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ジェイ・Z、陳述撤回後に恐喝訴訟の再審申請

  • 2026.9.30

ジェイ・Zを性的暴行で訴えた女性が「虚偽だった」と告発を撤回したことを受け、新たな動きが生じている。ジェイ・Zが、女性の代理人だった弁護士トニー・ビュービーらを相手取った恐喝・名誉毀損訴訟について、カリフォルニア州の控訴裁判所に再審理を求める申立てを行った。(フロントロウ編集部)

控訴審はいったん訴えの復活を認めず

事の発端は2024年。ショーン・“ディディ”・コムズが連邦当局に起訴された後、弁護士トニー・ビュービーが代理人を務める女性が、2000年に当時13歳だった自身をジェイ・Zとディディが性的暴行したとして民事訴訟を起こした。ジェイ・Zはその後、ビュービーらを相手取り、恐喝や名誉毀損などを理由にカリフォルニア州で訴訟を起こしたが、第一審裁判所は訴えを退けた。ジェイ・Z側は控訴したものの、カリフォルニア州第二地区控訴裁判所は9月9日、第一審の判断を支持した。

控訴裁判所は、ビュービーが告発内容を虚偽と知りながら、あるいは真偽を無視してジェイ・Zを非難したことを示す証拠はないと判断。ビュービー側は、訴訟提起前に調査を行い、当時は女性の主張が真実だと信じていたことを示す陳述書を提出していた。

「告発者が撤回した今こそ再審理を」

その後、「ジェーン・ドウ」と呼ばれる女性が宣誓陳述書で告発を全面的に撤回し、ジェイ・Zとは一度も会ったことも話したこともなく、自身の主張は虚偽だったと認めた。女性は、今回の陳述にあたって金銭を受け取っていないとも述べている。

ジェイ・Z側はこの陳述を新たな証拠として、控訴裁判所に再審理を求める申立てを提出。女性の新たな陳述によって、恐喝や名誉毀損をめぐる自身の主張を裏付ける証拠が得られる可能性が示されたとして、訴訟を再開すべきだと主張している。

カリフォルニア州での恐喝・名誉毀損訴訟とは別に、ニューヨークの連邦裁判所では、ジェイ・Zがビュービーらを相手取って起こした悪意ある訴追(malicious prosecution)などをめぐる訴訟も進行中。ビュービー側は女性の新たな陳述について異議を唱えており、法廷闘争は今後も続くことになりそうだ。

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