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「俺が食べる前に食べればいいだろ」大好物の唐揚げを35個作っても私の分まで全部食べ尽くす夫!注意しても全く反省しないので、友人に教わった作戦を試してみたら・・・

  • 2026.10.1
andGIRL

読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!食卓のおかずを妻の分まですべて食べ尽くしてしまう新婚の夫。悩んだ主人公が友人の助言で実行した、ある作戦とは・・・。あなたのまわりにもこんな食い尽くし系の人はいませんか?

新婚生活の悩みは、私の分まで平らげる夫の食い尽くし

結婚して半年、私は夫とふたりで小さなマンションに住み、穏やかな新婚生活を送っていました。ただ、ひとつだけどうしても慣れないことがありました。夫が食卓に並んだおかずを、私の分までひとつ残らず食べてしまうのです。大皿に盛った炒め物も、切り分けたケーキも、私が少し目を離したすきに空っぽになっていました。「私まだ食べてないよ」と言っても、夫は「え、残ってると思わなかった」と笑うだけでした。

特につらかったのは、私の大好物の唐揚げでした。揚げたそばから夫の箸がのびて、私が味噌汁をよそって席に着くころには数個しか残っておらず、それもすぐに夫の口へ消えていきました。夫は男三兄弟の末っ子で、子どものころから食卓は早い者勝ちだったそうです。夫に悪気がないのはわかっていましたが、毎回ご飯と味噌汁だけで食事を終えるのはさみしいものでした。私は学生時代からの友人に、思い切ってこの悩みを打ち明けてみました。

友人の助言は激辛の唐揚げ作戦。迷う私に夫の決定的なひと言

近所のカフェでランチをしながら私の話を聞いてくれた友人は、少し考えてから「唐揚げに激辛のものを混ぜてみたら?」と言いました。何個か辛い当たりを仕込んでおけば、夫もあわてて箸を止めるはずだというのです。私はそんなことで直るとは思えず、「さすがにやりすぎじゃない?」と笑ってごまかしました。それでも、一度くらい試してもいいかもしれないという気持ちが、心のどこかに残りました。

そんな話をした週末、私は久しぶりに唐揚げを35個も揚げました。これだけあれば、さすがに私の分も残るだろうと思ったのです。しかし、揚げ物に使った鍋を片づけて食卓に戻ると、大皿にはひとつも残っていませんでした。「私の分は?」と聞くと、夫は「自分もほしいなら俺が食べる前に食べろよ」と、満足そうにお腹をさすりながら平然と言い放ちました。その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かがぷつんと切れました。

作戦決行の夜。激辛の唐揚げを混ぜても夫は平気な顔

翌週の金曜日、私はついに友人の作戦を実行することにしました。前回と同じく35個の唐揚げを揚げ、そのうち5個だけ、下味のタレに激辛ソースをたっぷりしみこませました。見た目ではまったくわからないよう、ほかの唐揚げと一緒に大皿へ盛りつけました。夫はいつものように「うまそう!」と言って、うれしそうに席に着きました。私は向かいの席で麦茶をつぎながら、夫が最初の1個を口に運ぶのを見守っていました。

夫は次々と唐揚げをほおばり、しばらくすると「お、これ辛いな」とつぶやきました。ところが箸はいっこうに止まらず、何度か麦茶を飲みながら激辛の唐揚げまで平らげていきました。もともと辛いものが得意な夫には、作戦はまったく効いていないように見えました。大皿がみるみる空になっていくのを目の前で見ながら、友人の作戦もやっぱり無駄だったのかと、私はすっかりがっかりしてしまいました。

空になった大皿を前に夫が反省。ふたりで決めた新しい約束

大皿に残った最後の1個を食べ終えた夫は、麦茶のグラスを置いたまま急に黙り込みました。そして、ご飯と味噌汁しか置かれていない私の手元をじっと見つめました。「辛いの入れたの、わざとだよね。そこまで怒ってたって、今やっと気づいた」と、夫は小さな声で言いました。私は「唐揚げ、私の大好物なんだよ。いつも1個も食べられなかった」と、結婚してからずっと言えなかった思いを正直に伝えました。

夫は「ごめん。これからは最初に半分、君のお皿に取り分けるよ」と頭を下げました。その言葉どおり、次の日から夫は本当に私の分を先に取り分けてくれるようになりました。後日、友人に報告すると、「激辛より効いたのは本音だったね」と笑われました。激辛で箸を止める作戦は空振りでしたが、そのおかげでやっと本音で話し合えました。ふたりで同じおかずを分け合う食卓に、心がほっと温かくなりました。


いかがでしたか?友人の作戦をきっかけに、ずっとがまんしてきた気持ちを夫に伝えた主人公。夫がすなおに反省してくれて本当によかったですね。小さな不満も、ため込まずに言葉にして伝えることが大切です。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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