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24時間眠らない動物病院! けいれんや誤飲、突然の体調悪化など動物たちの命を守る救急医療の現場に密着!

  • 2026.10.4
©ABCテレビ

夜中、ペットに突然の体調変化が起きたとき、頼れる場所はどこにあるのでしょうか? 毎夜、飼い主たちが駆け込んでくる“24時間眠らない動物救急”の現場に密着しました。

奈良市内にある「奈良動物医療センター」は、年中無休・24時間体制で救急対応する関西でも数少ない動物病院。特に慌ただしくなる時間帯は、周辺の病院が閉まる「夜」です。

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午後8時、突然のけいれんに襲われた20歳の老犬・プリンちゃんが若い夫婦に連れられてやってきました。20歳は人間でいえば90歳を超える高齢。夫婦は「いつ何があるかわからない」と心配で連れてきたといいます。

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しかし、けいれん発作の原因を検査しようにも、頭の中を調べるとなれば麻酔が必要。老犬には体への負担が大きすぎるため、今回は医師の判断で、発作を抑える応急処置に留めることになりました。不安は残りますが、夫婦は「ずっと元気で、一緒にいてくれたら」と大事そうにプリンちゃんを抱いて帰っていきました。

同じころ、救急治療室では16歳の猫・ウニちゃんが治療を受けていました。口の中にできた腫瘍の影響で、鼻から管を通して流動食を摂っているのですが、管の違和感が我慢できず、自分で外して引っ張り出してしまうそう。そこで、しっかりと固定し直すことになったのです。

今回は、痛くない程度に太い糸で縫って固定したため、「少し外れにくいかな」と獣医。処置を終え、安堵の表情を見せる飼い主の女性は「長生きして欲しいので、何かあったらちゃんと診てもらいに来ないと」と話してくれました。深夜も“患者”が続々と。この日の夜だけで15件の診察を行いました。

【動画】年中無休24時間体制で緊急対応にあたる「奈良動物医療センター」。夜間に入院した犬や猫をそのまま日勤の獣医師へ引き継げるのも大きな強みです

翌日の夜10時、一匹の猫を抱えた女性が駆け込んできました。2歳の猫レナちゃんが、夕方からトイレに座っても便が出ず、嘔吐までするようになったので「怖くて連れてきました」とのこと。エサ以外のものを口に入れてしまう癖があるらしく、「何か食べちゃったかな」と心配しているそうです。

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しかし、エコーやレントゲンで調べても胃や腸に異物は見当たりません。そこで普段の様子をくわしく聞いてみると、最近、「ご飯を変えた」ことが判明。不調の原因は疑われた誤飲ではなく、どうやらフードの変更のよう。そこで、便を柔らかくするため点滴を打って様子を見ることになりました。

続いてやってきたのは、柴犬のこまちちゃん。誤って“ぶどう”を2粒食べてしまったそう。ぶどうは犬にとって非常に危険な食べ物。中毒による腎不全を防ぐため、急いで胃の中のものを吐かせる処置を行います。

しかし、なかなか吐ききれず、毒素が吸収されるのを抑える点滴治療に切り替えることに。針を刺した瞬間、驚いたように体をこわばらせるこまちちゃんに「ごめん、痛かったね」とやさしく声をかける獣医さん。言葉の通じない動物たちですが、恐怖や不安をやわらげるために「少しでもリラックスさせてあげる」ことを心がけているそうです。

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日付も変わるころ、親子が連れて来たのは14歳のトイプードル・モコくんです。もともと心臓に持病があり、突然体調が悪化したモコくんの診断結果は、心臓の機能低下によって肺に水がたまる肺水腫。命にかかわる危険な状態です。

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心臓の動きを助ける薬が投与され、肺の水を抜く緊急処置へ。今夜は入院治療を受けることになり、集中治療室へ移されます。「肺水腫の中でもかなり重症。今晩注意が必要かな」と看護師。何度も状態を確認し、慎重に経過を見守ります。

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一時は命が危ぶまれたモコくん。その後、無事に回復し、大好きな家族の元へと帰っていきました。時を選ばないペットの緊急事態。24時間眠らない動物病院が、今夜も家族の安心を支えています。

動物救急医療の現場は、9月16日(水)放送の『newsおかえり』(ABCテレビ 毎週月曜〜金曜午後3:40〜)で紹介しました。

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『newsおかえり』YouTubeチャンネルで配信中

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