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「もう生理用品はいらないかも」閉経が近いと思っていた50代。仕事の日に突然出血【医師解説あり】

  • 2026.10.2

閉経が近いのだろうと思い、生理用品を買わずに過ごしていた50代の私。ところが、ある日突然、思いがけない出血があり、仕事の日に不安を抱えながら過ごすことになりました。【医師解説あり】

もう生理用品はいらないと思っていた

それまで定期的に来ていた生理が、昨年から急に不規則になりました。数カ月来ないこともあり、たまに来ても量は少なかったため、「そろそろ閉経なのかな」と感じるようになっていました。

念のため婦人科を受診し、検査を受けたところ、その時点では特に異常はないと言われました。その結果に安心した私は、「もう生理用品は必要ないかもしれない」と思い、家に置く数を減らしていたのです。

ところが今年に入ってから、急に体重が増え、体が重く感じるようになりました。胸の張りもあり、体重の増加に加えて、むくみも気になるようになりました。更年期だから仕方がないのかなと思いながらも、なんとなく体がすっきりしない日が続いていました。

仕事の日に重なった思いがけない出血

そんなある日、生理が来たような感覚がありました。最初は「少し出血したのかな」と思っていたのですが、その後、しばらく経験していなかった量の出血があり、驚きました。出血は3日ほど続き、その量は若いころの生理を思い出すほどでした。

家に生理用品を十分に置いていなかったため、慌てて買いに行きました。ちょうど仕事も重なっていたため、外出先で困らないように、多めに持って出かけました。

さらに、2週間のうちに調査のための出張が3件あり、移動中や待ち時間にも出血のことが気になってしまいました。体の重さを感じ、気持ちも落ち着かず、「このまま出血が続いたら、貧血になるのでは」と不安を抱えながら過ごしました。

ひとりで抱え込まなくてよかった

その後、むくみは少しずつ軽くなり、体重の増加も落ち着きました。受講していたヨガは無理のない範囲で続け、体調も徐々に落ち着いていきました。

振り返ると、オンライン家庭教師の仕事を再開してから1年がたち、気付かないうちに疲れがたまっていたのかもしれません。更年期の時期も「何とか気力で乗り切れる」と思っていましたが、体調の変化を軽く考えてはいけないのだと感じました。

また、1年前の再婚も、私にとって生活上の大きな変化の一つでした。そんな中で支えになったのは、10歳年上の夫が、体調についての私の話をきちんと聞いてくれたことでした。不安なときにひとりで抱え込まず、一緒に対応を考えてくれる相手がいることに、心から救われました。

まとめ

今回の出来事を通して、更年期だからと体調の変化をひとくくりにせず、自分の体に起きていることをきちんと確認する必要があると感じました。不安なときに夫が話を聞き、一緒に対応を考えてくれたことも、私にとって大きな支えになりました。

医師による解説:閉経前後の出血で注意したいこと

更年期には生理の周期や出血量が変化します。ただし、久しぶりの出血や、これまでと明らかに違う出血がある場合は、更年期の変化と決めつけず、婦人科で原因を確認することが大切です。

更年期は出血が不規則になることも

閉経が近づくと、卵巣機能の低下に伴って生理の周期が乱れたり、出血量が増減したりすることがあります。閉経とは、自然な状態で12カ月連続して生理がないことを確認したうえで判断するものです。

久しぶりの出血は婦人科へ相談を

中高年の出血には、ホルモンの変化だけでなく、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ/子宮の筋肉にできる良性の腫瘍)や子宮内膜ポリープ(しきゅうないまくポリープ/子宮内膜にできる突起状の病変)、子宮内膜増殖症(しきゅうないまくぞうしょくしょう/子宮内膜が必要以上に厚くなる病気)、子宮体がん(しきゅうたいがん/子宮内膜から発生するがん)などが隠れている場合があります。以前の検査で異常がなくても、普段と異なる出血があれば婦人科を受診しましょう。

出血の量や体調の変化にも注意

出血量が多い、出血が長引く、短期間に繰り返す場合は、早めの受診が必要です。めまい、動悸、息切れ、強い倦怠感などがある場合は、出血による貧血の可能性もあるため、速やかに医療機関へ相談してください。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)

著者:大塚ゆかり/50代女性・フリーランス

イラスト:はせがわじゅん

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 早川クリニック 院長 早川 潤先生

産婦人科専門医。大阪大院医学博士。大阪・心斎橋で70年以上続く早川クリニックの院長として、思春期から更年期以降まで、幅広い世代の女性の健康を支えている。医師同士の相互評価により選ばれる「Best Doctors of Japan」にも選出。専門性に基づいた、丁寧でやさしい診療を大切にしている。HP:https://hayakawa-clinic.jp/

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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