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42歳男性「そこまで生活を分けたいの!?」真剣交際中に発覚した、相手女性との思いがけない“価値観の違い”とは…?

  • 2026.10.6
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

結婚後は同じ家に住み、同じ寝室で眠る。

特に話し合わなくても、それを自然な夫婦生活として思い描いている人もいるでしょう。

しかし、睡眠の取り方や一人で過ごす空間への考え方は、人によって異なります。

今回ご紹介する42歳の男性も、真剣交際中の39歳女性と新居について話すまで、「寝室をどうするか」が二人の間で問題になるとは考えていませんでした。

男性の中では「夫婦なら同じ寝室」が自然だった

Aさんと女性は、お互いに一人暮らしの期間が長い二人でした。

生活リズムに大きな違いはなく、平日の就寝時間もほぼ同じ。
どちらかが極端な早起きだったり、夜中まで起きていたりするわけでもありません。

交際中には休日の過ごし方や家事についても話しており、真剣交際へ進んだあと、大きな価値観の違いが見つかることもありませんでした。

そんな二人が具体的に考え始めたのが新居です。

Aさんは、リビングと寝室に加えて、仕事や趣味に使える部屋があれば十分だと考えていました。

寝室については、特に女性へ確認したこともありません。

夫婦になれば一緒に眠るものだと思っていたからです。
女性もこれまで、その前提を否定するような話はしていませんでした。

ところが真剣交際後4回目のデートで間取りを見ていたとき、女性が選んだのは、Aさんの想定より一部屋多い物件でした。

「寝室は別々のほうがいいかも」に男性が戸惑った

二人で物件情報を見ながら、「この部屋は何に使う?」と話していたときのことです。

女性が、「できれば寝室は別々のほうがいいかもしれない」と口にしました。

Aさんは予想していなかったため、「寝る部屋を分けたいってこと?」と確認します。

すると女性は、「一人で寝るほうがよく眠れるし、毎日ずっと一緒だと疲れそう」と答えました。

Aさんが引っかかったのは、「一人で眠りたい」という希望だけではありません。
これから結婚する相手から「毎日ずっと一緒だと疲れる」と言われたことで、自分との距離を置きたいのではないかと感じたのです。

「結婚しても、そこまで生活を分けたいの!?」

Aさんがそう尋ねると、女性も戸惑った様子を見せました。

女性としては、一緒に生活したくないという意味で話したわけではなかったからです。

「寝室を別にしたい」

その一言を、女性は快適に暮らすための提案として口にしましたが、Aさんには夫婦としての親密さを拒まれたように聞こえていました。

女性が守りたかったのは“距離”ではなく睡眠だった

女性には、一人暮らしを始めてから長年続いている睡眠の習慣がありました。

寝る前には本を読み、照明を完全に消してから眠る。
夜中に目が覚めやすいため、誰かの寝返りや物音があると、そのまま眠れなくなることもあるそうです。

過去に友人との旅行などで同室になった際も、なかなか眠れず翌日に疲れが残ることがありました。

そのため女性にとって、寝室を分けることは「相手と離れていたい」という希望ではありません。

むしろ、きちんと眠って機嫌よく生活するための方法として考えていました。

「寝るときだけ別で、夕飯を食べたり一緒にテレビを見たりする時間は普通にほしいよ」

そう説明され、Aさんも最初に受けた印象とは違うことに気づきます。

一方で、Aさんにも同じ寝室を希望する理由がありました。
仕事で帰宅が遅くなる日もあるため、「一日の最後くらいは同じ場所で過ごしたい」という気持ちがあったのです。

寝る前に少し話したり、休日の朝に一緒に起きたりすることも、Aさんにとっては夫婦生活の一部でした。

女性には睡眠を守りたい事情があり、Aさんには同じ寝室だからこそ持てる時間を大切にしたい思いがあります。

話してみると、「一緒にいたい人」と「一人でいたい人」という単純な違いではありませんでした。

最初から完全別室にはせず、使える部屋を確保した

二人は、新居を決める前に寝室の使い方をもう少し具体的に考えました。
女性も「結婚したら必ず毎晩別々に寝たい」と決めているわけではありません。

Aさんも、同室で眠ることを条件として押し通したいわけではないと話しました。

そこで選択肢として出たのが、最初から寝室を完全に二つに分けるのではなく、一人でも眠れる部屋を確保しておく方法です。

普段は同じ寝室を使ってみる。

仕事が忙しく翌朝早い日や、どちらかが疲れている日には別室を利用する。
実際に暮らして睡眠への影響が大きければ、その段階で寝室を分けることも考える。

二人は、最初から「夫婦なら同室」「一人で眠りたいなら別室」と固定しないことにしました。

また、寝室を分けた場合でも、就寝前まではリビングで一緒に過ごすなど、二人の時間を別に確保する案も出ています。

Aさんは、「別々に寝たいと言われたときは、夫婦っぽくないと思った」と女性へ伝えました。

女性からも、「私は同じ部屋で寝ることと仲の良さを結びつけていなかった」と返ってきます。

どちらかの感覚を変えるのではなく、それぞれが何を大切にしているのかを確認できたことで、新居選びも再び進められるようになりました。

寝室の形だけで夫婦の距離は決まらない

同じ寝室で眠ることに安心感を覚える人もいれば、一人で休める環境があったほうが快適に暮らせる人もいます。

どちらかが正しいわけではありません。
ただ、自分にとって当たり前の生活スタイルほど、結婚前には話題にしないまま進みやすいものです。

新居を決める段階になって初めて、「同じ寝室だと思っていた」「別々にできると思っていた」と意見が分かれることもあるでしょう。

寝室について話す際には、同室か別室かだけを確認するのではなく、なぜその形を希望するのかまで聞くことが重要です。

睡眠が浅い、起床時間が違う、一人の空間が必要など、理由が分かれば別の方法で調整できる場合もあります。
反対に、同じ寝室を希望する側にも、「夫婦の時間を持ちたい」「寝る前に会話したい」といった思いがあるかもしれません。

同じ家でどのような時間を共有し、どこでは一人になりたいのか。
新居を決める前にそこまで話しておくことで、二人に合った暮らし方を考えやすくなります。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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