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『名探偵コナン』実は“名無しのモブ”だった…「今じゃ欠かせない」劇場版3作目以降“ほぼ全シリーズ”に登場【重要キャラ】

  • 2026.10.12
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

長年ファンから愛され続け、今となってはおなじみのキャラクターになった国民的アニメに登場する刑事。しかし、実は初登場時には名前すらない“モブキャラ”だったことをご存じだろうか。そんな彼がレギュラーメンバーへと大出世を遂げた背景には、担当声優のある行動が関係していた。本稿では、彼の誕生秘話を振り返っていく。

※以下本文には放送内容が含まれます。

『名探偵コナン』おなじみのキャラクター・高木刑事

青山剛昌先生による漫画を原作としたアニメ『名探偵コナン』。原作漫画は1994年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載中で、全世界での累計発行部数は2億7000万部を突破している。アニメ版は1996年1月8日より放送開始されており、今年で放送30周年という記念すべき年を迎えた。

本作には探偵や刑事、そして黒ずくめの組織のメンバーなど、数多くのキャラクターが登場する。そんななかで、今となってはすっかりおなじみの人物となったのが、目暮警部(CV:茶風林)の部下・高木刑事(CV:高木渉)だ。

高木刑事は温和な性格で、江戸川コナン(CV:高山みなみ)たちにとって頼りやすい存在になっている。2歳年上の佐藤刑事(CV:湯屋敦子)に思いを寄せていたが、ついに恋人の座を勝ち取った。高木刑事はアニメ版の初期から登場しており、長年にわたって作品を支えてきたキャラクターのひとりとしてファンから親しまれている。

モブキャラから“出世”した結果、レギュラーメンバーへ

今でこそレギュラーメンバーとして活躍している高木刑事だが、実は初登場時には名前がなく、いわゆる“モブキャラ”だった。

1996年6月24日に放送された第21話『TVドラマロケ殺人事件』で、目暮警部とともに高木刑事らしきキャラクターが少しだけ登場している。「警部!被害者の部屋からこんなものが」というセリフを口にしているものの、エンドクレジットに彼の名前はなかった。

エンドクレジットに高木刑事の名前が登場したのは、1996年12月16日に放送された第42話『カラオケボックス殺人事件』だ。声の出演に“高木刑事 高木渉”と記載され、ただのモブキャラから名前がつくまでに昇格したことがわかる。また、1997年7月7日に放送された第66話『暗闇の道殺人事件』では、コナンの推理シーンで、高木刑事が事件について説明する役回りを担った。

高木刑事が活躍する姿を見られるのは、TVシリーズだけではない。1999年に公開された第3作目の劇場版『名探偵コナン 世紀末の魔術師』にて初登場を果たし、それ以降ほぼ全シリーズに登場しているのだ。2022年に公開された第25作目の劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』では、高木刑事と佐藤刑事の関係にスポットが当てられており、2人の恋愛模様が大きな見どころになっている。

東宝株式会社の公式サイトにて掲載された劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』完成“披露宴”舞台挨拶のレポートで、高木刑事役を務める高木渉さんは、高木刑事の誕生について以下のように語っている。

元太でも呼ばれたいし、その警官がレギュラー化したら、警官でも呼ばれたいと思ったので、自分で「高木です」と勝手にセリフに名前を付けて言っていたんです(笑)。「報告しなきゃ。高木でーす」とかいっぱい言っていました。その頃たまたま目暮警部の右腕のキャラクターを探していたということで、じゃあいっそのこと(警官Aの名前を)「高木刑事にしちゃおうか」となりました。
出典:『「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」完成“披露宴”舞台挨拶』東宝株式会社公式サイト 2022年4月5日

高木さんは、少年探偵団のメンバー・小嶋元太役と同時に、“警官A”のような役も担当していた。そんな高木さんのさらに本作に出演したいという思いが叶い、高木刑事というキャラクターが生まれたと言えるだろう。

高木刑事についてSNSでは「今じゃ欠かせない」「まさに大躍進」「凄い」と、驚きの声が上がった。ひとりのキャラクターとして、目覚ましい“出世”を遂げた高木刑事。長年のシリーズを通して彼は、『名探偵コナン』に欠かせない存在になっている。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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