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世界的大ヒットスリラー映画の原作者が後悔「今なら書けない」その理由とは

  • 2026.9.26

2006年に亡くなった、世界的大ヒットスリラー映画の原作者。彼は原作小説を出版したとき、自らが架空の悪役として書いた存在によって、何百万人もの“海へ入ること”への意識を変えるとは想像もしていなかったと言います。「もう二度とこの作品を書くことはできない」と語った彼に、一体何があったのでしょうか?

自らが生み出した“根深いトラウマ”

画像: 自らが生み出した“根深いトラウマ”

世界的に有名なスリラー映画『ジョーズ』の原作者、ピーター・ベンチリー。世界中の人々にサメへの恐怖心を植え付けるきっかけを作った彼は、その後の人生を、サメへのイメージを変えるための活動に費やしました。

ベンチリー氏はサメに関する知識を深めるなかで、自身の小説に多くの誤りがあったことに気付いたといいます。サメは海の生態系に欠かせない一方、繁殖に時間がかかり、減少した個体数の回復には何世代もかかる可能性があるそう。

こうしたサメの脆弱性を知ったベンチリー氏は、65歳で亡くなるまで保護活動に力を注ぎ続けました。

人々の心に本当に残ったものとは?

彼の死後は妻のウェンディ・ベンチリーが遺志を引き継ぎ、『ジョーズ』が持つ複雑な二面性について振り返ってきました。2025年にはNBC Insiderのインタビューで、映画がサメへの恐怖をあおり、サメ釣り大会が相次ぐという悪影響をもたらした一方で、サメや海への純粋な好奇心も生み出したと語っています。

「『ジョーズ』が残したものは、サメへの関心が50年間続いてきたことだと思います」とAwards Focusに語ったウェンディ。「これからさらに50年続いてほしいです」と願いを明かしました。

Photo:Magnific

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