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36歳男性「将来について大切な話があります」デート中、バッグから取り出した“A4用紙の束”の内容に女性「思わず絶句してしまいました」

  • 2026.10.28
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

36歳でエンジニア、年収650万円の男性。ロジカルで仕事もでき、何事もルールや公平さを最優先するキッチリしたタイプでした。お相手は32歳の専門職の女性。

二人の交際がスタートしてすぐ、女性は彼の徹底した「ギブアンドテイク主義」に度肝を抜かれます。

前回のデートで彼が全額支払うと、次のデートで彼は会計時にすっと一歩引き、当然のように彼女の顔を見つめました。

「前回は僕が支払ったので、今回はお願いできますか?」

損得勘定というよりは対等でいるためのルールとして割り切るスタイル。

女性は彼の徹底した合理性に「ずいぶん割り切っているんだな」と苦笑いするしかありませんでした。

交際前に渡された「謎の書類」の正体

そんな彼の理系脳が炸裂したのが、真剣交際に進む直前のデートでした。

彼から「将来について大切な話があります」と真顔でバッグから取り出したのは、パソコンで打ち出し、綺麗にホチキス止めされたA4用紙の束。

そこに印字されていたのは、結婚後の生活費の割り振りに始まり、家事の担当曜日、さらには成婚までのスケジュール一覧が刻まれた自作の「結婚生活チェックリスト」だったのです。

「将来のことをここまで具体的に考えてリストにしてきました。確認してもらえますか?」

彼の結婚への真剣さは伝わってきました。しかし、まだお互いの気持ちを育んでいる最中の彼女にとって、あまりにも細かくルール化された書類は契約書のようで、思わず絶句してしまいました。

プールでは甘えるも、お泊まりは拒否

しかし、彼の魅力はそんな理屈っぽさの裏にあるピュアさでした。

温泉プールデートで、普段クールな彼女がふと水中で彼に甘えるように寄り添うと、彼は顔を真っ赤にして照れまくったのです。普段の合理性とのギャップに、彼女の心も思わず揺れました。

さらに、距離を縮めたい彼女が今度1泊でお泊まり旅行に行きませんか、と誘ったときのこと。

「相談所の規約で交際中の宿泊は禁止されていますから、絶対にダメです」

即答で断られたものの、彼女は「この人は冷たいのではなく、不器用なまでに愚直で誠実なのだ」と愛おしく感じるようになっていきました。

二人が辿り着いた「心地よいルール」

とはいえ、このままでは生活が契約書になってしまうと感じた彼女は、ある日のカフェで素直な本音をぶつけました。

「将来を真剣に考えてリストを作ってくれたのはすごく嬉しいです。でも、最初から全部ルールで縛られると少し息苦しくなってしまって……二人で話し合いながら決めていきたいな」

彼女の言葉に、彼はハッと胸を突かれました。自分の計画を押し付けることが、相手を追いつめていたのだと気付いたのです。

「配慮が足りなくてすみませんでした。二人で話し合って作っていきましょう」

自分の非を素直に認め、柔軟に歩み寄ってくれた彼。互いに本音をぶつけ合い、双方の実家への挨拶を経て、二人は見事に成婚退会を果たしました。

婚活において、計画的で公平さを重視する相手は頼もしい反面、ルール化や計算高さが負担に感じられることもあります。

大切なのは、どちらの感覚が正しいか勝ち負けを決めることではありません。自分の違和感を溜め込まずに伝え、二人にとって居心地の良い「公平さ」や「思いやり」の形を一緒に探していくことこそが、幸せな結婚への一番の近道なのです。

※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部内容を改変・再構成しています。


執筆:でぃんでぃん
大手結婚相談所で14年間活動する現役婚活カウンセラー

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