1. トップ
  2. エピソード
  3. 「試食だと思ったのよ」コンビニで“レジ横の商品”を袋に入れた常連客…警察に通報して発覚した“意外な事実”にゾッ…!

「試食だと思ったのよ」コンビニで“レジ横の商品”を袋に入れた常連客…警察に通報して発覚した“意外な事実”にゾッ…!

  • 2026.10.14
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

コンビニで働いていると、毎日のように顔を合わせる常連のお客様がいます。

何度も接客するうちに自然と会話が増え、顔なじみになることも珍しくありません。

私がコンビニでアルバイトをしていた頃にも、よく世間話をする高齢の女性のお客様がいました。

いつも穏やかに話しかけてくれる方で、特に変わった様子もありませんでした。

ところがある日、別のスタッフから「このお客様が来たあと、レジ横の商品が減っている気がする」と聞かされたのです。

あのお客様が来ると、商品が減る…?

そのお客様は、来店すると「今日は天気がいいわね」「ここのパン、おいしいのよ」など、気さくに話しかけてくれる方でした。

私も普段どおり世間話をしており、特に不審に思ったことはありませんでした。

そんなある日、別のスタッフがレジ横の商品について気になることを話し始めました。

「あのお客様が来たあと、饅頭やチョコレートが減っている気がするんだよね」

レジ横には、会計のついでに手に取れるよう、饅頭やチョコレートなどの小さな商品を並べていました。

特に饅頭は賞味期限が短く、一度に2〜3個程度しか仕入れないため、在庫の変化に気づきやすい商品です。

最初は単なる数え間違いかもしれないと思いました。しかし、同じようなことが何度か続いたため、スタッフが状況を確認することになりました。

レジを離れたわずかな隙に…スタッフが目撃した行動

ある日、そのお客様がいつものように来店しました。

普段と変わらず買い物を済ませ、私とも世間話をしていました。

私はいつもどおり接客していたのですが、別のスタッフは少し離れた場所からお客様の様子を確認していました。

すると、私がレジを離れて後ろを向いたわずかな隙に、お客様がレジ横の商品を手に取ったのです。

そして、その商品を、会計済みの品物が入った自分の袋へ、ストンとそのまま落とすように入れたといいます。

その様子を見ていたスタッフは、お客様が店を出たところで追いかけました。

「こちらの商品、お支払いされていませんよね」

すると、お客様から返ってきたのは思いがけない言葉でした。

「試食だと思ったのよ」

レジ横の商品は、もちろん販売用です。試食として提供しているものではありません。

普段は何気なく世間話をしていたお客様だけに、その話を聞いたときは驚きました。

警察への確認でわかった、さらに意外な事実

その後、お客様には店内に戻っていただき、警察に通報して事情を確認してもらうことになりました。

そこでわかったのは、このお客様が近隣のスーパーなどでも同じような行為をしており、以前から知られていた人物だったということです。

私はそれまで、ただ気さくに話しかけてくれる常連のお客様だと思っていました。

しかし、別のスタッフは日頃の商品在庫の変化に気づき、小さな違和感を見逃していなかったのです。

もちろん、長く店内にいることや、店員と親しく話すこと自体が不審なわけではありません。

だからこそ、先入観でお客様を判断するのではなく、実際の商品状況や行動を確認することが大切なのだと感じました。

常連客でも思い込みは禁物!日頃の気づきが店舗を守る

今回の出来事で印象に残っているのは、普段の何気ない在庫確認がきっかけになったことです。

私は顔なじみのお客様というだけで、特に気にすることなく接客していました。

一方で、別のスタッフは小さな商品の減り方に違和感を覚え、事実を確認していました。

お客様を最初から疑ってかかる必要はありません。しかし、顔なじみだからといって思い込まず、小さな変化にも目を向けることが大切です。

接客では、相手への信頼と冷静な状況確認の両方が必要なのだと学んだ出来事でした。


ライター:canny

元コンビニ勤務のWebライター・編集者。これまで接客の仕事を通して、年齢も立場もさまざまなお客様やスタッフと関わってきました。仕事中には、思わず困ってしまう出来事や、今だから笑って話せる失敗、心が温かくなるようなやり取りなど、本当にいろいろな経験があります。
コンビニは、毎日の暮らしに身近な場所。だからこそ、そこで働く人にしか見えない景色や気づきも少なくありません。そんな実体験をもとに、現場で起こる出来事や接客の難しさ、おもしろさを、当時の気持ちも交えながらお伝えしていきます。読んだ方に「こんなこともあるんだ」と身近に感じてもらえるような記事を目指しています。


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名】

の記事をもっとみる

注目コンテンツ