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9年前の“独占配信ドラマ”が再注目「全員、天才だと思う」「もっと知られるべき」“完成度の高さ”が評価される一作

  • 2026.11.1
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左から豊本明長、飯塚悟志、角田晃広

10月19日にスタートした月10ドラマ『南田南弁護士は天才肌』で、角田晃広が演じる父親役に注目が集まっている。そんな角田が主演を務めた作品が、2017年のHulu『漫画みたいにいかない。』だ。売れない漫画家とその周りの人々が織りなす、シニカルな笑いと哀愁に満ちた世界を、あらためて振り返りたい。

※以下本文には配信内容が含まれます。 

売れない漫画家と個性豊かな面々が織りなす悲喜劇

『漫画みたいにいかない。』は、2017年10月31日からHuluで独占配信された全10話のシチュエーション・コメディだ。1話あたり約22分と短く、テンポよく楽しめる。放送作家のオークラがオリジナル脚本を手がけ、初監督にも挑戦した。主人公は、売れない中年漫画家の戸塚オサム(角田晃広/東京03)。根拠のない自信で漫画家を目指したものの、ヒット作に恵まれず、うだつの上がらない日々を送っている。

そんなオサムを取り巻くのは、癖の強い面々だ。ワケありの一人娘・高橋るみ(山本舞香)、漫画制作を支えるアシスタントの荒巻弘彦(山下健二郎/三代目 J SOUL BROTHERS)、担当編集者の足立徹(豊本明長/東京03)、幼なじみで定食屋を営む鳥飼昭雄(飯塚悟志/東京03)。オサムの事務所兼自宅を舞台に、漫画制作そっちのけで次々と問題が持ち込まれる。

東京03の3人に、三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎、山本舞香が加わった異色のキャスト陣も見どころ。登場人物たちのかみ合わない会話や、誰もがどこか不器用な姿を通して、大人の日常に潜むおかしさや切なさが描かれている。

本作はHuluでの配信後、2018年1月に日本テレビ系で地上波放送され、同年4月には舞台版も上演された。2019年には続編『遊戯みたいにいかない。』も配信されている。ファミコン世代とスマホゲーム世代の摩擦などを題材に、世代間のギャップをシニカルな笑いで描いた作品だ。

一方、月10の『南田南弁護士は天才肌』で角田が演じるのは、主人公の南田南(芦田愛菜)の父・南田誠だ。おむすび店を営み、娘の成長を温かく見守る人物である。法廷ドラマで父親役を演じる角田だが、『漫画みたいにいかない。』では、情けなくも憎めない中年漫画家をコミカルに体現している。同じ俳優が演じる異なる人物像を見比べるのも、作品を楽しむポイントになりそうだ。

「全話面白い」の声が集まる

『漫画みたいにいかない。』には、独特のテンポや笑いのセンスを評価する声が寄せられている。SNSでは「ちょうどいいテンポでちょうどいい笑い、すべてがちょうどいい」「全話おもしろい」「もっと知られるべき」といった感想が見られ、作品全体の完成度を評価する反応が上がっている。

また、脚本やキャストに注目した投稿もあり、「脚本も出演者も全員、天才だと思う」「出演者がいい味出してる」と、作り手と演者の魅力を評価する声も。さらに、「ただただ笑顔になれるドラマ」と、気負わずに楽しめる作品として支持する感想も寄せられている。

大きな事件や劇的な展開だけに頼らず、登場人物たちの不器用さや人間くささを笑いに変えていく『漫画みたいにいかない。』。角田の月10ドラマ出演をきっかけに、かつての主演作を見返してみるのもよさそうだ。


出典:Huluオリジナルドラマ『漫画みたいにいかない。』より

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