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38歳男性「結婚後の貯金、半分は運用したい」真剣交際前の突然の提案に…女性がすぐに納得できなかったワケ

  • 2026.10.20
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後のお金について話すとき、毎月いくら貯めるかだけでなく、「貯めたお金をどう持つか」まで考え方が分かれることがあります。

預貯金として残しておきたい人もいれば、一部を運用して増やしたいと考える人もいるでしょう。
今回ご紹介するのは、貯蓄そのものには前向きだった二人が、資産運用への考え方をきっかけに真剣交際を一度立ち止まったケースです。

二人とも「将来のために貯めたい」という考えは同じだった

35歳の女性と38歳のAさんは、約3か月にわたって5回以上デートを重ねていました。
交際中には、結婚後も共働きを続けることや、将来的には住宅購入も考えたいという話が出ています。

Aさんはもともと計画的に貯蓄するタイプでした。

毎月一定額を残しながら、個人では資産運用も続けています。

女性もそのこと自体は知っており、「お金をきちんと考えている人」という印象を持っていました。

一方、女性にも貯蓄習慣はあります。
ただし、投資経験はほとんどなく、手元のお金が増減することには不安がありました。

結婚後の共同資金についても、まずは預貯金として確保するものだと考えていたのです。

そのため、二人の間で「貯めるか、使うか」という大きな対立はありませんでした。
違いが見えたのは、その貯めたお金をどこに置くかという部分です。

「二人の貯金も半分くらいは運用したい」で女性が止まった

7回目のデートでは、真剣交際の話も具体的になっていたため、結婚後のお金についても以前より詳しく話します。

毎月の生活費や貯蓄額について話したあと、Aさんがこう言いました。

「二人の貯金も、半分くらいは運用に回したほうがいいと思う」

女性は少し驚きました。

「家を買うためのお金も?」

そう確認すると、Aさんは、

「全部現金で置いておくより、長期なら増える可能性もあるし」

と答えます。

Aさんとしては、共同資金を勝手に使おうと考えていたわけではありません。
むしろ、せっかく長期間貯めるなら、現金のまま置いておくより効率よく増やしたいという考えでした。

しかし女性には、「二人で貯めたお金の半分を値動きのあるものへ回す」という話が想像以上に大きく聞こえました。

  • 住宅購入に使うかもしれない
  • 急な出費があれば必要になるかもしれない

そうしたお金まで減る可能性がある場所へ置くことに、すぐには納得できなかったのです。

男性は“増やさないリスク”、女性は“減るリスク”を見ていた

Aさんは、これまで自分のお金で運用を続けていました。
短期的に値下がりすることがあっても、長期で考えれば現金だけで持つより選択肢が広がる。

そうした考えから、結婚後も資産形成の一部として運用を取り入れたいと思っていました。

一方、女性が重視していたのは、必要なときに確実に使えることです。

特に住宅購入や引っ越し、家電の買い替えなど、数年以内に使う可能性があるお金まで値動きのあるものに回すことには抵抗がありました。

女性が、

「私は、二人のお金が減る可能性があるのはちょっと怖い」

と話すと、Aさんは、

「でも何もしないほうが安全っていう考えだけだと、増やす機会もなくなるよ」

と返しました。

Aさんにとっては、運用しないことにも機会損失があります。
女性にとっては、増えないことより、必要なお金が減る可能性のほうが大きな不安でした。

同じ「将来のためのお金」を見ていても、二人が警戒しているリスクは違っていたのです。

お金を“使う時期”で分けたことで、二人の考えが近づいた

女性は、投資そのものを否定したいわけではありませんでした。
Aさんが自分のお金で運用してきたことについても、やめてほしいとは考えていません。

気になっていたのは、「二人のお金」の扱いです。

そこで二人は、共同資金を一つの大きな塊として考えるのをやめました。

まず、数年以内に使う可能性が高いお金。
住宅購入の頭金や引っ越し費用、生活防衛資金などは、預貯金として確保することにします。

その一方で、当面使う予定のない長期資金については、二人が納得できる範囲で運用を検討する形にしました。

Aさんも「最初から半分」という数字にこだわらず、女性が仕組みやリスクを理解したうえで判断することを受け入れます。

女性も、すべてを現金で持たなければ安心できないわけではないと気づきました。
「自分が理解して、減る可能性も含めて納得できる範囲なら考えてみたい」

そう伝えたことで、二人の話は少しずつ前へ進みます。

最終的に二人は、近い将来使うお金は現金で残し、長期間使わない資金のみ運用を検討することで合意しました。

資産運用への考え方が完全に同じになったわけではありません。

それでも、どちらか一方の方法をそのまま採用するのではなく、二人のお金については二人で決めるという前提を共有できたことで、真剣交際へ進むことになりました。

貯め方だけでなく、“貯めた後どうするか”も結婚前に確認する

結婚後のお金について話す際、毎月いくら貯蓄するかは比較的話題にしやすい部分です。
一方で、そのお金を預貯金で持つのか、運用するのかまでは確認しないまま進むこともあります。

しかし、資産運用への考え方には大きな個人差があります。

  • 値動きがあっても長期的に増やしたい人
  • 増えなくても、必要なときに確実に使える状態を優先したい人

どちらにも理由があります。

大切なのは、どちらかを「正しい」と決めることではありません。

  • いつ使う予定のお金なのか
  • 減った場合に生活へ影響するのか
  • どの程度なら二人とも納得できるのか

こうした部分を分けて考えることで、選択肢は増えます。

また、片方に投資経験がある場合でも、「詳しいほうが決める」という形にはしないほうがよいでしょう。

二人の共同資金であれば、双方が理解し、納得できることが前提です。
今回の二人は、投資するかしないかで決着をつけるのではなく、お金の使用時期によって管理方法を分けました。

資産形成の方法に違いがあっても、その違いを前提にルールを作れるかどうかが、結婚後の家計を考えるうえでは大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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