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大ヒット映画『ハリー・ポッター』の知られざる舞台裏15選。スネイプの秘密から猫40匹まで

  • 2026.10.1
Aflo

2026年12月25日(金)に米HBOとHBO MaxでスタートするHBO版ドラマ「ハリー・ポッター」新シリーズ(日本ではHuluで配信が決定)。新しいホグワーツへの期待が高まる今、ドラマ版との違いを探すためにも見返したくなるのが、2001年の『賢者の石』から2011年の『死の秘宝 PART2』まで続き、全8作の世界興収が76億ドルを記録した、もはや伝説とも言える大ヒット映画だ。ハリーの瞳と眼鏡にまつわる苦労、ハグリッドを大きく見せた撮影の工夫、キャストたちの意外な素顔まで。映画8作とさらにスピンオフ『ファンタスティック・ビースト』シリーズから、初めて知れば驚き、ファンなら思わずニヤリとする舞台裏エピソード&トリビアを集めた。

あの有名なメロディー、実はハリーのフクロウのテーマ曲!

映画が始まると聞こえてくる、あの神秘的なメロディー。ハリーやホグワーツのテーマだと思いきや、曲名は『ヘドウィグのテーマ』だ(ヘドウィグはハリーの相棒となる白フクロウの名前)。ジョン・ウィリアムズが手がけた旋律は、やがて映画全8作に登場し、魔法界そのものを象徴する音楽になった。

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ハリーの瞳も眼鏡も、ダニエルには合わなかった

ハリー・ポッターを演じたダニエル・ラドクリフは、ハリーのトレードマークである「瞳」と「眼鏡」の両方に思わぬ苦労があった。原作のハリーに合わせた緑色のコンタクトレンズで目に強い反応が出たため、映画版ではダニエル本来の青みがかったグレーの瞳を生かすことに。撮影初期には、眼鏡に使われたニッケルが原因で目の周りに発疹もできたそう。

©Warner Bros/Courtesy Everett Collection / Aflo

ハーマイオニーの”出っ歯”、実は映画に一瞬だけ映っている

原作のハーマイオニーに近づけるため、エマ・ワトソンには大きな付け歯が用意された。しかし、台詞を話しにくくなるため、その後は使用されず。最初に撮影された『賢者の石』のラストシーンには、付け歯を着けたエマの貴重な姿が残っている。ぜひチェックしてみて。

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ルパート・グリントは自作のラップ曲でロン役をゲットした

『ハリー・ポッターと賢者の石 』のオーディションの際、彼は自分がロン・ウィーズリー役に最もふさわしい理由を説明するラップを作詞作曲して、ビデオでそれを披露したそう。どんな曲だったの聞いてみたい。

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ダンブルドア校長は、3作目から俳優が交代している

ホグワーツの校長ダンブルドアを演じた俳優は、シリーズの途中で交代している。『賢者の石』『秘密の部屋』ではリチャード・ハリスが演じたが、2002年に亡くなったため、第3作『アズカバンの囚人』からはマイケル・ガンボンが引き継いだ。一方、日本語吹き替え版では全8作を通じて永井一郎が声を担当。吹き替えで観ていた人は、交代に気づかなかったかもしれない。

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ハグリッドの巨体は、代役と遠近法でできていた

ハグリッドを演じたロビー・コルトレーンの身長は約183cm。十分に大柄だが、普通の人の約2倍の背丈と3倍の横幅を持つ半巨人を表現するには、さらなる工夫が必要だった。引きの場面では、身長約208cmの元ラグビー選手マーティン・ベイフィールドが、高さを増すための高下駄と特殊なマスクを着けて代役を担当。セットや小道具のサイズを変え、遠近法を利用する撮影トリックも用いられた。

Courtesy of Warner Bros Pictures

アラン・リックマンだけが知っていた、スネイプの秘密

セブルス・スネイプを演じたアラン・リックマンは原作者のJ・K・ローリングからスネイプの最終的な運命について誰よりも早い段階で知らされていたという。そのため原作の最終巻が出版されるまでリックマンはその秘密について、歴代の監督たちにも漏らすことはできず、「どうしてそんな風に演じるのか」と尋ねられても返答に困っていたそう。

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スネイプ先生、大広間ではこっそり音楽鑑賞!?

スネイプ先生には、もうひとつ重大な(?)秘密が。アラン・リックマンは大広間の撮影では、ローブにiPodを忍ばせ、音楽を聴いていたという。共演したワーウィック・デイヴィスは、黒いウィッグの後ろからローブへ延びる、イヤホンの白いコードが見えたと振り返っている。

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ハリーのライバル、ドラコ・マルフォイが画面に映っているのはわずか31分

第1作『賢者の石』から登場し、ハリーたちをたびたびいじめてきたスリザリン寮のドラコ・マルフォイ。マルフォイ家はストーリー全体にも関わり、印象的な役柄なのだが、実は全8作品(合計19時間40分)を通じてドラコの出演時間はたったの31分45秒という短さ! ドラコ役のトム・フェルトンは2025年、ブロードウェイ公演『ハリー・ポッターと呪いの子』で、大人になったドラコを再び演じている。

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ロンはスネイプ先生の愛車に「5メートル以内立ち入り禁止」!?

スクリーンでのロンとスネイプ先生の険悪な雰囲気はリアルを反映していたのかもしれない。アラン・リックマンの車でミルクシェイクをこぼしたことから、ロン役のルパート・グリントとネビル役のマシュー・ルイスは、彼の新しいBMWに5メートル以内まで近づくことを禁じられたとか。とはいえ、リックマンが子役たちにとても思いやり深く接していたことは広く知られている(シェイクをこぼす方が悪い!)。

Courtesy of Warner Bros Pictures

ヴォルデモートの顔は鼻があっても子どもが泣くほど怖かった

レイフ・ファインズ演じるヴォルデモートの顔は、特殊メイクとCGの合わせ技。撮影後に鼻を消し、蛇のような鼻孔に置き換えていた。しかし、“鼻あり”でも迫力は十分。メイクと衣装を着けた姿でスタッフの5歳の子どもに顔を向けると泣き出してしまい、ファインズは「この見た目はうまくいっている」と感じたそう。 鼻をCGで消す前から、“闇の帝王”の迫力は十分だったようだ。

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アンブリッジの猫の皿には、本物の子猫40匹が登場

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(2007)で登場する新キャラ、魔法省からホグワーツに派遣されたドローレス・アンブリッジはイメルダ・スタウントン演じるいけ好かない敵役だ。彼女のピンク一色の執務室でとりわけ印象的なのが壁に飾られた猫の皿。皿の中で動く姿を表現するため、本物の子猫40匹を撮影し、その映像を後から合成したとか。

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ルーナ役は、約1万5,000人の中から選ばれた

同じく『不死鳥の騎士団』で初登場する“不思議ちゃん”な役どころのルーナ・ラブグッド。一般公募のオーディションを経て、約1万5,000人の中からこの役を射止めたアイルランド出身のイヴァナ・リンチは当時プロの俳優ではなく、大のハリー・ポッターファンの一人。撮影ではルーナのイヤリングを自作するなど、ハリポタ熱を存分に発揮した。

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使用した杖500本、がれき用の発泡スチロール32トン。すべてがけた違いの最終決戦

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』のホグワーツの戦いは、撮影の規模も桁違い。破壊された城を表現するため、がれき用の発泡スチロール32トンがトラック5台で運び込まれた。さらに小道具チームは、スタント用を含めて500本以上の杖を製作。画面を埋め尽くす戦いの裏には、膨大な数の小道具があった。

Courtesy of Warner Bros. Pictures / Aflo

“ファンタビ”ニュート役のエディ・レッドメインは、かつてヴォルデモート役に落ちていた

ハリーが生まれる前の魔法界を舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険と、若きダンブルドアたちを描くスピンオフシリーズ『ファンタスティック・ビースト』。主人公ニュート役のエディ・レッドメインは、大学時代に『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のトム・リドル、つまり若きヴォルデモート役のオーディションを受けていたという。結果は落選だったが、十数年後に主役として魔法界へ。 “闇の帝王”になるはずが、心優しい魔法動物学者になったというわけだ。

courtesy of harrypotter via Instagram

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