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秋の乾燥・ごわつき対策!プロが教える角質&保湿ケア3つのポイント

  • 2026.9.25

暑さがやわらぐ秋は、空気の乾燥が進み、肌のつっぱりやごわつきが気になりやすくなる季節です。夏に浴びた紫外線の影響が気になり、角質ケアや美白ケアを始めたいと考える方もいるでしょう。
ただし、肌の状態を早く整えようとして、落とすケアや新しい化粧品を一度に増やすと、かえって乾燥や刺激につながることがあります。
秋のスキンケアで大切なのは、「落としすぎない」「しっかり保湿する」「紫外線対策を続ける」の3つです。肌をいたわりながら、季節に合わせてお手入れを見直してみましょう。
エステティシャンの石井良子さまによる解説です。

この記事のポイント
・秋のごわつきが気になっても、角質を取りすぎない
・洗顔や入浴後は、肌が乾ききる前に保湿する
・秋も日焼け止めを適量使い、必要に応じて塗り直す

秋に肌の乾燥やごわつきを感じやすいのはなぜ?

肌の一番外側にある角層には、水分を保ち、乾燥や外部からの刺激を防ぐ役割があります。気温や湿度が下がる秋は、肌の水分が失われやすくなり、つっぱりやかさつき、ごわつきを感じることがあります。
表皮では、新しい細胞がつくられ、やがて角層となって自然にはがれ落ちる新陳代謝が行われています。一般に「ターンオーバー」と呼ばれる働きです。
若い健康な肌の方で約28日、30代で35~40日、40代で約45日、50代は55日以上かかるといわれています。
年齢だけでなく生活習慣などによってサイクルがさらに乱れることもあります。
秋は、夏に受けた紫外線のダメージによりサイクルが乱れがちに。
そのほか乾燥も肌のバリア機能を低下させる要因になりターンオーバーが乱れます。
ただし、その周期には年齢だけでなく、肌の部位や健康状態などによる個人差があります。
ごわつきやくすみ、ニキビなど、すべての肌悩みを「ターンオーバーの乱れ」だけで説明することはできませんが、まずは摩擦や洗いすぎを避け、保湿を中心としたシンプルなケアで肌の状態を見ていきましょう。

角質ケアは「落としすぎない」ことが大切

ピーリング化粧品や酵素洗顔、スクラブなどの角質ケアは、肌表面の古い角質や汚れを取り除き、なめらかに整えるために使われます。
一方で、角質ケアはすべての人に必要なものではありません。
乾燥や赤み、かゆみがあるときや、日焼け直後などは、刺激になる可能性があるため控えましょう。

AHA・BHA・酵素洗顔を使うときの注意点
AHAやBHA、酵素などを配合した製品は、成分の種類や濃度、使用方法がそれぞれ異なります。
通常は週に1~2回、いつものケアにプラスしてみましょう。
製品に記載された使用方法を守ること、刺激を感じることもあるので使用した後の肌の状態を確認しながらおこないましょう。

スクラブは力を入れず、やさしく使う
塩やシュガーなどの小さな粒子を配合した洗顔やマッサージクリームもあります。
スクラブを使用する場合は、顔や使用部位に適した製品を選び、力を入れずにやさしくなじませます。
粒子で強くこすると、肌への刺激や乾燥につながります。使用中にヒリつきや赤みが出た場合は、すぐに洗い流して使用を中止しましょう。

角質ケア製品を初めて使う場合は、少ない頻度から試しましょう。
複数の角質ケア製品を同じ日に重ねたり、強い刺激を感じても使い続けたりすることは避けてください。
使用後は十分に保湿し、日中は紫外線対策を行います。

秋の保湿ケアは洗い方から見直そう

乾燥が気になるときは、保湿化粧品を増やすだけでなく、洗顔や入浴の方法を見直すことも大切です。
熱いお湯や洗浄力の強い製品、タオルによるこすり洗いは、肌に必要な皮脂まで落とし、乾燥を招くことがあります。ぬるめのお湯と肌に合った洗浄料を使い、手でやさしく洗いましょう。
洗顔後や入浴後は、タオルで押さえるように水分を拭き取り、肌が乾ききる前に保湿します。

化粧水だけでなく乳液やクリームも活用する
化粧水は肌に水分を与えますが、乾燥が気になる場合は、乳液やクリームなどを重ねると水分の蒸発を抑えやすくなります。
使用するアイテムの数を増やすことよりも、自分の肌に合ったものを適量、継続して使うことが大切です。

ひじ・膝・かかとは重点的に保湿する
ひじや膝、かかとは皮脂が少なく、摩擦も受けやすいため、乾燥して硬くなりやすい部分です。
入浴後にクリームや軟膏タイプの保湿剤を塗り、乾燥から守りましょう。
硬いかかとのケアには尿素配合のクリームの使用がおすすめです。
無理に削ったり、強くこすったりすると、ひび割れや炎症の原因になります。深いひび割れや痛みがある場合は、自己流のケアを続けず皮膚科に相談してください。

秋も紫外線対策を続けよう

秋は真夏より日差しが弱く感じられますが、紫外線がなくなるわけではありません。
日焼け止めに表示されるSPFは主にUV-B、PAはUV-Aを防ぐ効果の目安です。
数値の高さだけで選ばず、通勤や買い物、屋外レジャーなど、過ごし方に合わせて選びましょう。
日焼け止めは、十分な量をムラなく塗ることが大切です。
汗をかいたときや、タオルや衣類でこすれたときは塗り直し、長時間屋外で過ごす場合は2~3時間を目安に塗り直します。
帽子や日傘、衣類なども組み合わせると、より紫外線を避けやすくなります。
日焼け止めには、紫外線吸収剤を配合したものや紫外線散乱剤を配合したもの、両方を配合したものなど、さまざまな種類があります。
自身の望む効果や肌に合ったものを選びましょう。

「美白化粧品」はシミを防ぐためのケア

薬用美白化粧品における「美白」とは、主にメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことを指します。
すでにできているシミを消したり、肌本来の色を白く変えたりするものではありません。
厚生労働省が認可した美白有効成分には、ビタミンCやアルブチン、コウジ酸など様々なものがあります。
目的や効果がご自身に合ったものを選びましょう。
使用する場合は、効能や使用方法を確認します。
使用量や使用頻度をしっかり守りましょう。
美容液やクリームは、両頬、額、鼻、あごの5か所に置き顔の中心から外側に向い、丁寧になじませていくと、むらなくきれいに伸ばせます。
また、美白ケアは紫外線対策と組み合わせましょう。

季節が移り、気温や気候が不安定になるときはお肌も乱れがち。
ていねいなスキンケアで、お肌を大切に。

執筆者


石井良子
エステティシャン

「不変美を追求する」を掲げるエステサロン「Calmファルコン」代表。
下着補整からエステまで幅広い美容知識を持ち、エイジングケアやボディメイクに定評がある。
2024年に広島でサロンを立ち上げ、安心・安全・確実をモットーに最新マシンと確かな技術で、美をサポート。
女性事業家9名で「ボディメイクから撮影まで」をキャッチコピーに結婚式など輝く瞬間に向かって長期的に美容をサポートするチームも立ち上げている。

Calmファルコン
https://calm-farcon.com/

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