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少年ジャンプ連載【国民的アニメ】実は“ただのモブ”だった『超人気キャラ』原作者も“予想外の大出世”…ファン「英断すぎる」

  • 2026.10.13
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

原作漫画の全世界での累計発行部数は6億部を突破した国民的アニメ。本作に登場する王女と主人公たちの別れは、今なお語り継がれる名シーンとして知られている。しかし、重要キャラクターである彼女は当初、ただの敵キャラクターとして登場し、それ以上の設定は考えられていなかった。本稿では、原作者も予想していなかった彼女の活躍と誕生秘話を紐解いていく。

※以下本文には放送内容が含まれます。

『ONE PIECE』屈指の名シーンを生み出したビビ

尾田栄一郎先生による漫画を原作としたアニメ『ONE PIECE』。原作漫画は1997年より『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中で、全世界での累計発行部数は6億部を突破している。2022年7月に原作が連載25周年を迎えたほか、1999年から放送開始されたアニメ版は2024年に25周年を迎えた。2026年4月5日より『エルバフ編』の放送がスタートし、新章へと突入。Netflixでは、実写ドラマ版『ONE PIECE』が世界独占配信されている。

本作に登場する美しい水色の髪が特徴のネフェルタリ・ビビ(CV:渡辺美佐)は、アラバスタ王国の王女で、現国王ネフェルタリ・コブラ(CV:郷田ほづみ)の娘だ。勇気とやさしさをあわせ持ち、一度決めたことに全力で挑戦する性格のビビ。国民を大切にしており、国民からもとても愛されている。

ビビは犯罪秘密結社バロックワークスが王国の乗っ取りを企んでいると知り、イガラム(CV:園部啓一)とともにミス・ウェンズデーとして組織に潜入していた。ラブーンの体の中で出会った麦わらの一味の命を奪おうとしたが撃退され、逆に助けられる。その後、クロコダイル(CV:大友龍三郎)を倒すために一味と旅を続け、信頼関係を深めていった。

クロコダイルを倒した後、モンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)から改めて仲間に誘われるものの、ビビは国民と一緒に歩んでいくことを決意する。そして彼女は、涙を流しながら一味を見送ったのだった。ビビは『アラバスタ編』の中心人物であり、腕の×印を掲げ一味と別れる場面は、離れていても絆を感じさせる名シーンとしてファンから愛され続けている。

ただのモブキャラから作者も予想外の重要人物へ

『アラバスタ編』の重要キャラクターであるビビ。彼女についてSNSでは「作中1番好きな女性キャラ」「いつか正式に麦わらの一味に加わってくれないだろうか…」「ビビ可愛い」との声が上がり、高い人気を誇っている。一方で実は当初、彼女はただの敵キャラクターとして終わる予定の人物だった。

『ONE PIECE 総集編 THE 21ST LOG』に、尾田先生による描き下ろしのコーナー『連載ってワンダーランド』が収録されている。そこで尾田先生は、「予想以上に活躍したキャラクター」というテーマに対し、ビビと回答したのだ。

当初はビビの設定に関して、敵キャラクター以上のことは考えていなかったそうだ。しかし、髪を下ろしたミス・ウェンズデーの姿を描いた際、王女のような雰囲気を感じたことがきっかけで、構想を始めていた『アラバスタ編』に登場する王女として誕生させたとのこと。

モブキャラのまま出番が終わるかもしれなかったビビの大活躍は、作者にとっても想定外だったようだ。脇役として登場しながらも、祖国を救うためにルフィたちと冒険を繰り広げる『ONE PIECE』に欠かせない重要キャラクターへと変貌したビビ。SNSでは「英断すぎる」という声も見受けられる。そんな彼女は、『アラバスタ編』を象徴する存在であると同時に、ファンをあっと驚かせるような尾田先生ならではの発想力を物語っていると言えるだろう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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