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「世界で最も裕福な(元)サッカー選手」純資産ランキングTOP6!経営者になったベッカムは何位?

  • 2026.9.24

世界最高峰のサッカー選手は、ピッチ上の活躍で巨額の報酬を手にするもの。ただ、彼らの財産は年俸や移籍金だけで積み上がるものではなく、スポンサー契約や広告出演、自身のブランド展開、さらにはクラブ経営にも進出する者も多い。

今回は『GIVEMESPORT』から、(元)サッカー選手の歴代推定純資産ランキングのトップ6をご紹介する。

6位:デイヴ・ウィーラン

推定純資産:2億1000万ドル(およそ323億円)

今回のランキングで、最も意外な名前かもしれない。デイヴ・ウィーランは、1950年代から60年代にかけてブラックバーン・ローヴァーズやクルー・アレクサンドラでプレーした元選手だ。ロナウドやメッシのような世界的スターだったわけではない。

その源泉は、引退後の事業にある。29歳で引退したあと、最初に成功を収めたのは小売業だった。ディスカウントストア事業を軌道に乗せるとスポーツ用品販売へ進出し、チェーン「JJB Sports」を大きく育ててイギリスを代表する実業家の一人になった。

さらに1995年には、当時イングランド3部のウィガン・アスレティックを買収。私財を投じて新スタジアムの建設や戦力強化を進め、2005年にはクラブ史上初のプレミアリーグ昇格を果たした。2013年にはFAカップ優勝も果たすなど成功を収めた。昨年89歳で死去している。

5位:キリアン・エムバペ

推定純資産:2億5000万ドル(およそ385億円)

まだ20代でありながら、歴代の名選手を上回る資産を築いているのがキリアン・エムバペだ。1998年生まれのフランス代表FWは、モナコの下部組織からトップチームへ昇格し、10代で欧州を代表するアタッカーになった。

その資産を支えるのは、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリーから受け取ってきた巨額の年俸に加えて、世界トップクラスの肖像権や広告契約だ。ナイキ、ウブロ、EA SPORTSといった世界的企業が広告塔として起用し、サッカーを見ない層にまで名前が届いている。

上位6人では最年少で、まだ財産の中心は引退後のビジネスではなく、現役選手としての市場価値とスポンサー収入にある。

4位:ネイマール

推定純資産:4億5000万ドル(およそ693億円)

バルセロナからパリ・サンジェルマンへと移った際にサッカー史上最高額の移籍金を記録した彼は、総資産ランキングでも上位に入った。

彼の財産面の大きな転機は、2023年のサウジアラビア移籍だった。アル・ヒラルと巨額の契約を結び、世界でも突出した報酬を受け取る一人になった。もっとも、代表戦で負った膝の大怪我などで十分な出場機会は得られず、2025年に古巣サントスへ戻っているが。

それでも、築いたブランド価値は簡単には揺らがない。スポーツブランドとのスポンサー契約、広告や肖像権の収入に加え、SNSでの発信力やファッション、エンターテインメント分野での存在感も大きい。

3位:デイヴィッド・ベッカム

画像: (C)Getty Images
(C)Getty Images

推定純資産:7億ドル(およそ1078億円)

引退してから資産を増やした、サッカー界の代表的な成功者である。

そのルックスと精度の高い右足を武器に、1990年代後半から世界的なスターになった。髪形やファッション、私生活まで注目を集める文化的アイコンとなり、スポーツ選手の枠を飛び越えたタレントであった。

そして財産形成の鍵となったのが、2007年のロサンゼルス・ギャラクシー移籍だ。当時のMLSでは異例の大型契約に加え、リーグの収益に関わる条件と、将来的に新クラブを設立できる権利も手に入れた。

この権利が、のちに大きな価値を生む。ベッカムは2500万ドルで新規参入クラブを立ち上げる権利を行使し、インテル・マイアミの創設に参画。共同オーナーとしてクラブのブランドを育てていった。

最大の転機は2023年、長年追い続けたメッシの加入だ。人気は世界的に跳ね上がり、チケット、ユニフォーム、スポンサー契約と、あらゆる分野で商業規模が拡大する。『Forbes』による2026年のクラブ評価額は約13億〜14億ドル規模に達し、ベッカムの持ち分の価値も大きく上昇した。また、2026年ワールドカップに関連した多数の広告契約も収入につながったという。

2位:リオネル・メッシ

推定純資産:10億ドル(およそ1540億円)

史上最多8度のバロンドールを受賞した男は、資産でも桁違いの数字を残している。

バルセロナ時代には世界最高水準の年俸を受け取り、2021年に移籍したPSGでも大型契約を結んだ。そして2023年、新天地にインテル・マイアミを選ぶ。この移籍の特徴は、年俸だけで契約が組まれていなかった点にあるという。

報道によれば、MLSの関連企業であるAppleやアディダスとの収益分配に加え、将来的なクラブの持ち分に関する条件も盛り込まれているという。メッシの加入でクラブの知名度は世界規模に広がり、事業も急成長した。

アディダスをはじめとする世界的企業との広告契約も、長年の大きな収入源だ。選手としての年俸、スポンサー収入、そしてアメリカでの新しい契約モデル。その3つが10億ドルの資産を形作っている。

1位:クリスティアーノ・ロナウド

推定純資産:12億ドル(およそ1848億円)

世界的スターが並ぶランキングの頂点に立ったのは、クリスティアーノ・ロナウドだった。

彼の財産面における大きな転機は、2023年に始まったサウジアラビアでの挑戦だ。アル・ナスルと巨額の契約を結び、2025年には新たな2年契約を締結。報道ではこの契約だけで4億ドルを超える規模とされる。

もちろん年俸以外の柱も太い。ナイキとの長期契約をはじめ世界的企業の広告塔を務め、イニシャルと背番号を組み合わせた「CR7」ブランドでアパレルや下着を展開。

ホテル事業では「Pestana CR7」を手がけるなど、名前そのものを多方面の収益へつなげてきた。2026年には41歳を迎えたが、現役を続けながら事業の規模も広げ続けている。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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