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「なぜ韓国に負けたのに日本はこんなに喜ぶのか…ネット上に悪口なし」アジア競技大会、野球日韓戦の『温度差』に韓国が驚いたワケ

  • 2026.9.28

1994年の広島大会以来となる日本での開催となったアジア競技大会。

32年ぶりのアジア制覇を目指した野球は、決勝戦で韓国に敗れて準優勝となった。

今大会で日本と韓国は2度対戦。25日の試合は日本が勝利したものの、27日の決勝では韓国に軍配が上がった。

ただ、日本はアマチュアの有力選手たちが出場したのに対して、韓国は国内プロの精鋭揃いと、メンバー構成に差があった。

そうしたなか、韓国の『SPOTV』は、「韓国に負けたのに、なぜ日本はこれほど喜んでいるのか。韓国は兵役免除、堂々たる銀メダル、グッドルーザー…と悪意あるコメントは全くない」と日本国内の受けとめ方に驚いていた。

「アジア最強国であり、世界レベルの実力を誇る日本野球だが、意外にもアジア大会での金メダルは稀。

最後に金メダルを獲得したのは、自国開催だった1994年の広島大会。それ以降、一度も金メダルには届いていない。

それには理由がある。プロ選手が出場しないからだ。日本はプロ野球が優先で、アジア大会は二の次。

そのため、社会人野球レベルの選手たちが『侍ジャパン』としてチームを編成するが、戦力差は否めない。

今大会でも金メダルを逃したが、実際に称賛されているのは『敗者』である日本だ。

現地でも批判よりも多くの拍手が聞こえてくる。金メダルを獲得したにもかかわらず、試合内容がよくなかったと批判される韓国とはまったく対照的。

日本はプロ選手が一人もいなかったにもかかわらず、韓国や台湾と互角に戦い、それがファンの心を熱くさせた。

時には勝てばすべてが解決することもあり、それが今の韓国。負けても拍手を受けられることがあり、それが今の日本だ。

日本のファンの視線も限りなく温かい。日韓戦は日本でも大きな関心を集める。

敗れたものの、アマチュア選手たちが韓国と互角の試合を展開したことにかなり高い評価を与えているようだ。

韓国にとっては金メダルでなければ失敗だが、日本は韓国に負けても失うものはない」

近年のWBCなどでは日本が韓国を上回ってきたが、アジア競技大会は状況が異なる。

優勝すれば兵役免除となる韓国にとってはアジア制覇が至上命題であり、アマチュアが出場する日本とは温度差がある。

韓国は日本との一戦目に負けた際、「歴史的大惨事」、「プロ精鋭がアマチュア選抜に屈辱」、「史上最悪の無能監督」などと国内で強烈な批判に晒された。一方、決勝で敗れた日本では好意的な声が多かったとその落差に韓国側は驚いているようだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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