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実母「この程度の陣痛で…」出産の立ち会いで説教を始め…その後の面会でも“理不尽な発言”の連発に「今では距離を置いています」

  • 2026.10.10
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

出産は、一人の女性にとって生命をかけた人生の一大事業です。

とりわけ高齢出産においては体にかかる負担も計り知れず、周囲の温かな手助けや深い理解が不可欠となります。しかし時に、最も身近な存在であるはずの家族からの心ない言動が、心身ともに限界な時期に容赦なく追い打ちをかけることもあるようです。

今回は、専業主婦である50代女性のAさん(仮名)が寄せた『出産時に、実母から投げかけられた言葉の数々』についてのエピソードをご紹介します。

陣痛の苦しみに「この程度で」産後の危険な高血圧にも「大したことない」

私の実の母親にまつわる出来事です。

私は高齢出産で我が子を授かりましたが、お産がなかなか進まず、計画出産のために手配して入院することになりました。

陣痛促進剤を点滴で投入されたものの、子宮口がなかなか開かず、何時間も激しい陣痛に耐えていたときのことです。

そろそろ生まれたかと実の両親が訪ねてきました。すると母は

「この程度の痛みで何を大げさに騒いでいるの? 私の時はね……」

と、苦しむ私に向かって説教を始めたのです。

昔から何でも自分の物差しで判断する人でした。見かねた夫が「生まれたら連絡しますから」となんとか母を追い返してくれました。

結局その日は出産の兆候がなく、翌日も促進剤を使用。

長い苦痛に耐えかねたため、医師と相談の上、その日の昼に帝王切開での出産へと切り替えました。

私が麻酔で眠っている間に夫から実家へ誕生の報告を入れてもらっていましたが、麻酔から覚めた際に看護師さんから

「明日はまだ赤ちゃんを抱っこできないので、面会に来てもらうなら明後日以降が良いですよ」

とアドバイスを受けました。そこで実家へ電話で伝えようとしたのです。

ところが何度掛けてもずっと話し中。

両親は当時電話しか連絡手段を持っていませんでした。お腹を切られた激痛に耐えながら電話をし続けるのは無理だと判断し、義理の両親にお願いして実家へ連絡を入れてもらいました。後で分かったのですが、孫の誕生が嬉しくてあちこちの親戚に電話をかけまくっていたそうです。

面会が可能となった日、病室には実の両親と義理の両親が集まりました。

しかし私は血圧の数値が高く、体調が良くなかったため看護師さんから「面会は短時間で済ませてください」と指示が出されていました。

すると私の母は

「そのくらいの血圧なんて私は普段からだから大したことない」

とペラペラ喋り続け、制止を聞かずに長居しようとしました。それを見かねた義両親が、何とか母を連れ出して帰してくれたのです。

後から看護師さんに話を聞くと、高齢者の高血圧と若い世代の一時的な高血圧は意味合いが全く異なるとのこと。

さらに様子を見てくれていた看護師さんは、腹部を切開した人は痛みで自分の世話すらままならないのが普通なのに、あなたは赤ちゃんのお世話も面会者の相手も完璧にこなそうとし過ぎている、と労わりながら絶対安静を命じてくださいました。

幸いにも、当時生まれた娘は今や小学6年生になり健やかに育っています。しかし実の両親からはその後も理不尽な言動を繰り返されたため、今では適切な距離を置いて生活しています。

一方で、いざという時にいつも助けてくれる夫と義理の両親は本当に素晴らしい人たちで、「この人と結婚できて心から幸せだ」と日々実感しています。

家族の理解と支えの大切さ

出産の経過や体の負担には大きな個人差があり、「昔の自分の経験」だけを基準にして推し量れるものではありません。特に高齢出産や妊娠高血圧症といったリスクを伴う場面では、医療従事者の指示に素直に従うことが最優先されます。

Aさんの実母のように自分の物差しで相手の苦しみを過小評価する姿勢は、当事者を精神的に深く追いやるものです。「無理をすれば命を落としかねない」という緊迫した状況すら理解しようとせず、自身の持病と同列に捉えてしまうことは、母体のリスクを見過ごすことにつながりかねません。

自分や我が子の心身を守るために、負担を強いる関係性を見直し、適切な距離を置くという決断もまた、大切な選択肢の一つと言えるでしょう。


●本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年9月28日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:50代女性・専業主婦

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとに社内確認の後公開を行っています


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