭が、カラーの本格的な復権だ。「グッチ」ではクレヨングリーンとコバルトブルーがまぶたに惜しみなく施され、「ボッテガ ヴェネタ」はピンクリップが甘くなり過ぎずに大人メイクでも成立することを証明。「トム ブラウン」の目元は虹のあらゆる色で彩られ、「シモーネ ロシャ」はアイシャドウの代わりにビーズをあしらい、文字通りの輝きをもたらした。

ビューティミニマリストもご心配なく。「フェラガモ」のニュートラルなカラーパレットは豊かで上質だったし、「マックスマーラ」の陽射しを浴びたような柔らかな頬は、真冬でも夏の輝きを先取りできる賢いテクニックだ。ヘアはクラシックな三つ編みが「アーデム」と「エリザベッタ フランキ」で主役の座を獲得。緻密なシニヨンとヘアクリップの定着も確実で、ふんわり波打つブローも健在だった。

ここからは、ヘアとメイクのインスピレーション源になる2027年春夏のベストビューティルックを紹介する。

★併せてCheck!


2027年春夏ランウェイ発・マストチェックなビューティルック28

Matteo Scarpellini / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ロベルト カヴァリ

ステージを支配したのは、ロックンロールな色気。そのムードを牽引するのが、メイクアップアーティストのヤディム氏による、光をたたえたスモーキーアイだ。

ナイトパーティ明けのようなこなれ感を漂わせるボリュームヘアは、ヘアスタイリストのダミアン・ボワシノ氏が手がけた。

メイク:ヤディム ヘア:ダミアン・ボワシノ

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ブルマリン

フロスティなアイメイクが、モダンに生まれ変わった。鍵は、明るくクールなのに決して白浮きしない繊細なきらめき。

パトリック・グラタール氏が「メイクアップフォーエバー」で仕上げたフレッシュでクリーンな肌との相性も抜群。ホリデーシーズンにおいても真似したいルックだ。

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ヘアはクレア・グレック氏が「ロレアル プロフェッショナル」を使い、グラマラスかつ上品なムードに仕上げている。

メイク:パトリック・グラタール ヘア:クレア・グレック

Daniele Schiavello / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

グッチ

「グッチ」の美学はまさに“モア イズ モア”。全員を同じルックに揃えるのではなく、モデルごとに異なるルックでドラマティックさを極めた。

あるモデルは、漆黒のライナーで大胆に描いたゴシックなスモーキーアイにつやめくオックスブラッドのリップ。別のモデルは、輪郭を強調したリップラインに、ニュートラルに整えた肌。さらにコバルトブルー、サフランイエロー、エメラルドグリーンの大胆なカラーが目元を彩ったモデルもいた。

ヘアはさらに奔放だ。極限までスリークなハイポニーテールや、テクスチャーを効かせた横流しのブロー、1950年代風のカール、そしてビーチウェーブ。時代もムードも異なるスタイルが、ひとつのランウェイに同居した。

メイク:サム・ヴィッサー ヘア:アンソニー・ターナー

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

エリザベッタ フランキ

「エリザベッタ フランキ」がグリッターをまとったレッドリップをミラノのランウェイに復活させた。今回はよりエフォートレスな仕上がりで、リップ以外は徹底的に引き算されている。

メイク:キアラ・グイッツェッティ ヘア:パティ・ブッサ ネイル:サラ・チューフォ

Luca Zanoni / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

モスキーノ

クリーンで無垢なムードが漂う今季の「モスキーノ」。指揮をとったユーリ・スキアーヴィ氏は「メサウダ ビューティ」を使用。頬に優しい立体感を刻むことに成功した。

それ以外のパーツは、極限まで削ぎ落とされている。

メイク:ユーリ・スキアーヴィ「メサウダ ビューティ」使用

Matteo Scarpellini / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

フェラガモ

大人のエレガンスを叶えるお手本が、このルックだ。光をたたえた頬骨に、アーシーでシアーな色をふわりと重ねた目元、そして緻密なのにミニマルなシニヨン。ベリートーンのリップとココア色のスモーキーアイが響き合い、洗練されたグラマールックが完成した。

メイク:トム・ウォーカー ヘア:ヴィルジニー・モレイラ

Matteo Scarpellini / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ドルチェ&ガッバーナ

今季は「ドルチェ&ガッバーナ」のシグネチャールックが帰ってきた。

LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

端正なレッドリップに、猫のように跳ね上げたアイライン、イタリアの海辺で夏を過ごしたかのような温かみのあるブロンズ肌。ブランドの代名詞が三拍子揃い、イタリアンビューティの健在ぶりを見せつけた。

launchmetrics.com/spotlight

ヘアクリップのトレンドも去ってはいない。ロマンティックなウェーブヘアと合わせて、おとぎ話のような仕上がりに。

メイク:パット・マクグラス ヘア:グイド・パラウ ネイル:エレナ・ステパニュク

LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ボッテガ ヴェネタ

「ボッテガ ヴェネタ」流のピンクリップは控えめに徹して、決して甘くしすぎないのが鉄則。色はクールなミュートトーンを選び、マスカラもあえて省略。人形のようにあどけなくなる一歩手前で、大人のバランスに着地させている。

メイク:パット・マクグラス ヘア:グイド・パラウ

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ジョルジオ アルマーニ

「ジョルジオ アルマーニ」のメイクアップは、スチールのような冷ややかな目元に完璧に整えた肌、ニュートラルなリップが主役。

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

官能的な目元はもっとソフトにまとえる。メイクを担当したウエダ氏がその答えとして示したのは、まぶた全体にニュートラルな色をふわりとまとわせ、ラッシュラインだけをムーディなグレーで締めるテクニックだ。

メイク:ヒロミ・ウエダ

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

マックスマーラ

春夏ランウェイの定番、陽射しを浴びたような頬が今季も帰ってきた。リサ・バトラー氏が頬に灯したのは、ごくわずかな温もりと優しい血色感。

眉はブラッシングで整えるだけにとどめ、目元も口元もミニマルに徹することで、フレッシュな抜け感へと着地させた。

メイク:リサ・バトラー ヘア:オディール・ジルベール

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ヘアにはゆるやかに波打つウェーブを施し、思わず触れたくなる質感に。カシミヤコートで知られるメゾンだけに、この柔らかさは必然の選択といえる。

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

リチャード クイン

彫刻を思わせるコイル状のシニヨンに、ベビーバング。ドラマティックなガウンの引き立て役として、これ以上の髪型はないだろう。

ホールドとツヤの両立には、ファヤナズ氏が選んだ「ロレアル プロフェッショナル」の“テクニアート プリ”が効いている。

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

メイクのキム・ブラウン氏が掲げたテーマは“マネキンドール”。「ヴィーヴ」の“アイコン マスカラ”をたっぷりと重ねて、人形のようなまつ毛を強調した。

眉は同ブランドのブロウジェルで端正に整え、肌は磨き上げたようにクリーンなまま。作り込むのはまつげだけ、という引き算が良く効いている。

メイク:キム・ブラウン「ヴィーヴ」「111スキン」使用 ヘア:ムスタファ・ヤナズ

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

シモーネ ロシャ

毎シーズン必ず大きなビューティモーメントを生む「シモーネ ロシャ」。今回はトーマス・デ・クレイヴァー氏が手がけたビーズのフローラルアイが、会場とインターネットの両方を熱狂させた。

奇をてらうことなく、表現力とインパクトを両立させたお手本といえる。

メイク:トーマス・デ・クレイヴァー 「バイレード」「バーバラ シュトゥルム」 ヘア:アンソニー・ターナー ネイル:アマ・クワシー

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ヘアはアンソニー・ターナー氏によるフレンチツイスト。布のプリーツを思わせるうねりを彫刻のように刻み、漆器のようなつやで磨き上げた。定番の結い髪が、別次元の存在感を放っている。

Matteo Scarpellini / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

アーデム

着想源は、舞台で女性を演じて名声を得た1920年代の空中ブランコ乗り“バーベット”。メイクを担当したアレクサンダー氏は、頬にほんのり血色を宿し、あとはほぼ素のまま。その引き算が、ボーイッシュな佇まいを生んでいる。

鍵となるのは素肌感。ファンデーションの上に「メリット」のセラムを重ねて、肌を作り込みすぎない質感に整えた。「眉は整えてペンシルで描き足し、少し直線的にしてボーイッシュに。ルック全体はしっとりと湿り気を帯びて、少し汗ばんでいるように演出しています。パフォーマンスを終えた直後のようにね」と、アレクサンダー氏。

チークには同ブランドのリップ2色をブレンドして使用。ヘアは豊かなテクスチャーと顔まわりの繊細な後れ毛で、クラシックな三つ編みを一新した。

メイク:リンジー・アレクサンダー(「メリット」を採用。チークは「アーデム」とのコラボによる“ブラックタイ”と“ビスポーク”使用)ヘア:ユージン・ソレイマン「ケビン マーフィー」 フェイシャル:ハッダ・アクリム「スキンシューティカルズ」

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

マルベリー

新生「マルベリー」が、クリストファー・ケインとともに華々しいデビューを飾った。注目のメイクは、ナチュラルな肌に走るシルバーの閃光。

「メディック8」で丁寧に整えたナチュラルな肌が土台にあるからこそ、白銀の輝きがいっそう際立つ。

メイク:ルチア・ピエローニ ヘア:ホリー・スミス ネイル:ローラ・デ・ソウザ

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ロクサンダ

主役はフリンジと鮮やかな色の服。だからこそヘアとメイクは、削ぎ落としながらも端正にまとめられた。

「一人ひとりの地毛のよさを引き出してエフォートレスなムードにしています。顔の形と髪質を観察して、それを活かしているんです」と、コフォーネ氏。スタイリングには「オーセンティック ビューティ コンセプト」のペーストとオイルを調合し、ホールドとツヤを両立させている。

メイク:チャオ・リー・シュー「クリラ」使用 ヘア:アンナ・コフォーネ「オーセンティック ビューティ コンセプト」使用 ネイル:サミー・マクドナルド「OPI」使用

Matteo Valle / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

トム ブラウン

ランウェイを染めたのは、虹のようなブライトカラーの数々。甲虫の羽を思わせるビートルグリーンに、水仙のダフォディルイエロー。自然からもらった色たちが、シャープで演劇的なアイシャドウのシルエットを描き出している。

アーロン・デ・メイ氏の色使いが見事なのは、これほど遊んでいるのに、どのルックも決して破綻しないこと。喜びと計算が、まぶたの上で同居している。

メイク:アーロン・デ・メイ「バイレード」使用 ヘア:ジェームス・ペシス

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ラブラム ロンドン

毎シーズン話題をさらう「ラブラム ロンドン」のヘアは、クラフトマンシップと芸術性の最高峰であり、今季も例外ではない。

今回の主役は布ごと編み込んだ三つ編みと、頭上へ結い上げた彫刻的なブレイド。肌をクリーンなうるおいだけで仕上げているからこそ、髪の造形が際立つ。

メイク・スキンケア:エサブル ラブズ ヘア:ニック・アーウィン「シュワルツコフ」使用

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ディ ペッツァ

母性を讃えるコレクションにふさわしく、ビューティの着想源は、命を育む“水”。

極上のツヤを放つ肌に濡れたように仕上げたヘア、水のグラデーションを思わせるオンブレネイルが、その世界観を体現した。

メイク:エマ・リーガン ボディケア:マヤ・マザーズ ヘア:エフィ・デイヴィス「トニー&ガイ」使用

LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

チョポヴァ ロウェナ

無難かつミニマルなメイクアップも、今季の「チョポヴァ ロウェナ」には無縁。眉に届くほど長い、手描きのつけまつげ。肌に散らしたモチーフ。それらを色褪せたような肌とアーシーなミュートトーンの頬に重ねることで、シュールな世界観が立ち上がった。

着想源はスラブの民間伝承、魔女、そしてニンフ。ローレン・レイノルズ氏が描くのは、おとぎ話の光も闇もまるごと受け入れた、異世界のムード。ビューティをここまで楽しんでいるブランドはほかにはいないだろう。

メイク:ローレン・レイノルズ ヘア:キヨコ・オド ネイル:エラ・ヴィヴィー

Filippo Fortis / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ミッソーニ

来年の夏、美しく上気した頬が欲しいなら「ミッソーニ」がお手本に。頬全体にふわりと色を広げるのが正解だ。

メイク:アーロン・デ・メイ「キコ ミラノ」使用 ヘア:ダミアン・ボワシノ「ghd」使用

Matteo Scarpellini

キャロリーナ・ヘレラ

ソフトで温かみのあるトーンに、最高にシックなシニヨン。まさにアッパーイーストサイドの洗練を絵に描いたようなルックだ。

メイク:ジェームス・カリアドス ヘア:ジミー・ポール

Realization : Medina Azaldin Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI

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