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「奥様は搭乗することができません」ハネムーンのはずが…スタッフも思わず青ざめた“パスポートのミス”に「なんとも言えない気持ち」

  • 2026.10.13
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

こんにちは。元CAのマンゴーアレルギーです。

今回は、私がグランドスタッフとして働いていた頃に出会った、忘れられない新婚夫婦のお話です。

「もしかして、ハネムーンですか?」

その日、私はハワイ行きの国際線で、エコノミークラスのチェックインを担当していました。

そこへやってきたのは、見るからに幸せいっぱいの若いカップル。

これから始まる旅行を楽しみにしている様子が伝わってきて、思わず、

「もしかして、ハネムーンですか?」

と声をかけました。

すると、お二人は笑顔で「そうなんです!」と答えてくれました。

新婚旅行でハワイ。きっと何か月も前から楽しみに準備してきたのでしょう。

私も「素敵ですね。楽しんできてくださいね」とお話ししながら、いつも通りチェックインの手続きを始めました。

ところが....

航空券とパスポートの名前が違う

航空券とパスポートを確認したところ、思わず青ざめてしまうミスに気がつきました。

奥様の名前が一致していなかったのです。

結婚して姓が変わっていたのですが、航空券は新しい姓、一方のパスポートは旧姓のままでした。

国際線では、航空券とパスポートに記載されている名前が一致していることが非常に重要です。

「結婚したばかりだから」「同一人物だと証明できるから」という理由だけで、そのまま搭乗できるわけではありません。

私は事情を説明し、このままでは「奥様は飛行機に乗ることができない」とお伝えしました。

すると、それまで幸せいっぱいだったお二人の表情が一変しました。

目の前で始まった夫婦喧嘩

「だから確認してって言ったじゃん!」
「そんなの知らなかった!」

さっきまで楽しそうに話していたお二人が、チェックインカウンターの前で言い争いを始めてしまったのです。

こちらとしても、なんとかしてあげたい気持ちはあります。

しかも、行き先は新婚旅行のハワイ。ホテルを予約し、現地での予定も立て、今日を楽しみにしていたはずです。

けれど、国際線の搭乗手続きでは「新婚旅行だから今回だけ」という対応はできません。

そして話し合いの末、ご主人が出した答えは....

「僕だけ行きます」

ご主人だけが、そのままハワイへ出発することになったのです。

新婚旅行なのに、夫だけがハワイへ。

カウンターで見送る私たちも、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

海外旅行前に確認してほしいこと

結婚などで姓が変わったタイミングは、航空券を予約するときに特に注意が必要です。

海外旅行の航空券を予約するときは、実際に旅行で使用するパスポートを手元に置き、記載されている名前を確認しながら入力するのがおすすめです。

アルファベットのスペルも含め、予約後にもう一度確認しておくと安心です。

空港に着いてから名前の違いに気づいても、出発までの時間や航空券の条件によっては、その場で解決できないことがあります。

せっかく楽しみにしていた海外旅行。特に新婚旅行なら、最初から最後まで二人で楽しみたいですよね。

出発前には、航空券とパスポートの名前が一致しているか。

ぜひ、もう一度確認してみてください。


ライター名:マンゴーアレルギー

グランドスタッフ3年、客室乗務員として7年、勤務した経験を持つ元航空業界人。航空業界での経験や子育てで得た学びを生かし、思わず「なるほど」と感じてもらえるような体験談をお届けします。


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