1. トップ
  2. エンタメ
  3. あのウィル・スミスのビンタに“喜んだ”俳優がいた! ロブ・ロウ、33年間引きずった“オスカー史上最悪の黒歴史”を告白

あのウィル・スミスのビンタに“喜んだ”俳優がいた! ロブ・ロウ、33年間引きずった“オスカー史上最悪の黒歴史”を告白

  • 2026.9.28

2022年のアカデミー賞で世界中に衝撃を与えた、ウィル・スミスによるクリス・ロックへの“平手打ち事件”。会場が騒然となるなか、密かに「喜んでいた」という俳優がいたようだ。

その人物とは、『セント・エルモス・ファイアー』『アウトサイダー』などで知られる俳優ロブ・ロウ。もちろん、平手打ちそのものを歓迎していたわけではない。そこには、彼が33年間引きずってきた“オスカーの黒歴史”が関係していた。

「僕だけは喜んでいた」ウィル・スミスの平手打ちを見たロブ・ロウの本音

ロブは先日、アンディ・コーエンのSiriusXM番組に出演。2022年の第94回アカデミー賞で、ウィル・スミスがステージ上のクリス・ロックを平手打ちした瞬間を振り返った。

「ウィル・スミスがクリス・ロックを平手打ちしたとき、僕だけは喜んでいたんだ」

そう冗談交じりに明かしたロブ。その理由について、「これでオスカー史上最悪の瞬間は、あっちになったと思った」という趣旨で説明した。

しかし、ロブの期待とは裏腹に状況は変わらなかったようで、「結局、今でも毎年いじられている」と笑いながら語っている。

【動画】世界を騒然とさせたウィル・スミスの“平手打ち事件”

では、ロブがそこまで忘れてほしいと願う“オスカー史上最悪”の出来事とは、一体何だったのだろうか。

1989年のアカデミー賞、白雪姫と「Proud Mary」を熱唱

問題の出来事が起きたのは、1989年3月29日に開催された第61回アカデミー賞。

授賞式のオープニングでは、白雪姫に扮した女優アイリーン・ボウマンが登場し、ハリウッドを舞台にした約10分間の大がかりなミュージカルが展開された。

そして途中から登場したのが、当時24歳だったロブ・ロウだ。

ロブは白雪姫とともに、CCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の名曲「Proud Mary」の歌詞を変えたパロディ版をデュエット。派手な歌とダンスを披露したものの、この演出は放送後に激しい批判を浴びることになった。

【動画】ロブ・ロウが白雪姫と熱唱した“伝説のオスカー黒歴史”

ディズニーがアカデミーを提訴する事態に

騒動は「演出が不評だった」だけでは終わらなかった。

ウォルト・ディズニー・カンパニーは翌日、アカデミー側が許可なく「白雪姫」のキャラクターを使用したとして、著作権侵害などを理由に連邦裁判所へ提訴した。

その後、アカデミーがディズニー側に正式に謝罪。ディズニーは訴訟を取り下げ、問題は和解に至っている。

さらに約1か月後には、ポール・ニューマン、グレゴリー・ペック、ジュリー・アンドリュース、ビリー・ワイルダーら17人の著名な俳優・映画人が、この年の授賞式について「アカデミーと映画業界双方にとって恥ずべきものだった」とする抗議書簡を送る事態にまで発展した。

こうしてロブが出演したオープニングは、その後長年にわたり“オスカー史上屈指の失敗演出”として語られることになった。

33年後、ようやく自分の黒歴史を超える事件が起きたと思ったが…

それから33年。

2022年のアカデミー賞で、クリス・ロックがジェイダ・ピンケット・スミスについてジョークを飛ばしたことをきっかけに、夫ウィル・スミスがステージへ上がり、クリスを平手打ちするという前代未聞の騒動が発生した。

世界中が騒然となったあの瞬間、ロブの頭に浮かんだのは、自身の1989年のオープニングだったというわけだ。

「これでもう、自分の出演したオープニングが“オスカー史上最悪”とは言われないだろう」――そんな期待を抱いたロブだったが、37年が経った現在もなお、あのパフォーマンスは語り継がれている。

ちなみにロブは以前、出演後に舞台裏で伝説的女優ルシル・ボールから歌を褒められたことも明かしている。

本人にとっては散々な“黒歴史”でありながら、今では自ら笑い話にできる、ハリウッド史に残る一夜となっている。

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ