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『きっと、うまくいく』のアーミル・カーン、9年ぶり日本公開作は傲慢なバスケコーチの物語

  • 2026.9.26

『きっと、うまくいく』の主演で世界中を魅了したインド映画界のスーパースター、アーミル・カーン。その主演最新作『Sitaare Zameen Par(原題)』が、邦題『シターレ!星屑たちのミラクル・チーム』として2027年春に日本で公開されることが決まった。アーミル・カーンの作品が日本の劇場にかかるのは、実に9年ぶりとなる。(フロントロウ編集部)

映画『シターレ!星屑たちのミラクル・チーム』でコーチのグルシャンを演じるアーミル・カーンとチームのメンバー
©Aamir Khan Productions 2025

挫折したコーチが、障がいのある選手たちのチームを任される

アーミル・カーンが演じるのは、バスケットボールコーチのグルシャン。かつては将来を嘱望されながら、いまは挫折を味わい、しかも傲慢で気難しい男だ。そんな彼が社会奉仕活動の一環として、障がいのある成人たちのバスケットチーム「シターレ」を指導することになり、人生に予期せぬ転機が訪れる。

タイトルの「シターレ(Sitaare)」は、ヒンディー語で「星々」を意味する言葉。劇中のチーム・シターレのメンバーには、広範なオーディションで選ばれた、実際に障がいのある10人の新人俳優が起用されている。選手たちとの交流を通して少しずつ変わっていくコーチの姿を、アーミル・カーンはユーモアと温かみのある演技で見せる。

観客席の前で指を立てて語りかけるアーミル・カーン演じるグルシャン
©Aamir Khan Productions 2025

スペインのヒット作の公式リメイクで、『地上の星たち』の精神的続編

本作は、スペインで2018年の興行収入1位に輝いた『だれもが愛しいチャンピオン』の公式リメイク。同時に、アーミル・カーン自身が映画初監督を務めた『地上の星たち』(2007年)の精神的続編にも位置づけられている。“完璧ではない自分を愛し、互いのありのままを受け入れる”という多様性とインクルージョン、ニューロダイバーシティの考え方を、笑いと涙のあるヒューマンコメディとして描いた作品だ。インド本国では興行収入32億円を突破する大ヒットを記録した。

監督はR・S・プラサナ。共演にはジェネリア・デシュムク、グルパル・シン、ドリー・アルワリア、ブレジェンドラ・カラらが名を連ねる。アーミル・カーンは主演に加えて製作も務めている。

夜のテラスに立つアーミル・カーンとジェネリア・デシュムク
©Aamir Khan Productions 2025

俳優としても、製作者としても

アーミル・カーンといえば、2009年の『きっと、うまくいく』が世界的な大ヒットとなり、スティーヴン・スピルバーグ監督が3回観たと絶賛したことでも知られる。その後も『ダンガル きっと、つよくなる』や『PK』などの話題作を送り出してきた。製作者としても、2024年に日本で公開されて話題を呼んだ『花嫁はどこへ?』を手がけている。

『シターレ!星屑たちのミラクル・チーム』は、2027年春、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。配給はギークピクチュアズ。

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