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【涙腺崩壊の実話】ステージⅣのがん治療を中断し、母になる決意…川口春奈×高杉真宙が演じた命の記録映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』10月2日公開

  • 2026.9.21

テレビ番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』でも取り上げられ、日本中の涙を誘った若き夫婦の愛の物語が、映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』として10月2日より全国公開されます。
21歳でステージⅣの大腸がんを患いながらも、抗がん剤治療を遅らせて我が子を産むという究極の選択をした遠藤和(のどか)さんと、彼女を支え続けた夫・将一さん。この過酷な運命を懸命に生き抜いた夫婦を熱演した、川口春奈さんと高杉真宙さんにGLOW ONLINEが直撃インタビュー!
作品への熱い思いや、命と向き合って感じたことを語っていただきました。


絶望の中で希望を見つけた夫婦の実話。映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』

©遠藤和/小学館 ©2026『ママがもうこの世界にいなくても』製作委員会

映画予告はこちらから!

抗がん剤治療を中断して子どもを産むという選択

物語の舞台は、2018年、青森県。21歳の和さんは、5年生存率約15%のステージⅣの大腸がんと診断された。抗がん剤治療の説明とともに、がんでも子どもを産めると知った和さんは、絶望の中でも希望を見つけ、がん治療を遅らせて卵子凍結を決意。ふたりは奇跡的に自然妊娠で子どもを授かり、2020年、和さんはママになる夢を叶えた

そして娘が1歳になるのを見届け、2021年9月8日にこの世を旅立った。本映画は、「娘のために記録を残したい」という思いから、和さんが亡くなる10日前まで綴り続けた手記をベースにしたもの。抗がん剤治療を中断してでも子どもを産むという、正解のない問に向き合い続けた遠藤夫妻とその家族の姿が、ひたむきで濃厚な芝居を通して描かれている。

大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)、『silent』(CX)など、話題作への出演が絶えない川口春奈さんと、大河ドラマ『光る君へ』(NHK)、映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』など、確かな演技力で活躍の場を広げている高杉真宙さん。苦難に向き合う若い夫婦を熱演したおふたりに、作品のことからお互いのことまで、ざっくばらんに伺った。

【川口春奈&高杉真宙インタビュー】全身全霊で演じた夫婦の「ブレない強さ」

――共演前の印象と、お仕事された後の印象に変化はありましたか?

©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

川口春奈(以下、川口):高杉さんは、優しくて穏やかで、凪のような感じの方なのかなっていう勝手な印象があったのですが、それは撮影でご一緒した後も大きく変わることはありませんでした。むしろ役柄的にも、支えてもらう、助けてもらう、見守ってもらうという関係性だったので、高杉さんご自身が穏やかで優しく、ブレることなくそこにいてくれることにとても助けられました。一緒に本当に現場を戦ってくれた、戦友のような存在です。

高杉真宙(以下、高杉):過去の作品を観ていると、川口さんは笑顔が印象的で可愛らしいけれど、同時に芯が通ったイメージもありました。この作品では大変な役を演じながらも、周りのことを気遣っていらして、優しく愛情深い方だと感じましたね。それは、和さん役に通ずるものがあると感じました。一緒にお仕事をしていて本当に楽しい、素晴らしい人格の方なのです。

“正解のない問い”に向き合う。演じた役柄から感じたこと

――演じた役柄(和さん、将一さん)から感じたことはありますか?

川口: まだ若く、これからという年齢でありながら、あれほど強くブレずにいられる。和さんは、本当に芯のある女性だと思いました。存在そのものがとても大きく、力強い人だったのだと感じながら演じていました。

高杉: 最初に病気がわかったとき、将一さんはたぶん今の僕よりも若かったと思います。その若さで覚悟を決めて、自分たちが選んだ道を、揺れながらも迷いなく進んでいく。その姿は本当に尊敬しますし、そういう気持ちで演じていました。お互いにきっと不安はあったと思うんです。でも、それを見せないように努めながら、日常を日常として送っていく。その姿に、演じていて心を動かされる瞬間がたくさんありましたね。

大切な人へ思いを伝えること、「自分らしく生きる」ということ

――映画のテーマのひとつでもある「自分らしく生きること」について教えてください。

©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

川口自分らしさって、意外と自分でもわからないものだと思うんです。でも、その時その時で感じた直感とか、素直な気持ちとか、そういうものは周りに流されずに持っていたいなと思います。シンプルですけど、自分の気持ちに素直になりたいということは、いつも感じていますね。

高杉: 僕自身にとってもテーマですね。今はすごく多くの人の言葉が目につく時代で、それは僕たちの職業だけではなくて、多くの皆さんも同じだと思うんです。だから、誰かの言葉に流されないというか、他人を羨まないことは、自分を保つためにもすごく大事だと思っています。その人の人生はその人の人生だし、見えているものがすべてじゃない。そういう気持ちですね。

――作品を通して、大切な人に伝えたくなったことはありますか?

川口: 割と気持ちは日頃から伝えているほうだと思います。周りの人たちを大切にすることや、時間を作ったり、思いを伝えたりすることは、やはり大切だと改めて感じました。

高杉: 普段から気持ちを伝えることは心がけているつもりなんですけど、改めて考えてみると、親に「大好き」「愛してる」って伝えることは、すごく久しく言っていなかったかもしれないです。やっぱりすごく気恥ずかしいことではあるんですけど、重要なことですよね。最近だと、僕の誕生日に弟からメッセージが来なかったんです。それで「来てないよ」って伝えてみました。無視されましたけど(笑)。まあ、そんな瞬間もありますけど、家族って大事だなと思いながら過ごしています。

日常で支えられている言葉は「なんとかなる」「まあ、いっか」

――落ち込んだとき、支えになる言葉はありますか?

©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

川口ベースに「なんとかなる」と思っているんです。なんとかならなくても、なんとかなるって信じている。起こるすべてのことには、そのタイミングで必ず意味があると思うし、もちろん、いいことばかりじゃないです。でも、そういうふうに考えると、落ち込んでも自分を保てるんですよね。

高杉: 僕も似たような感じですね。支えられている言葉は、「まあ、いっか」なんです。起こった事実は変えられないけれど、頑張って忘れて、次につなげていくことが重要だと僕は思っています。考えなきゃいけない瞬間もいっぱいありますけど、考えすぎても仕方がないことも結構あるので、「まあ、いっか」という言葉は僕の中では大事にしていますね。

GLOW読者へのメッセージ「どう感じたか、大切な人とシェアして」

――GLOW読者にメッセージをお願いします

川口 どう見ていただいても、どう感じていただいても、正解はないと思います。改めて自分と向き合うきっかけや、大事な人、家族、お子さん、そういう人たちを思う時間になっていただければうれしいなと思います。

高杉: 伝わってほしい思いはたくさんあるんですけど、それは観てくださる方たちそれぞれの感覚なので、まずは観ていただくことがいちばん重要だと思っています。ひとまずは何も考えず観ていただけるとありがたいです。そのうえで、自分がどう感じたかを、家族や大切な人とシェアできる作品なんじゃないかなと思っています。

『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』インフォメーション

©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」
全国映画館にて10月2日(金)全国公開 配給:東映 原作:遠藤和「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」(小学館刊) ©遠藤和/小学館 ©2026「ママがもうこの世界にいなくても」製作委員会

あらすじ
話題作への出演が絶えない川口春奈、高杉真宙が夫婦役で共演。小林聡美、デビッド伊藤、松本穂香、星野真里、森田望智ら名優たちも集結。21歳で大腸がんのステージⅣを宣告された和と、彼女を「一生大切にする」と誓った夫・将一の、揺れ動きながらも真っ直ぐに生き抜いた実話を、命の重さと愛の尊さをみずみずしく描いた作品。

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