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アジア競技大会の野球日韓戦、韓国で『兵役免除廃止論』に発展する事態に!「おかしな話」と韓国の元国会議員が訴えたワケ

  • 2026.9.29

愛知・名古屋アジア競技大会の野球は、韓国の5連覇で幕を閉じた。

27日の決勝で韓国は日本を3-1で下して優勝。

ただ、今大会で日本と韓国は2度対戦しており、25日の試合では日本が3-1で韓国に勝利していた。

その際には「歴史的大惨事」、「史上最悪の無能監督」、「プロ精鋭がアマチュア選抜に屈辱」などと韓国国内で大バッシングが起きた。

というのも、韓国は国内プロの精鋭揃いだった一方、日本はアマチュアの有力選手と、チーム編成に差があったのだ。

この野球日韓戦が韓国国内で『兵役免除廃止論』に発展しつつあるようだ。

韓国男子には兵役義務があるが、スポーツで優秀な成績を収めた場合は特例として免除される(基礎的軍事訓練には参加義務)。アジア競技大会での優勝も兵役特例(免除)となる。

そうしたなか、韓国の元国会議員であるハ・テギョンが、Facebookにこのような持論を投稿した。

「アジア大会の野球は公正な勝負ではない。アジア大会の金メダルによる兵役特例はすべて廃止すべきだ。

私は国会国防委員会に所属していた頃、芸術・体育分野の兵役特例を縮小させるために尽力した。

なかでも、アジア大会の金メダルによる兵役特例制度は廃止すべきだという立場だった。

特に野球は典型的な不公正勝負だ。韓国だけがプロチームで、他の国はアマチュアチーム。

我々のプロチームは兵役免除というインセンティブがあるから参加しているが、そのような恩恵のない他国は、アジア大会のために自国のプロリーグを中断する価値を見出せない。

だからこそ、韓国はアジア大会の野球で常に金メダルを獲得してきたのだ。

現実には、アジア大会における野球の公正性を損なっているのは、韓国の兵役免除制度である。

いまや韓国は世界クラスの国。そのような国が、単にアジアで1位になったというだけで兵役免除を認めるのはおかしな話だ。

世界一であれば理解できるかもしれないが、アジア大会はそうではない。アジア大会の金メダルによる兵役免除制度は廃止すべき」

58歳のハ・テギョンは、現在、韓国唯一の保険専門教育機関である保険研修院の院長を務めている人物。

1973年に導入された兵役法施行令では、オリンピックでメダル獲得、アジア競技大会で優勝した場合、特例を得られる。

ただ、今大会の韓国野球代表は、アマチュアの日本に一度完敗していたため、金メダルを獲得したとしても、選手たちに兵役特例を与えることが適切なのかという批判が一部から提起されていた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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