1. トップ
  2. エンタメ
  3. 実は、エキストラオーディション→主要キャストに“大抜擢”された『VIVANT俳優』“とんでもない経歴”に「マジで?」「スッゴ」

実は、エキストラオーディション→主要キャストに“大抜擢”された『VIVANT俳優』“とんでもない経歴”に「マジで?」「スッゴ」

  • 2026.10.17
undefined
「小学館 DIME トレンド大賞」授賞式 富栄ドラム (C)SANKEI

芸能界には、まったく異なる世界で培った経験や特技を武器に、多方面で活躍している人がいます。そこで今回は、“意外な学歴・経歴を持つ有名人”をテーマに5名をセレクトしました。

本記事ではその第3弾として、中学卒業とともに大相撲の世界へ入り、13年の土俵生活を経て俳優になった異色の人物をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに人選・制作された記事です
※一部、経歴やエピソードに関するネタバレを含みます

柔道で神戸市の頂点にーー伊勢ヶ濱部屋の門をたたく

1992年4月11日生まれ、神戸市出身の富栄ドラムさん。

彼の強じんなフィジカルの原点は幼少期から打ち込んできた柔道にあります。中学時代には神戸市中学校新人柔道大会の71キロ級、66キロ級を2年連続で優勝。しかし、ぜんそくを抱え、長く戦い続けることに不安を覚えていたところ、伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)からスカウトを受け、角界へ足を踏み入れました。

入門したのは中学3年の3学期で、中学校の卒業を迎えた2008年春場所において、本名の「冨田」で初土俵を踏みました。同年の夏場所からは四股名を「富栄」へと改名。身長168センチと力士としては非常に小柄な体格でしたが、前相撲では全国3位の実績を持つ同級生をわずか1秒で押し出すという驚異的なエピソードも残しています。初めての本場所は負け越しに終わったものの、足が上がらなくなるほど四股を踏み続ける過酷な稽古の日々に食らいつき、厳しい土俵の世界で心身を鍛え上げていきました。

最高位は幕下6枚目ーー関取まであと一歩に迫った13年

中学卒業後からは、30キロ以上も体重を増やし、2010年には100キロの大台に。地道な稽古を重ねた結果、2018年11月場所で東幕下6枚目まで番付を上げます。

しかし、ケガの影響もあり、2021年に13年間の土俵生活に別れを告げた富栄さん。関取の座まで、あと一歩のところでした。通算成績は258勝245敗29休。

引退後は、YouTubeという新たな土俵へ飛び込み、“バク転力士”として注目を集め、2026年10月時点でYouTubeチャンネル『ブヒブヒパーリー』登録者数は9.4万人に達しています。

この経歴にSNSでは「マジで?」「スッゴ」など驚きの声が見受けられました。

エキストラのオーディションから抜てきーー『VIVANT』を機に「富栄ドラム」へ

転機となったのは、2023年7月期の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。当初はエキストラのオーディションを受けていましたが、阿部寛さん演じる公安の刑事・野崎守のエージェント、ドラム役に抜てきされます。福澤克雄監督は、当初バルカ警察の役で審査に来た富栄さんを見て「あー、ぴったりだ。ドラムだ」と感じたとのこと。

富栄さんは、撮影前には、四股名に本名の下の名前を合わせた「富栄龍太郎」から「富栄ドラム」へ芸名を変更。姓名判断の結果がよかったことに加え、役者としての出発点を忘れないためだったと明かしました。

現場では、主演の堺雅人さんと一緒に四股を踏んでから撮影に臨むのが習慣に。共演陣からも深く信頼され、現場の士気を高める存在となりました。

話さないながらも仕事のできるドラムは、SNSでも「有能すぎる」と反響を呼びました。

第2シーズンでも躍動ーー本人が挑んだ2連続バク転

undefined
富栄ドラム (C)SANKEI

2026年7月26日からは、『VIVANT』第2シーズンが2クール連続で放送中。富栄さんもドラム役で続投しています。初回から高い視聴率をたたき出すなど前作以上の熱気を見せる中、第12話で見せた側転からの「2連続バク転」が大きな話題を呼びました。スタントなしで富栄さん本人が披露したこの豪快なアクションに、SNS上では「運動神経良すぎ」「腕力がすごい」「努力された結果」といった声も見られました。

また、7月にはドラムの過去に光を当てたスピンオフ『ドラムーVIVANT THE ORIGIN STORYー』(全4話)が、U-NEXTの独占配信されるといった、助演としては異例の快挙を成し遂げました。

飛び込んだ角界で13年を過ごし、俳優として新たな道を切り開いた富栄ドラムさん。土俵で鍛えた身体能力を武器に、今後どのような役を見せてくれるのか目が離せません。

※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる

注目コンテンツ