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「次世代の100人」に女子テニス界の新星アレックス・イーラ タイム誌選出、ナダル氏が称賛「温かく、親しみやすく、謙虚」

  • 2026.10.1
アレックス・イーラ(C)Getty Images
SPREAD : アレックス・イーラ(C)Getty Images

米誌『TIME』は9月30日(日本時間10月1日)、政治や娯楽、スポーツなど各分野で未来を担う「次世代の100人」を発表し、女子テニスのアレックス・イーラを“革新者”という部門において選出した。フィリピンの選手として初めて世界ランキングのトップ20入りを果たした21歳について、4大大会通算22勝を誇るラファエル・ナダル氏は「人の話に耳を傾け、学び、向上し続けられることこそ、彼女の最大の強み」と寄稿した。

■フィリピン勢で初トップ20入り

現在開催中の「第20回アジア競技大会」に参戦中のイーラは、「次世代の100人」のうち革新者部門で選ばれた。
2025年のマイアミ・オープンでは4大大会優勝経験者を3人撃破。今年はWTA500の大会で優勝し、フィリピン選手として初めて世界ランキングのトップ20入りを果たした(現在は18位)。先日の全米オープンでも試合会場に多くのファンが詰めかけるなど、女子テニス界の若きスターとして成長を続けている。
今回の選出に際し、『TIME』に寄稿したのは2024年に現役を引退したナダル氏。同氏が運営する「ラファ・ナダル・アカデミー」の出身であるイーラについて、「(トップ20入りを果たしたとはいえ)彼女にはまだまだ成長の余地があります。人の話に耳を傾け、学び、向上し続けられることこそ、彼女の最大の強みの一つです」と紹介した。

■人気者になっても「地に足」

その上で「ですが、それ以上に大切なのは、彼女が今も変わらず、温かくて親しみやすく、謙虚で素晴らしい人であることかもしれません」と人柄を称賛。そして「若くして大きな注目を集める存在となり、その状況にうまく対応するのは簡単ではありません。それでも地に足をつけている彼女は、大いに称賛されるべきです。あとは、彼女が成長していく姿をこれからも楽しみに見守るだけです」と続けた。
イーラはアジア大会に参加するため、同時期に行われているWTA1000大会「中国オープン」を欠場。WTA1000大会は世界ランキング30位以内の選手には出場が義務付けられており、ケガなど正当な理由なく参加を見送った場合、女子ツアーを管轄するWTA(女子テニス協会)から罰金などの処分を受ける可能性が高い。
それでもイーラは「国を代表してプレーできることはうれしく、本当にワクワクしています」と話し、処分覚悟でWTA1000大会ではなくアジア大会を選んだ。こんなところも革新者部門にふさわしいのかもしれない。

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