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娘の恋愛まで動画のネタに? 堤真一が家族への愛が溢れすぎる暴走パパへの本音

  • 2026.10.4
©️ABCテレビ

『虎に翼』の脚本家・吉田恵里香さんが完全新作として書き下ろしたドラマ『もうパパ!』(毎週日曜よる10時15分~、ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット)で堤真一さんが演じるのは、人気家族動画チャンネルを運営する一家の父親・多良山良詫。売れないピン芸人から一転、動画配信者へ。世間からは家族思いで理想的な「良いパパ」として親しまれているが、チャンネル登録者数100万人を目指し、熱すぎて空回りしてしまう良詫について、堤真一さんが本音を語る。

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――堤さんが演じる多良山良詫は、12年前、不登校になった6歳の娘・紀子を笑顔にしようと、動画サイトに家族系チャンネル『タラちゃんねる』を開設します。世間からは家族思いで理想的な「良いパパ」として親しまれていますが、「バズ」のために娘の恋愛まで動画のネタにしようと考えています。良詫の魅力はどこにあるとお考えですか。

作中で見せる「娘のために」という強い想いやそれ故の行動は理解できますが、端から見ると空回りしていてね(笑)。

じゃあ、この人物の魅力は何なのかと考えると、「ダメさ加減」……なのかな。何をやっても少しズレていたり、不器用だったり、カッコ悪かったりする。決してヒーローではなく、人間臭さが前面に出ている人物です。見ていて爆笑するようなキャラクターではなく、「この人は本当に不器用なんだな」と感じます。

でも、完璧な人間なんていないと思うんです。誰もが何かしら欠点や弱さを抱えて生きているわけだから、良詫みたいな人が現実にいてもおかしくない。憧れるような魅力ではなく、「こういう人、いるよな」と受け入れられる等身大のダメさこそが、良詫の唯一無二の個性になって、人によってはそこに魅力を感じるのかもしれません。

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――連続テレビ小説『虎に翼』(NHK)を手掛けた脚本家・吉田恵里香さんによる完全オリジナル作品ということも注目されていますが、吉田さんの脚本の面白さや魅力は、どこにあると思われますか。


今回、脚本を読んでいて感じたのは、現代的な会話のテンポ感というか、若い世代の感覚がしっかり反映されているなということでした。

今の人は、頭の中で思ったことを一度整理してから話すというより、思考の流れそのものがそのまま言葉になって出てくる感覚があるように思えます。頭に浮かんだことをそのまま口にしていくテンポやリズム感が、この脚本にはすごくあるなと思いました。一人ひとりが本当に自分の考えをどんどん言葉にしていくから、セリフの量も多いんですよ(笑)。

それって、SNSだったりチャットだったり、今のコミュニケーションに慣れている世代ならではの感覚なのかな。そういう意味でもこの脚本はとても現代的だし、登場人物たちが生きている「今」の空気感が自然とセリフに表れている作品だという印象を受けました。

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――大学生になった娘・紀子を演じる原菜乃華さんが、「堤さんに冷え性に効くお茶をいただいた」というエピソードを話してくださいました。

驚くくらいの冷え性なんですよ! みんなで「今日暑いね」といって汗だくになっている中、ひとりだけカイロを貼っているんですから。優しさというか、ちょっとお医者さんみたいな気持ちを込めて差し上げました。

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――動画配信者というのは、今までになかった役柄だと思います。堤さんは、動画をご覧になりますか?

よく見ますよ。例えば、次の作品で馬に乗るシーンがあるのですが、普段ほとんど運動しないものだから、「これは体をちゃんと動かせるようにしておかないとまずいな」と思って、ストレッチの動画を見ながら体を動かしてみたり。役づくりというほど大げさじゃないですですが、必要になったときは、活用しますね。

あとは、音楽系の動画もよく流しています。音楽をじっくり聴くというより、焚き火の音や、自然音がずっと流れているようなもの。作業しているときや、家でのんびりしているときに流しておくと落ち着きます。

娘が見ている動画を一緒に見ることもあるのですが、それがゲームの攻略動画だったりするんですよ。わーわー言いながらゲームを進めていくから、僕は横で「そんなに騒がなくてもいいじゃん」と(笑)。でも、不思議とそのまま最後まで見てしまうもので。結局は、一緒に楽しんでいます。

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10月4日スタート!新ドラマ『もうパパ!』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列で毎週日曜よる10時15分放送。放送終了後、TVerにて見逃し配信。

取材・文/坂本ゆかり

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