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「止まっても歩いても文句を言われる」エスカレーターの“片側空け”論争、SNSで賛否「結局どっちなの?」

  • 2026.10.9
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出典元: photoAC(画像はイメージです)

駅のエスカレーターでは、片側に立ち、もう一方を歩く人や急いでいる人のために空ける人もいるのではないでしょうか。

通勤や乗り換えで急いでいるときには、歩いて少しでも早く移動したいもの。長年の習慣から、自然と「片側を空ける」ことを意識している人もいるかもしれません。

一方、近年は、エスカレーターでは歩かず、立ち止まって利用する動きが広がっています。安全面から「歩かないほうがいい」という声がある一方で、「止まる人が増えると片側だけ長い列ができてしまう」「急いでいるときは歩きたい」といった意見も。

そんなエスカレーターをめぐる投稿がSNSで話題となり、利用者からさまざまな声が寄せられています。

「歩かない」が安全のための呼びかけに?それでも「片側だけ行列」の現実

これまで駅などのエスカレーターでは、急ぐ人のために空けておく「片側空け」が定着していました。

しかし現在は、安全面から「歩かず、立ち止まって利用する」ことが呼びかけられています。日本エレベーター協会も、エスカレーターでは歩かず、立ち止まって利用するよう呼びかけています。

同協会の公式サイトでは、エスカレーターを歩いたり、追い越したりすることで、ほかの利用者や荷物と接触し、思わぬ事故につながる危険があるとしています。

また、身体の不自由な人の中には、片方の手すりにしかつかまることができない人もいるため、片側を空けることが危険につながると注意を呼びかけています。

一方で、実際の駅では「歩く人のために空けておく」という習慣が残っているケースもあります。

そういった場合は「空いている側に立つのは気まずい」「後ろから急いでいる人が来たら困る」と感じる人もいるでしょう。

「歩かないのが正しい」と分かっていても、現場ではなかなか判断しづらいーー。そんな状況が、今回の投稿をきっかけに改めて注目を集めています。

「危険だから歩かないで」だけではない?さまざまな声

SNSでは、安全を重視する意見だけでなく、急いでいる人への配慮や、ルールをはっきりさせてほしいという声も寄せられていました。

「急いでいるときは歩きたい」という声

  • 安全対策なのは分かるけど、時間に余裕がない時って誰でもあると思う
  • 歩く人がいることを前提にしたほうが、逆にスムーズな場合もあるんじゃないかな
  • 止まる人は空いている側ではなく、長い列に並んでほしい

通勤や乗り換えなど、時間に追われているときには「少しでも早く進みたい」と思う人もいるでしょう。片側を歩ける状態にしてほしいという声もあります。

「危険だから歩くのはやめてほしい」という声

  • エスカレーターを歩いたり走ったりするのは危ない
  • 接触して転倒する可能性を考えると、歩行は禁止したほうがいい
  • 危険な行為なのだから、罰則を設けてもいいのではないか
  • すぐ横を歩かれると洋服や荷物が触れる時ってけっこうあるしね
  • 急いでいる人は階段を使ってほしい

このように、エスカレーター上での接触や転倒を心配する声もあります。特に子どもや高齢者、身体を支えることが難しい人にとって、横を人が歩いて追い越していくことを不安に感じる人もいるようです。

「結局どっちなの?」と戸惑う声も

  • 歩くのか止まるのか、人によって対応が違って分かりにくい
  • 立ち止まって乗っていたら、後ろから「止まるなよ」と怒られたことがある
  • 止まっても歩いても文句を言われる状況は納得できない
  • うちのエリアは2列で立ち止まることが定着していて歩く人はほぼいない

地域や駅によって利用者の感覚が異なるだけに、「全国でルールを統一してほしい」という声が出るのも理解できます。

安全と便利さ、どちらも大切だからこそ「分かりやすいルール」を

エスカレーターの「片側空け」は長年の習慣として定着しているだけに、「歩かないで」と呼びかけられても、すぐには意識を変えられない人もいるでしょう。

一方で、歩行中の接触や転倒を防ぐという意味では、立ち止まって利用することの重要性も無視できません。

「急いでいる人への配慮」と「誰もが安全に利用できること」。どちらも大切だからこそ、利用者任せの暗黙のルールではなく、駅や施設側が分かりやすく案内していくことも必要なのかもしれません。

エスカレーターに乗るたびに「今日はどちら側?」と迷うことがないよう、誰にとっても分かりやすい利用方法が定着していくといいですね。


参考:
エスカレーターのご利用について(日本エレベーター協会)

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